2015年2月23日

幅82mmまで固定できる。スマホ三脚ホルダー。



三脚はカメラやビデオカメラを固定するのが主な機能だけれども、スマホを三脚に固定することもできる。といっても、スマホには三脚に固定するためのネジ穴が無いので、何らかのアダプター的なものが必要になる。

三脚を使うならば、スマホじゃなくてカメラを使えばいいじゃないかと思うところだけれども、最近のスマホに搭載されているカメラ機能はオマケ程度のものじゃない。

10年ぐらい前のケータイならば、せいぜいスナップ写真程度、ちょっと記録を残すための写真程度であって、カメラ機能はケータイに付いたオマケでしかなかった。しかし、2015年現在だと、ケータイのカメラでもなかなか良い写真や動画を撮れる。そのために、デジカメの市場が縮小するぐらいで、もうオマケ機能とは言えなくなってきた。

機能が向上したスマホをカメラとして三脚に固定するわけだけれども、そのままでは固定できないのでアダプターやホルダーを使うわけだけれども、検索すると種類が多くて、どれを使っていか悩むところ。

私も三脚用のホルダーを使っていたが、そのホルダーはスマホを横に向けることはできるものの、下に向けられないシロモノ。使っていたと過去形になっているけれども、そのホルダーは今でも使っている。

今まで使っていた三脚ホルダー。




横向きの三脚ホルダー。


このホルダーは万力のような仕組みになっていて、ネジでスマホをガッチリと固定する。ネジを回して、左右から挟み込み、スマホを固定して使う。

このホルダーは確か1つ190円ぐらいだったが、コンパクトだし、シッカリと固定できるので、今でも重宝している。しかし、このホルダーには欠点があり、それは、「スマホを下に向けられない」という点。

最初から上に向く形になっている。

ホルダーを三脚に取付た段階で、スマホは上に向く。 そして、三脚の首をググーッと動かしてスマホを横向きにする。ここまでは問題ない。しかし、これ以上は三脚の首が動かないので、スマホは横より下を向けない。

ネジでしっかりと固定できるところは良いが、スマホのカメラを下に向けたいときは使いにくい。

購入したのは、確か上海問屋のネット販売で、1個190円ぐらいだった気がするが、今調べていると、もう売っていないようだ。



スマホのカメラを下に向けるホルダー。


カメラを下に向けられるホルダーはないかと探したら、手頃なものを見つけたので、2つ購入してみた。



このホルダーは、三脚に取り付けた段階で、スマホを横向きにできる。そこから三脚の首を動かすと、スマホのカメラを下向きにできる。

今までのホルダーだと、カメラを下向きにして手元を撮影できなかったが、新しい三脚ホルダーならばラクに下に向けられる。

ゴリラポッドに取り付けているのでちょっと分かりにくいが、三脚に取り付けると、カメラを下に向けられるとハッキリ分かる。



幅82mmまで広げられる。


 三脚ホルダーといっても、どんなスマホでも固定できるほど万能なものじゃない。スマホを挟み込む構造になっているので、挟み込めないほど大きいスマホは固定できない。最近のスマホは大きいからねぇ、、。

タブレット兼用のスマホなのか、携帯電話として考えると異様に大きいスマホがあり、そういうスマホまでこの三脚ホルダーで固定できるのかどうか。

新しい三脚ホルダーは、古いものとは違い、ネジではなくバネで固定するタイプ。だから、指で引っ張ってスマホをホルダーの中に入れ込み、指を離すとギュッと固定する。



シンプルなスマートフォン用三脚マウント スマートフォン 三脚 三脚固定ホルダー 三脚ネジ穴搭載 大サイズ 5.5cm~8.5cm


5.5cmから8.5cmまで対応しているものの、私が実際にホルダーの持ち手を引っ張って固定可能な幅を測ってみたところ、82mmでイッパイ イッパイな感じだった。まぁ、もっと引っ張れば最大の85mmまで伸びるだろうけれども、何だか壊れる感じがするのでヤメておいた。

Wikipediaやメーカーのウェブサイトを見れば、自分が使っているスマホの横幅は分かるので、安全なところで、幅80mm以内のスマホならば大丈夫だろう。80mmを超えるスマホでこのホルダーを使うならば、壊れるかもしれないと覚悟しておくべき。



価格も1つ100円ちょっとなので、2,3個買っておいて使うと良いかもしれない。三脚とスマホを固定したい人にはオススメできるホルダーだ。