2014年2月5日

BLEACH 61巻 - 一撃必殺の繰り返し。



BLEACHも、もう61巻まで来た。この漫画もNARUTOと同様、ジャンプに連載された頃から読んでいて、確か、藍染惣右介とのバトルが展開されていたころにジャンプを読むのをヤメて、それ以降はたまにコミックスで読むようになった。

死神 vs 虚 の対立から、死神 vs 滅却師 のバトルに切り替わって、瀞霊廷に滅却師が襲い掛かってくる。61巻はそんな内容。




味方側が一撃必殺で敵を倒す。しかし、敵は復活してきて、反撃で味方側のキャラを一撃必殺。こういう大味な戦闘が展開されるのが特徴。

ジリジリと戦うのではなく、ドカンドカンと超必殺技なみの攻撃を繰り出して戦う。

鬼道とか、始解状態の斬魄刀を使って斬り合いなど、もっと細かい戦闘もできそうな感じがするけれども、61巻の段階では細かく戦っている場面はあまりない。


虚圏編と同じ展開


滅却師によって構成される星十字騎士団が瀞霊廷を襲撃するのだけれども、これは虚圏でバトルを展開した十刃と同じようなもの。

今回の滅却師編と虚圏編は似ていて、ボスキャラであるユーハバッハが藍染惣右介に相当し、星十字騎士団が十刃に相当する。

隊長格の死神が星十字騎士団と戦闘になる点は、対十刃戦の戦いと構図が同じだ。



一撃対一撃の戦い


もう少しネチネチした戦闘もあっていいんじゃないだろうか。一撃で倒され、反撃でまた一撃で倒される。

ダイナミックな感じになるけれども、どうしてもザックリした展開に感じてしまうので、すぐに卍解するのではなく普通に刀を使って戦闘するとか、鬼道を入れ込んでいくとか。

とはいえ、読者の好みに合わせて書いているのかもしれないので、読者がダイナミックな戦いを望んでいるならば、これはこれでアリなのかもしれない。



滅却師編でBLEACHは終わるのか


これは作者しか分からないけれども、虚圏編が終って以降は、ジャンプの編集部の人たちがBLEACHを続けるように作者をプッシュしているのではないかと思う。

なるべくストーリーを長くして、漫画として長く続くように作者の周りの人が動いているような気がする。

確かに、BLEACHはジャンプの連載漫画の中でも人気がある方で、掲載順序も常に前の方だったはず。だから、作者は「もうコレぐらいでいいかもなぁ」と考えていても、周りがそれを許さない。そんな状況なのかもしれない。







BLEACH―ブリーチ― 61 (ジャンプコミックス)