2014年1月30日

NARUTO―ナルト― 67巻。ドラゴンボールに似ているNARUTO。



週刊少年ジャンプで読んでいたNARUTO。3年か4年前にジャンプを読むのをヤメてから漫画を読む機会が減ったものの、一部の漫画についてはコミックスでチョコチョコと読んでいる。

NARUTOもその一つで、確かNARUTOはジャンプで連載が始まった頃ぐらいから読んでいた記憶があって、暁のペインとの戦闘終了ぐらいの時期までジャンプを読んでいたが、それ以降はコミックスで読んでいる。

NARUTOもずいぶん長い間ストーリーが続いていて、コミックスですでに67巻まで達して、読んでいると「もうそろそろクライマックスかな」という感じもする。





WikipediaにはNARUTOに登場する術のまとめまである。まとめができるほど、人気があり、長く続いている漫画なのだと推測できるが、よくこんなまとめを作る人もいるんだなと感じる。


読んでいるといっても、全巻網羅するほど読んでいるわけではなく、ところどころ抜けているはず。ジャンプで読んでいた時は、漏れなく読んでいたけれども、コミックスになると、読み忘れることもあって、おそらく2−3巻ぐらいは読んでいないものもあるかもしれない。

67巻は、オビトとマダラが敵側で、ナルトやサスケ、穢土転生で蘇ったその他のキャラが味方側で戦うのが主な内容。

穢土転生の術によって、過去に消えたオールスターが勢揃いし、総力戦で敵を倒す構図になっている。「漫画への注目を上げる術」と表現してもいいぐらい絶妙な術で、火影が全員揃ったり、うちはイタチが再登場したりと、読者を惹きつけるきっかけになっている。


内容はドラゴンボールに似ていると感じた。ナルトが悟空で、サスケがベジータ。尾獣化が超サイヤ人で、チャクラがドラゴンボールでの気や戦闘力に相当する。

さらに、4代目火影が使う瞬身の術、これは悟空が使う瞬間移動に似ている。

ドラゴンボールでは、瞬間移動するには悟空の体に触れる必要があり、NARUTOの波風ミナトの場合は、体もしくはチャクラで直接的、もしくは間接的に接触している必要がある。後者の方がリーチが長いが、発想は同じ。


戦っているキャラも、最強クラスのキャラばかりで、以前は前面に出てきていたキャラは今ではエキストラ扱いになっているものもある。

例えば、砂の国の我愛羅は風影であるものの、メインではなくエキストラ並みの扱いになっている。以前は相当に強いキャラで描かれていたけれども、一尾を抜き取られた後は、主な戦闘に参加するシーンはなく、会話シーンで出てくる程度。

他にも、火影以外の雷影とか土影のようなキャラも、戦闘には参加せず、もはや外野で見ているキャラになっている。

オビト、マダラ、ナルト、サスケ、4人の火影、あとか八尾のキラービーが前面に出てきて、それ以外のキャラは後ろで待機。67巻では、キャラのポジショニングはこんな感じ。


後の展開を予想すると、十尾の人柱力になっているオビトは、マダラによって十尾を抜き取られ、廃人のようになって消えていく。その後、十尾とマダラが一緒になって、ラスボス的な立場に。

67巻の最後で、大蛇丸が前線にやってきたが、彼(彼女?)がどう動くのかは分からない。もしかして、マダラの後の敵キャラとして大蛇丸という展開もあるけれども、これは先が読めない。

最終話では、ナルトとサスケが決闘する場面になり、螺旋丸と千鳥が衝突する場面で、「今までご声援、ありがとうございました」みたいな感じで終わるように思う。





NARUTO―ナルト― 67 (ジャンプコミックス)