2018年2月26日

うっかり手荷物にハサミが入っていたらどうなる?



飛行機の中には危ないものは持ち込めないと知っていたのだが、
先日、飛行機に乗るために手荷物検査ゲートを抜ける際、
カバンの中にハサミを入れたままだった。

ハサミなんて持ち込めないのは重々承知だったし、
そんなものを持ち込んで悪いコトをしようなんて思いもない。

「じゃあ、そのハサミはどうなったの?」
「捨てちゃったの?」

と思うところだが、有り難いことに捨てることなく私の手元に戻ってきた

では、どうやって戻ってきたかを説明しよう。







手荷物検査場のベルトコンベアーの近くには、
透明のプラスチックボックスが置かれていて、
その中にライターやハサミがたくさん入っている。

おそらく手荷物で持ち込んでしまったもので、
持ち主が「もういいや」と放棄したもの。


カバンにハサミが入っていることをうっかり忘れていて、
手荷物を通した時に気づいた。


JAL - カミソリ(電気カミソリ)・ハサミ・爪切りは機内に持ち込めますか。
ハサミは刃体が6cm以下で先が著しく尖っておらず、また刃が鋭利でないものはお持ち込みが可能です。


私がカバンに入れていたハサミは、先は著しく尖っていないし、
刃は鋭利ではなかったものの、刃体は6cmを超えていた。

これだと機内には持ち込めない。


そこで、手荷物検査の職員から、


  1. 見送ってくれる人に渡す。
  2. 航空会社のカウンターまで戻ってハサミだけを預け入れる。
  3. 所有権を放棄してその場で捨てる。


と3つの選択肢を提示された。


1人だったから見送りの人はいなかったし、
愛用しているハサミだから捨てたくはなかった。

だから、航空会社のカウンターでハサミだけを預けることに。

預け入れる荷物の中にハサミを入れていれば何の問題もないが、
手荷物検査場までハサミを持ち込むと、
ハサミだけを預け入れるためにカウンターまで戻るハメになる。

「え? ハサミを1つだけ預け入れることなんてできるの?」
と思うだろうが、これができるんだ。

ウソのような話だが、実際に私が経験したのでホントの話。


ただ、幸いなことに、飛行機に乗る予定の関西空港の手荷物検査場はJALのカウンターから近い。

歩いて戻っても1分とかからない距離だった。


係員に案内され、「優先通過パスポート」なるものを首からぶら下げて、
手荷物検査場から航空会社のカウンターに戻る。

名前は優先通過パスポートだったかちょっと定かじゃないが、
スタッフ専用の通過ゲートがあって、
そこを通って航空会社のカウンターまで戻る。

手荷物検査ゲートは逆流できないため、
スタッフ用のゲートを使わせてもらう。


JALのカウンターに戻ると、すでに手荷物検査場から連絡が行っていて、
グランドスタッフの方に搭乗券とハサミを渡して受付。

ハサミを預けた後は、優先通過ゲートで再度、手荷物検査をする。


ハサミ1つだけを預け入れるといっても、
自分の手荷物を戻してもらってそこに入れるわけではない。

ハサミなどの危険物を入れる専用の箱があって、
そこにハサミを1つコロンと入れる。

横40cm、縦20cm、高さ20cmぐらいのダンボール製の箱で、
持ち手まで付いた立派なもの。

ミスタードーナツでドーナツを買った時に入れてもらえる箱を
頑丈にしたような感じ。

そこに、ハサミをたった1つだけ入れるんだから、
何だか大袈裟な感じ。

スカスカの箱にハサミが1つ。う〜ん、何とも贅沢。


この箱も預け入れ荷物1つとカウントされ、
荷物タグもチャンと付けてもらえる。

ハサミ1つでここまでしてもらって、何だか恐縮した。


手荷物検査場にハサミを持ち込んだら、
それを捨てなきゃいけないと思っていたが、
航空会社のカウンターに戻って預け入れることもできると初めて知った。

ハサミ1つだけを箱に入れるなんてヘンな感じだったが、
こういう対応もあるのかと。


今回はまだ出発まで時間があったから、
カウンターに戻っても大丈夫だったけれども、
危険物が手荷物として入っている余計な時間がかかる。

うっかりハサミを持ち込んで余計な時間と手間がかからないようにしたい。