2018年1月5日

Fire TVでYouTubeが観れない? いや、視聴できるよ。




2018年1月1日以降はFire TVからYouTubeのビデオが観れなくなると言われていたが、確かに直接的には視聴できなくなったけれども、"間接的"には視聴できる

以前は、YouTubeアプリ(Fire TVにインストールしているもの)から直接にビデオを視聴できたけれども、2018年1月1日以降はこの方法ではビデオを観れない。

「じゃあ、どうやってYouTubeのビデオを観るの?」と思うだろうが、Amazonはなかなか上手い方法を考えだしたんだ。

その方法とは、Firefoxを使ってYouTubeにアクセスするもの。








アプリではなくブラウザからYouTubeにアクセス。



2018年1月時点でも、Fire TVにYouTubeアプリは残っている。ただ、そのアプリをタップしても以前のようにビデオは観れない。

2017年の12月22日にこんなメールがAmazonから届いた。

「今更、ブラウザ?」と思ってしまうが、、、


FirefoxとSilkブラウザが使えるようになったとのお知らせ。

Amazonが作ったブラウザ。


ブラウザとは、ネットを閲覧するためのアプリで、Yahoo!やGoogleのサービスにアクセスする時に使うもの。インターネットエクスプローラーやMicrosoft Edgeと言ったほうが分かりやすい人もいるかもしれない。

「ん? そんなものが使えるようになったから何なの?」

そう思う人もいるだろうね。

でも、これ、凄いことなんですよ。


ブラウザがあれば、YouTubeにアクセスできるわけだから、以前のようにビデオも観れる。

以前はアプリ経由だったが、これからはブラウザ経由でYouTubeのビデオを観れるというわけ。だから、Fire TVでYouTubeが観れなくなったと嘆く必要はもう無いのだ。


Fire TVからFirefoxを起動すると、こんな画面が表示される。


YouTubeのために用意されたFirefoxと言っても過言ではない。


左上の一番良い場所にYouTubeのショートカットアイコンが置かれている。これをタップすればFire TVからYouTubeを観れるのだ。

ちなみに、Amazonが作ったブラウザ Silkでも似たような画面が表示されるので、YouTubeを使うならばどちらのブラウザでも構わない。




Firefoxユーザーを人質に取ったAmazon。



GoogleからYouTubeへのアクセスを遮断されたAmazonだったが、今回は妙手を打ったと思う。

Amazonが折れて、Googleに妥協しそうな雰囲気だったけれども、ブラウザを経由して間接的にYouTubeにアクセスするという方法をAmazonは選んだ。

ブラウザでYouTubeにアクセスするのは何ら変わった方法ではないし、パソコンではごく普通の方法だ。しかし、スマートフォンやFire TVではアプリを軸に各種のサービスにアクセスするのが主流になっているため、ブラウザを経由するのはちょっとトリッキーな方法。

ブラウザ経由で間接的にYouTubeにアクセスすれば、Googleはアクセスを遮断しにくい。もし遮断してしまうと、Fire TVユーザーだけでなく、Firefoxを使っているユーザー全体に影響を及ぼしてしまう。

つまり、Firefoxのユーザーを人質にして、Fire TVでYouTubeを視聴できるようにしたわけだ。

実に上手い切り返しで、この方法で来られたらGoogleとしてはお手上げだ。

今回の勝負はAmazonの勝ちと言える。