2013年11月18日

ラーメン巡りの工夫。


「和歌山ラーメンタクシー」無理があった? 味は濃厚、結果はさっぱり http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131116-00000519-san-soci
 和歌山市の肝いりで昨年10月末に始まった「和歌山ラーメンタクシー」事業が、利用客低迷で苦戦している。タクシー運転手のガイドで、とっておきのラーメン店に連れていってくれるサービスは当初、テレビや新聞などで大々的に取り上げられ好発進したように見えた。しかし1年たっていざ市内を見渡すと、ラーメンタクシーを示す赤いステッカーの車はほとんど見かけない。博多ラーメンの街、福岡でも「らーめんタクシー」が走っているが、こちらも振るわないようだ。世にラーメン好きは多く、観光と店舗案内を結びつけるアイデアは悪くないと思うのだが、何がマズかったのか。(地主明世)

 ■ラーメン店をめぐるものではない?

 週末のお昼どき、JR和歌山駅前から、予約をしていたラーメンタクシーに乗り込んだ。「行きたいお店はありますか?」との運転手の問いかけに、いよいよ始まると気持ちを高ぶらせた。

 「あまり詳しくないので、運転手さんおすすめの店をめぐってください」。そう願いすると、「えっ、めぐるんですか」と驚いたような返事。ラーメンタクシーは「めぐる」ものではなかったのか-。

 「どんぶりはフルサイズなんで、そんなにたくさんは食べられないんじゃ…」と心配そうな運転手。3店、4店をめぐるのは一般的でなかったのだ。

 和歌山ラーメンタクシーは、市が県タクシー協会などに呼びかけ、昨年10月31日にスタートした。市の研修と試験を受けた運転手が車中で店舗情報や和歌山ラーメンの歴史などを紹介し、提携する約60軒のラーメン店から乗客の好みの味や店の雰囲気に合わせ、最適の店に連れて行く。

 開始当初は話題を集めたものの、利用は低調で、市が利用実績をまとめているタクシー業者に聞き取ったところ、1カ月に延べ30件程度の利用だという。市内で呼び止めたりホテルから予約するなどのケースがあるため実際の数字は定かではないが、担当者は「利用客数は少ない印象」だという。

 低迷の理由としてあげられるのが、タクシーや店に値引きなどがないため割安感、お得感に欠けること。また、ラーメンは一度に何杯も食べられないこともありそうだ。


「味は濃厚、結果はさっぱり」という表現が皮肉です。

タクシーでいろいろなラーメンを食べていくラーメン巡りを和歌山市が旗振り役になって始めたところ、うまくいっていない様子。





たしかに、フルサイズのどんぶり鉢だと、何杯も食べられないはず。1杯でお腹いっぱいになって、もう食べたくないという状態になってしまい、ラーメン巡りは1杯めで終わり。そんなことになってしまっているのかもしれない。


フルサイズではなく、ミニサイズのラーメンを400円、500円ぐらいでメニュー化すれば、何杯か食べれるんじゃないか。

さらに、ラーメンクーポンを作るのもいい。10枚綴りのクーポン券を販売して、ラーメン店を10店舗回れるようにするとか。

他には、ラーメンラリーもおもしろい。ラーメン店のレシートを集めて、懸賞キャンペーンに応募するとか。スタンプを集めて、コンプリートすると、グッズが貰えるとか。

あとは、タクシー乗り放題券とラーメンチケットのセット販売もアリかもしれない。その都度タクシー代を支払うと、料金が割高になるので、ラーメン巡り限定で、移動経路を固定して乗れるようにすればいいかもしれない。


1日で10杯もラーメンは食べれないだろうから、ホテルや民宿の宿泊プランと抱き合わせにしてラーメンクーポンを販売するのもいいだろうと思う。


ラーメンだけを単独で売り込むよりも、タクシーや宿泊施設、ラリーなどの遊び要素も入れていけば販売促進の方法はありそうな感じがします。