2015年6月28日

WiMAX2+ に対する評価を回復する方法。


税込み月額430円で使っているWiMAXが快適で、ドンドンとWiMAXに対する評価を上げている私ですが、世間ではWiMAX2+の通信制限にブーブーと言っている方が多々いるようです。

私の記憶では、確かWiMAX2+は契約から2年間は通信制限しないと宣伝していたので、「あぁ、2年間は制限されないのか。それならば実質的には無制限で使えるんだな」と解釈していた。ところが、今年、2015年の春頃から通信制限が実施されるようになり、「あれ? 2年間は制限しないんじゃなかったの?」と意表を突かれた感じ。

通信量が3日で3GBを超えると、速度が制限される。これが通信制限の内容だが、契約時の約款にはこの点について書かれていたようで、不当とまでは言えないまでも、「2年間は制限なしで使える」とアピールし、それに応じて契約した人も少なくないだろうから、まぁ不満を持つ人はいるだろうねぇ。

WiMAXというと、通信量無制限でネットを利用できる。これが最大のウリ。通信が制限されるようになり、このウリを失いつつある。固定回線の代わりにWiMAXを使うように宣伝していたときもあるぐらいだから、気にせずにジャンジャンとネットを使えるのがWiMAXだというイメージがあるため、制限を気にして使うなんてもうWiMAXじゃないと思えても不思議じゃない。

私は2014年10月に契約したWiMAX究極割のルーターを使っているが、通信速度が13.3mbpsに減速される予定ではあるものの、2015年6月時点では快適に使えている。衝撃的な安さの料金で、税抜きで399円だったため、勢いで契約したが、今でも満足に使えている。

3日で3GBの通信制限がどれほどWiMAXの契約状況に影響が出ているのかは分からないが、もし良くない影響が出ているならば、何らかの対策が必要だ。ぷららモバイルの回線は通信量無制限、月額2,980円で利用できるため、WiMAX2+から利用者が流れ込んでいるのではないか。

WiMAX2+は通信制限されると1mbps程度の速度まで低下し、不快なほど遅くなるらしい。自分自身で経験したものではないものの、確かにその程度の速度まで落とされて、料金が月額4,000円程度だとなると、不満に感じるのも無理のないこと。

WiMAX2+に対する評価を好転させるには、制限時の速度を13.3mbpsにすると良い。

なぜ13.3mbpsかというと、この速度はWiMAXシングルと同じ速度であり、端末でWiMAXシングルのモードに切り替える必要がなくなる。現状では、LTE、WiMAXシングル、WiMAX2+と、3つの通信モードがあるが、これをLTEとWiMAX2+の2つだけにする。通信が制限されるときは、自動的にWiMAX2+の速度が最大で13.3mbpsに切り替わる。

自動で切り替わるようにすれば、通信モードをユーザーが切り替える必要はないし、WiMAXシングルに対応する端末を用意する必要も無い。そして、顧客の不満を解消できる。さらに、通信量無制限のWiMAXという評価を回復できる。まさに一石四鳥だ。