2017年4月15日

キロロリゾートにATMはある?


2017年の3月にキロロリゾートに行って、初めて行ったのはもう10年ちょっと前で大学生の頃、もはや大昔なのだが、今でも「あぁ、ここはこういう感じだったな」と思い出すところがあった。

旅行に行くと、可能な限り色々なものを見たいのが私の性格で、スノーボードでゲレンデを滑るだけでは物足りない。宿泊するホテルはどういうホテルか。レストランはどんなお店があるのか。メニューは何か。館内の施設は。客室の設備は。窓からの景色は。ベッドの寝心地は。などなど、興味は尽きない。

買い物をする時の支払い方法には色々とあるが、旅行先で現金支払いをしていると、当然ながら現金がなくなるときがある。そういう時は、ATMで現金を引き出すわけだが、肝心のATMがなければどうしようもない。

キロロにはシェラトンホテルとトリビュートポートフォリオホテル、この2つの宿泊施設があり、ゲレンデに隣接した場所にはマウンテンセンターがある。主な施設というとこの3つ。

立派で高級感のあるホテルで、トリビュートポートフォリオホテルは5つ星とのことだが、キロロの施設を舐めるように探したけれどもATMは無い。

現金払いで買い物をする人にとって、お財布の中のお金がなくなったら、それは資金ショートであって、これはなかなか怖いもの。

では、ATMがないキロロでどうやって現金不足を回避するか。この点について考えてみよう。




ちなみに、トリビュートポートフォリオホテルの1階フロント近くには電子マネー edyのチャージャーがある。現金でedyをチャージする装置なのだが、これを使ってしまうとさらに手持ちの現金が減るので、利用頻度は低いはず。電子マネーが使える場所も多くはなく、一部の自動販売機、あとは売店も対応していたか(ここは記憶が曖昧)、ゲレンデのレストランでは電子マネーは使えず現金払い。この状況ではedyチャージよりもATMの方が需要がありそう。

あの場所で、edyをチャージする人って、どれぐらいいるんだろうか。謎だ。

自動販売機は全て電子マネー対応にしてほしいし、ゲレンデレストランでも電子マネーを使えるようになればさらに良いが、まだ時間がかかりそう。


現金払いで済ませる人は未だに多くて、クレジットカードや電子マネーが溢れるように供給されていても、まだ現金決済がメインの人もいる。


ちなみに、ルスツリゾートでは、ホテルから出て、徒歩2分の場所にセブンイレブンがあり、ATMを使いたい場合はそこを利用できる。あそこのセブンイレブンは実に便利で、ルスツに行った時は必ず買い出しに行く。

お菓子はもちろん、飲み物、パン、お弁当などまであり、都市部のセブンイレブンとほぼ変わらない。ここでお弁当を買って、夕食を済ませるなんてことまでできるので、リゾート価格で食事をするのがイヤな人にはオススメ。とはいえ、せっかく北海道まで来たのだから、その土地ならではの料理を食べたいという気持ちもあるので、そういう場合はホテルの飲食店に行く。


話を戻すと、キロロにも売店というかコンビニ的なものはあるが、一般的なコンビニを想像してはいけない。トリビュートポートフォリオホテルには売店が2つあるけれども、取り扱っているのは主にお土産で、あとは飲み物やおつまみ程度の商品(ガムや飴、ナッツ類やスルメなど)。自宅近所のコンビニのようにパンやおにぎり、お弁当なんてものは無い。さらに、リゾート価格なので、例えばアルコール類はスーパーで販売されているものに比べて3割増しぐらいの値段になっている。

キロロのウェブサイトでは、コンビニがあるかのように案内されているけれども、身近なコンビニをイメージしていると、現実とのズレにガッカリする。そのため、キロロに行く場合は、夕食をどうするかを考えておかないといけない。


では、本論であるATMのお話へ。どれだけ探してもキロロにはATMは無かったので、ではどうすればいいか。

まずはクレジットカードや電子マネーを主に使うのが第一の対処法だろう。レストラン(ゲレンデレストランを除く)でも売店でも、クレジットカードは使えるし、電子マネーに対応した自動販売機(台数は限られるが)もマウンテンセンターに設置されている。

あとは、銀行口座に連動したデビットカードがあると安心。近頃では、Visa デビットカードを発行している銀行が増えてきて、あのようなカードがあると助かる。表面的にはクレジットカードのように使えるのだが、実態は銀行口座に連動したデビットカード。つまり、預金の範囲内で決済できるカードというわけ。

そのため、ATMから現金を出してくる手間を省くことができ、現金払いの人には特にオススメ。ATMから現金を出して支払うとなると、お金を引き出す手間、さらに手数料もかかる。しかし、デビットカードならば、引き出す手間と手数料をカットできるので、現金主義の人に合っている。

ケータイ会社でも、docomoがdカードプリペイドを発行しているし、auだとau WALLETプリペイドがある。プリペイドなので、未成年者でも使いやすいし、表向きはクレジットカードのように使えるが、利用額には限度があるので使いすぎもない。

キロロで決済する場合は、クレジットカード、電子マネー、プリペイドカード、この3つがメインになる(書くまでもないが、もちろん現金も使える)。プリペイドカードはクレジットカードと対応幅が同じ(VisaやMasterなどブランドに対応していると使える)なので特にオススメ。

現金に依存していると、ATMが無いので、なるべく現金を使わないようにビクビクしながら旅行を続けないといけないので、楽しさが削がれる。サイフの中のお金がなくなったら補給できないという不安感はイヤなもの。

財布の現金はなるべく使わず、プリペイドカードなどの決済手段で支払いを済ませておく方が安心だろうと思う。

こうやって書いていると、プリペイドタイプのデビットカードが便利だと良く分かる。