2014年12月24日

セキュリティを高めたければ、フリーメールアドレスでアカウントを作らない。


メールアドレスを無料で取得できるのが当たり前になり、メインでGmailやYahoo!メールを使っている人も多いんじゃないだろうか。無料だし、使いやすいし、スマホでも使えるアドレスだし、いいことずくめなので使わないのは勿体無い。

また、2014年の今では、ブログがSNSなど各種のウェブサービスも盛んで、アカウントを持っている人も多い。

さて、問題は、アカウントを作成するときに、GmailやYahoo!のメールアドレスとパスワードの組み合わせでアカウントを作成している場合だ。




アカウントを作成するときに求められるものは、メールアドレスとパスワードの組み合わせが多い。ここで使うメールアドレスをフリーのメールアドレスにするか、それとも別のメールアドレスにするか。この選択次第でセキュリティの度合いが変わる。

色々な人に教えているメールアドレスやフリーアドレスの場合、自分以外の他人が自分のメールアドレスを知っている。相手からメールを送ってもらうには、相手にメールアドレスを知らせないといけないから、当然といえば当然だ。

アカウントで使っているメールアドレスを知られているということは、あとはパスワードさえ分かれば、そのアカウントにアクセスできてしまうということ。もちろん、二段階認証などを使っていれば、パスワードを知られるだけではまだアカウントにアクセスできないかもしれないが、アカウントを構成する2つの要素、メールアドレスとパスワードのうち、前者を知られているということは、アカウントにアクセスするための情報の半分が他人に知られている状態と考えるべき。

そこで、アカウントで使うメールアドレスを、誰にも教えていないものに変えれば、アカウントの安全度をアップできる。更に言えば、フリーのメールアドレスではなく、有料で作れるメールアドレスや、自らが所有する独自ドメインでメールアドレスを作れば、なお安全だ。

アカウントで使うメールアドレスを、独自ドメインのメールアドレスに変え、そのメールアドレスは誰にも教えない。つまり、アカウント専用のメールアドレスを用意しておけば、アカウントに対するセキュリティの度合いを高めることができる。

メインでGmailなどを使っていると、アカウントを作成するときに、気軽にフリーアドレスを使ってしまいがち。

もちろん、メールアドレスだけで安全度が大きく変わるわけではないけれども、大事なアカウント、AmazonとかAppleなどのアカウントは他の人が知らないメールアドレスを設定しておくのが賢明だと思う。