2015年7月22日

スマホを無料で充電できるスタンド。それでも、モバイルバッテリーがいい。

スマホを無料充電できるソーラー充電スタンド、シャープが都内に設置
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/21/news137.html


ドコモショップなどのケータイショップに行くと、無料で充電できるサービスがあるけれども、未だに使ったことがない。充電できるのはありがたいのだけれども、端末をロック付きのボックスにしばらく入れておかないといけないし、充電が完了したら取りに行かないといけないので、どうも使う気にならない。

充電できる場所が増えるのはいいとしても、充電中はその場所から離れられないので、せいぜい10分程度しか充電できないだろうねぇ、、。



充電は一瞬では終わらないという点がスタンドにとって最大の課題になる。どれだけ急速で充電しても、30分ぐらいはかかるので、ガッツリと充電するのではなく、「ついでにちょっとバッテリーを補給しようか」という程度で使う人にはマッチする。

長時間滞留しないといけないという欠点をクリアできれば、人が集まるので、何かを宣伝する場所にできる。スマホアプリを宣伝、格安で使い捨てのSIMを宣伝(外国人旅行者を対象にするならば)、ケータイの新機種を宣伝、後はお店の特売品を宣伝してもいい。

スタンドにQRコードを表示するディスプレイのようなものを取り付けて、充電中にそこで色々と宣伝すればいい。10分ぐらいならば充電のために立ち止まるだろうから、何かを宣伝するには十分な時間だ。充電ステーション付近のお店でセールや特売があるならば、お客さんを誘導できるだろう。

また、広告費で設置費用を賄うのもアリ。設置した業者が広告を集めて、その収益で充電ステーションを作るのもいい。

快適に充電するならば、喫茶店やカフェが良いのだけれども、飲食店に長時間にわたって滞留されると商売に影響が出るので、飲食店で充電できる仕組みを作るのを嫌がる人もいるはず。

荷物は増えるが、移動しながら充電できるモバイルバッテリーの方が私は好みではある。スタンドだと、人が使っていたら自分は充電できないし、端末が盗まれないようにその場から離れられないし、時間はかかるし、「やっぱり、モバイルバッテリーを持ち歩くほうが気楽だ」と判断する人は私だけではないはず。