2014年8月21日

docomoのカケホーダイ 月額2,700円と月額2,200円をどうやって判定しているのか。



docomoの新料金プランのカケホーダイには2種類あり、「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」と「カケホーダイプラン(ケータイ)」の2つがある。スマホかタブレットを契約した場合は、前者のプランが適用され、iモードケータイを契約すると後者のプランが適用される。ちなみに、タブレットで音声通話というのはdocomoならではで、他者には無い特徴でもある。


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「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」の場合は月額2,700円(税抜)で、「カケホーダイプラン(ケータイ)」の場合は月額2,200円(税抜)になり、使う端末によって差がある。


問題は、SIMを入れ替えた場合に、どちらのプランが適用されるかという点。

例えば、XIのスマホを契約し、そのSIMをiモードケータイに入れて使っている場合、カケ・ホーダイのプランは上記2つのどちらが適用されるか。

あなたに分かるだろうか。





「iモードケータイにSIMを入れているんだから、月額2,200円の方が適用される」と考えるか、それとも、「Xi契約はそのままなのだから、スマホ/タブの月額2,700円が適用される」と考えるのか。判断が分かれるところ。

私の場合、Xiスマホで契約した回線があり、そのSIMをiモードケータイに入れて使っているけれども、請求は2,200円の方ではなく2,700円の方になっている。つまり、答えは、「Xi契約はそのままなのだから、スマホ/タブの月額2,700円が適用される」と考えるのが正しい。

確かに、Xi契約であるということは、必然的にiモードケータイを使っていないと判断され、自ずとカケホーダイプラン(スマホ/タブ)が適用されると考えるのが当然とも思える。

月額2,200円のカケ・ホーダイを適用するには、おそらく料金プランをXiのものからFOMAのものに変更する必要があるか、それとも、契約時に購入した端末でどちらのプランが適用されるかが決まるのか。この2つのどちらかだと思う。可能性としては、前者の方が高そうで、Xi契約からFOMA契約に変更すれば、手数料は必要だけれども、月額2,200円のプランに変えることができるかもしれない。

しかし、Xiスマホを購入したとなると、たとえFOMAプランに変更しても、スマホタイプのカケホーダイプランが適用される可能性があり、いずれにしても月額2,700円のままになってしまうかもしれない。

Xi契約の場合は、どの端末を使っていても、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)が適用される。これはほぼ間違いない。一方、FOMA契約の場合は、どの端末を使っていても、カケホーダイプラン(ケータイ)が適用されるかというと、そうではない。FOMAにもスマホタイプのカケホーダイプランはあるので、購入時点の端末がXiスマホの場合は、Xi契約からFOMA契約に切り替えても料金が変わらない可能性がある。


ゆえに、Xi契約のSIMをiモードケータイに入れ替えて使っているだけでは、月額2,200円のカケ・ホーダイプランにはならない。

「IMEIで判定し、自動的に請求内容を変えれるんじゃないか?」と思うところだけれども、2014年8月時点ではそうなっていない。

お店でXiスマホを契約するときに、スタッフの人に「iモードケータイにSIMを入れ替えて使えば、月額2,200円のカケホーダイプランに変わるんですか?」と聞いてみたが、その時点では「そうなる」と答えてもらったものの、実際はそうなっていない。

「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」と「カケホーダイプラン(ケータイ)」の境目がどのように扱われるのか。これは今後の情報次第だ。