2016年6月4日

レビュー掲載が不許可に。Amazonにレビューをアップロードするときの注意点。


Amazon


Amazonで何かを購入するとき、私はレビューを必ず読む。他の人が書いた感想なり説明は、読んでいて楽しいし、「あぁ、そういう面もあるのか」と製品についての情報も得られる。

時には、買うつもりもないのに、レビューだけを延々と読んでいくこともある。

私もAmazonのレビューを作成する機会が多く、今ではレビューワーランキングで100位以内になったが、レビューを投稿する際の注意点というものが分かってきたので、それをお伝えする。




レビューの3要素。


レビューには、大きく分けて3つの要素がある。


  1. テキスト。
  2. 写真。
  3. ビデオ。


この3つでAmazonのレビューは構成される。

最も多いタイプは1だけのレビュー。文字情報でその製品のレビューを書くスタイルだが、最もポピュラーで誰でも始めやすい。そのため、レビューの大半はテキストだけで構成されている。

次に、テキストと写真をセットにしたレビューもある。写真をアップロードできる機能があり、製品に関連する写真をアップロードして、それをレビューの一部として使える。

あとは、ビデオを撮影、編集してアップロードすることもできる。テキストレビューを買いて、写真を掲載し、さらにビデオもアップロードする。

レビュワーはどれでも好きなスタイルでレビューしていいのだが、私の場合は、文字、写真、ビデオと極力全部入れるようにしている。文字だけよりも、写真があった方が分かりやすいし、ビデオもあればイメージしやすい。




他サイトへの動線はNG


さて、Amazonのレビューを作成する際に気をつけるべきは、「他サイトへの動線をレビューに含めない」という点にある。

どういうことかというと、レビューの中に、Amazon以外のサイトへ誘導するような文言やリンク、画像、映像を入れてはいけないのだ。

もし、他サイトへの動線をレビューに含めてしまうと、そのレビューは不掲載になる。不掲載といっても、レビューの質が悪いというわけではなく、レビューを投稿する際のルールに反しているのが主な理由だ。




テキストの中にURLを書かない。


その製品をレビューする際に有益なウェブサイトが他にあって、そのサイトにリンクさせるためにレビュー内にリンクを書くと、URLの部分が見えないように処理されてしまう。

つまり、Amazon以外のウェブサイトのURL、例えば example.com というウェブサイトのリンクをレビュー内に書いて、投稿したとする。するとどうなるか。example.com の部分が「...」という文字に置換されリンクが見えなくなるのだ。

私も過去に、レビュー内にリンクを書いて投稿したことがあり、同じ経験をした。レビューそのものは不掲載にならなかったが、URLの部分は無効化されていた。

よって、レビュー文の中には、Amazon内のリンクを除き、ウェブサイトのリンクを掲載しないほうがよい。




写真にも気をつける。


レビュー用の写真だから、製品のパッケージや製品そのもの、製品を使っているシーンなど、まぁ色々と撮影できるポイントがある。

レビューを読んでいる人の役に立つ写真ならば基本的には何でもOKなのだけれども、1点だけ注意するべきところがある。それは、「URLやQRコードが写真の中に写っていないかどうか」。

製品そのものにURLやQRコードは印字なり印刷されているケースは少ないだろうが、パッケージには掲載されている可能性は高い。メーカーや販売者のウェブサイトのURLはもちろん、初期設定用のアプリをダウンロードするウェブサイトに誘導するためのQRコードがパッケージに印刷されているなんてこともある。

私も、以前、製品のパッケージに印字されたQRコードが写真に写っていて、それをAmazonのレビューに投稿したところ、レビューが不掲載になった。不掲載というのは、問題となった写真だけが不掲載になるのではなく、レビュー全体が掲載されない状態を意味する。

不掲載になると、なぜ掲載されなかったがメールで連絡されるのだが、ピンポイントで問題を指摘しているメールではない(不掲載になる主な理由が書かれているだけ)ので、人によっては原因を特定するのに時間がかかるだろう。

Amazonのレビューに写真を掲載するときは、その写真の中にURLやQRコードが写り込んでいないかどうかをチェックしておくべき。

 

ビデオでもURLやQRコードはNGになる。


写真と同様に、レビュー用のビデオでもURLやQRコードが写り込んではいけない。

特に注意すべきは、パッケージの外観をビデオ撮影しているとき。URLとQRコードはパッケージに印字されていることがほとんど。

そのため、パッケージの外観を撮影したときは、ビデオを編集する段階で、URLとQRコードが写っていないかチェックして、もし写っていたらそのシーンはカットしておくこと。

「この程度ならば大丈夫だろう」と思っても、チラッとでもQRコードが映るだけでレビューが不掲載になる。

私も、他サイトへの誘導要素をレビューに含めてはいけないと分かっていたのに、ビデオにQRコードが写り込んでいて、編集段階でも気付かずに通してしまったことがある。



Amazonにレビューを投稿するときは、「他サイトへの誘導要素をレビューに含めてはいけない」という点を意識しておくと、余計な時間を使わなくて済むだろう。