2014年7月23日

ブランド力1位の明治大学。メーダイも変わったねぇ、、。


進学ブランド力調査「志願したい大学ランキング」で、明治大学が6年連続関東エリア1位 | 明治大学進学ブランド力調査「志願したい大学ランキング」で、明治大学が6年連続関東エリア1位 | 明治大学

 泥酔事件でサークルが消滅するなど、今話題の明治大学だけれども、私が卒業した数年後ぐらいから、随分と評価が上がったのが記憶に新しい。

 私が明治に在籍していた頃は、まぁ普通というか、無難な大学で、ブランド力1位などというような大学ではなく、ある程度有名な大学というぐらいの評価だった。それが何故か、どういう理由かはハッキリとは分からないけれども、2006年か2007年ぐらいから高校生に人気の大学になった。



 なぜ明治大学が6年間もずっと1位なのか。これは未だに謎だ。私が在籍していた頃は、そんなイメージでもなかったような気がするが、私が卒業して1年か2年ほどしてから、急に明治大学のイメージがアップしてきて、アレヨアレヨと人気1位の大学に。

 もちろん、何もしていないのに、突如として人気が出るなどということはなく、経営努力の賜物なのだと思う。 私の知るところでは、2007年ごろから国際化を進めて、ゼミナールでも英語で講義をする場面があるらしい。私が学生の頃も英語でのプレゼンがあったけれども、まぁカタチだけという程度で、英語を使っているという感じはあまりなかった。

 他にも、留学の提携校を増やして、留学する学生も増えていると伝わっているものの、実際はどうなのだろうか。私が学生の頃も、行く気があればいつでも留学に行ける環境だったけれども、メンドクサイとかナントカと理由を付けて行かなかった。

 「受験偏差値が高いからこのままでいい」と思っていると、知らないところでズルズルと凋落する。それが学校の経営なのだと思う。明治大学は受験偏差値では極端に高くも低くもないので、偏差値についてはさほど気にしていないかもしれないが、東京には受験偏差値の高い大学もあるので、そういう大学はボーっとしているといつの間にか置いてけぼりになる。

 今の高校生が明治大学のどこを好きになったのかはハッキリとは分からないが、業者のアンケートで調査した結果だろうから、選択肢の中からありがちな評価を選ぶタイプで、気軽にアンケートに答えた結果が明治大学だったのかもしれない。


 関西圏では関西大学が1位だったみたいだが、近畿大学はどうだったのかが気になる。最近、関西圏で元気な近畿大学だが、大阪近辺以外にはあまり知られていない大学で、マグロで有名な大学だ。クロマグロの養殖に成功して、そこから知名度を上げた感があるが、実際に近畿大学に行ったことがあるが、学内の施設もそれなりに充実している。

 近畿大学で養殖されたマグロは、「近大マグロ」と呼ばれ、飲食店にも購入されていて、実際に食べた人もいるはず。オープンキャンパスの時は、近大マグロの試食会が行われるのが恒例で、私もオープンキャンパスの日に近大に行ったことがあるものの、近大マグロは食べたことがない。

 養殖であってもクロマグロだから、やっぱり値段も相応のもの。スーパーで売られていれば買おうかと思うが、実際に売られているモノを見たことはない。


 国公立では神戸大学かかろうじてランクインしているぐらいで、何だか元気が無い。
学費が安い、受験偏差値が高い、ブランド名、そういった点で国公立も負けていなさそうだけれども、なぜかランキングには登場しない。

 国公立志望者と死立志望者を比べれば、後者のほうが出願者が多くなるので、人気投票でも分母が多い私立大学の方がたくさんの票を集めがち。だから、同じ土俵で国公立を評価するのはズルいかもしれない。とはいえ、そういうハンディキャップを乗り越えて神戸大学がランクインしたのは大したものだと思う。