2015年9月24日

2015年9月、突如として低速化したWiMAX。


2014年の10月頃に、WiMAX2+をより快適に使えるようにするため、WiMAXを13.3Mbpsに低速化すると発表していた。私はその時にWiMAX究極割キャンペーンでWiMAXを契約し、2015年9月時点でも使っているが、ついに私のエリアでも低速化が完了したらしい。

下り最大 220Mbps対応エリアおよびWiMAX下り最大 13.3Mbps対応エリア(2015年8月10日)
http://www.uqwimax.jp/signup/area/pdf/220Mbps_CA.pdf

本年9月上旬から9月末までに、首都圏、京阪神、名古屋、政令指定都市を含むすべてのエリアにおい て、対応を実施いたします。
※全てのエリアが対象となることから、個別の地域ごとの対象エリアリストはございませんので、ご注意ください。
都市部はまだ大丈夫だ、まだ大丈夫だとタカをくくっていたが、ついにその時が来た。2015年の9月末にはキャリアアグリゲーション(以下、CA化)が完了し、全国でWiMAXは13.3Mbpsに低速化すると分かっていたが、ついに大阪にもその波がやって来た。



9月のシルバーウィーク、22日の火曜日、お昼前11時頃に、ネットの速度がやけにモッタリした感じに変わった。確か、GYAO!で動画を観ていた頃だったが、やけに再生が止まりがちになって、何だかヘンな感じ。「まぁ、昼だから混み合っているんだろうな」と思い、そのままネットに接続し続けたが、どうも遅い感じが解消されない。

PCでウェブサイトにアクセスしても、こちらもページが表示されるまで時間がかかる。しばらくして、「もしや、"あの時"が来たのか」と気づくことになる。地方都市がドンドンとCA化し、「東京や大阪は最後だろう」、「まだまだ大丈夫だ」と余裕綽々な態度を決め込んでいたが、ついに年貢の納め時が来たということだ。

9月末までに対応を終わらせると宣言していたのだから、9月の22日まで待ってくれたのはむしろ優しいぐらいだ。去年の10月末から約1年ほど、実に快適にWiMAXの回線を使わせて頂いた。使っている端末はMobile Slim。某価格サイトでは、レビュー欄でケチョンケチョンに評価されている端末だけれども、実際に使ってみて、約1年、何の不具合もなく今まで使ってきた。通信速度も十分で、思う存分GYAO!やU-NEXT、auビデオパス、dビデオ(今はdTV)で映画やドラマを観てきた。

WiMAXを使い始めたのは確か2011年だったか、その頃はMobile Cubeという可愛らしい端末を使っていたが、コチラはたまに暴走することがあり、電源をオフにできない不具合が4回ほどあった。その時は強制再起動で対処でき、それ以外の場面ではこれまた快適に使うことができた。京都の嵐山公園に行った時なんて、まったく電波を掴まず、「こりゃあ、どうしようもないな」と、物事を諦める修業をさせてくれた思い出の端末だ。

今使っているWiMAXは、GMO BBの究極割というプランで、月額は税込みで430円。この料金でWiMAXを思う存分使ってきたのだから、十分にモトは取れたと思う。通信量無制限なのだからと、ジャンジャンと動画サービスで映画なりドラマなりを観ていたので、月間通信量は7GBを確実に超えていたはず。

13.3Mbpsというと、それなりの速度なんじゃないかと思うかもしれないが、想像しているよりは遅い。今までが快適だったので、その通信環境とのギャップのためか、モッサリと感じてしまう。

動画はもう観れないのかというと、そこまで低速というわけではなく、今でもGYAO!の動画ならば観れるし、YouTubeの動画も観れる。しかし、U-NEXTはさすがに無理だ。あそこは以前から動作が重いサービスで、低速化前でも度々再生が停止することがあった。

来月の10月で解約となるが、WiMAX君との付き合いもあと僅かなので、有り難く使わせていただくとする。


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