2017年4月14日

トリビュートポートフォリオホテルのゲストルームにあるコーヒーメーカーの使い方。



ホテルのゲストルームにはアメニティが用意されていて、毎回、楽しみにしている。

2017年の3月に訪問した北海道のキロロにあるトリビュートポートフォリオホテルでも、興味深いアメニティが設置されていたので紹介しよう。

アメニティというと、お湯を沸かす電気ポッド、お茶を飲むためのティーバッグ、この程度だろうと思うところだが、トリビュートポートフォリオホテルには無料の500mlボトルウォーターが2本、さらにUCCのドリップポッドも用意されていた。

どんなものかを知りたい方は、UCCのウェブサイトで確認して欲しい。

https://www.ucc.co.jp/drip-pod/
ドリップコーヒーシステム DRIP POD(ドリップポッド) 

ウェブサイトでは赤色の装置が紹介されているけれども、トリビュートポートフォリオホテルのゲストルームに置かれていたのはブラックカラーのもの。

ドリップポッド本体。


使用方法が案内されていないので、初めて使う人にとっては「これは、どうやって使うんだ?」と疑問を抱くところ。私もこういうカートリッジ式のコーヒーメーカーを使ったことが無かったので、初めはどうやって使うのか分からなかった。



コーヒーを飲めるという点はさすがに分かるが、最も疑問となるのは目盛の設定だろう。装置の上にはボタンや目盛コントローラーがあって、まずコーヒーのボタンを押すとしても、最大の問題は目盛だ。

COFFEE、TEA、GREEN TEA、この3つから選ぶのは大丈夫。

目盛は7段階あり、どこに設定するか。
コーヒーのカートリッジは2つ用意されていたので、チャレンジできるのは2回。まず1回目は目盛を5段階目に設定して、コーヒーを出してみた。すると、やや薄い感じのコーヒーが出来上がり、「もう1回出せるのか?」と思い、COFFEEボタンをもう1回押してみた。すると、先ほどよりもさらに薄いコーヒーが出てきて、「これは、1回で使い切りだな」と分かった。

水は満タンで800mlほど入る。
先に結論を書いておくと、この目盛は、小さい方に設定するとコーヒーが濃くなり、エスプレッソのような出来上がりになる。逆に、目盛を大きくすると、薄いアメリカンコーヒーみたいなコーヒーが出来上がる。

使えば分かることだが、説明書などが無いと、この目盛の設定で迷う人は多いんじゃないか。「薄いコーヒーを好む場合は目盛を大きく。濃いコーヒーを好む場合は目盛を小さい方へ設定してください」という一言でも説明があれば分かるけれども、何もヒントが無いと、私みたいに「やってみなはれ」状態になる。

カートリッジの蓋。
使用後のカートリッジ
客室にはMILD ROASTのカートリッジが2つだけが用意されていて、紅茶とグリーンティのカートリッジは無い。

今後、もしこのドリップポッドに出会ったら、「目盛を大きくすると薄くなり、目盛を小さくすると濃いものになる」という点を思い出して欲しい。味はインスタントにしては十分に美味しいのでご心配なく。