2014年2月9日

スノーボードスロープスタイルに好感を持った。



スロープスタイル、初登場


スノーボードの競技というと、ハーフパイプ、アルペン、スノーボードクロス。この3つが代表だと思っていたが、2014年のソチ・オリンピックでは、スロープスタイルが新たな種目になったし、パラレル回転やパラレル大回転という種目があることを知った。



ハーフパイプはエアーが主な内容で、アルペンは滑走速度を競う内容、スノーボードクロスは障害物競争のような種目。どれもスノボー的な種目だけれども、私にはどうも「コレだ!」という種目がなかった。

ところが、今回、初めてスロープスタイルという種目で滑走しエアーを決める女子を見て、これはいい種目だと思えた。Yahoo! JAPANのソチ・オリンピックページでは、なぜか女子のスロープスタイルが掲載されていないので、情報が見れないのが残念。おそらく、出場している日本人選手がいないから、特集ページにも掲載されていないのかもしれないが、せっかくだから全種目を網羅してくれたらいいのに、日本人が参加していない種目は眼中に無いのかもしれない。


女子スロープスタイルを見続けた


2月9日の日曜日、夕方に女子スロープスタイルの予選があり、まあレベルの高い内容で、準決勝ではチェコのシャールカ・パンチョホヴァーという選手がトップに。90.50のハイスコアで準決勝を通過していた。

他にも、90点超えの選手は続出していて、アンナ・ガッサーは予選で95.50のスコアで、もはや金メダルクラス。ただ、彼女は決勝で10位になってしまった。

詳しくは、http://olympic.nhk.or.jp/snowboarding/event/women-slopestyle/phase=sbw070900/index.htmlで確認できます。

優勝者は、ジェイミー・アンダーソンというアメリカの選手。彼女の滑りはミス無く、エアーも申し分ない内容だった。

手を地面についたり、尻餅をついたり、あとはコケたり止まったり。そういうことが起こらなければ、80点台後半は安定して狙える競技のように思えた。ミスが大減点につながる競技で、ミスをしないのが高得点の近道だろうね。


18:00からテレビで決勝戦を見たが、決勝となるとどの選手も上手で、だれがメダルを取っても不思議じゃないぐらい。

こんなに面白い競技だと知っていたら、予選から見ておけば良かったな。


スキーのモーグルに似ている


スロープスタイルは、上から下に滑り降りる点でアルペンに似ているし、エアーを決める部分がある点はハーフパイプに似ている。アルペンとハーフパイプを組み合わせた、今後が楽しみな競技だと思う。

他の競技で例えれば、スキーのモーグルに近い内容かもしれない。


スノボー好きの私としては、スロープスタイルはこれから注目していくつもり。