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2016年6月2日

新登場のWAON POINTカード。WAONカードとは違うの?



シンプルなカード

WAON POINTカードだがイオンで使えない。


イオンといえばWAONと反射的に思い浮かべるぐらい有名になったワオンさん。イオンで使えるカードはWAON電子マネーカード、あとはイオンカード、他にはオーナーズカードなどがあるが、さらにWAON POINTカードがさらに加わる。

2016年5月の中頃ぐらいからカードが発行され始め、私もつい最近、カードを手に入れて使う機会があったので紹介しよう。

WAON POINTカードという名前なので、「イオンで使えるカードなの?」と思っちゃうところだけれども、実は殆どのイオンでは使えない(イオン幕張店(千葉県)とイオン碑文谷(東京都)では使える)。WAONという名称が付いているのに不思議なのだが、このWAON POINTカードはちょっと特殊なポジションが与えられている。

なぜWAON POINTカードが作られたかというと、ダイエーのポイントカード(ハートポイントカードという名称のカード)をこのカードに移行するため。ご存知の通り、ダイエーはイオンの完全子会社になって、色々な部分がダイエーからイオンに変わった。今ではイオンのPB商品であるトップバリュの商品を買えるようになったし、WAONも使えるようになった。さらに、イオン銀行のATMまで設置されていて、至れり尽くせりな感じになって、顧客としては嬉しい限り。

そのハートポイントカードがWAON POINTカードに切り替えて、ポイントカードのブランドもイオンに統一していく。そのために登場したカードというわけ。

ちなみに、入会金とか年会費、カード発行手数料は無料(2016年6月時点)。


(2016年6月26日 追記)
先日、イオンへ買い物へ行くと、WAON POINTカードを使えるようになっていた。

ただし、WAON POINTカードを使った場合は、WAON決済と組み合わせて使っても、ポイントは片方にしか付かない。

WAON支払いの時は、WAON POINTカードを出す必要はなく、WAONカードの方にポイントが付く。

現金払いの時は、WAON POINTカードを出すと、そのカードにポイントが付くようになる。つまり、現金払い用のポイントカードとして使えるというわけだ。





WAON POINTとWAONポイントの違いは何?


WAONで支払いを済ませると、WAONポイントが貯まる。他にも、ボーナスポイントが付いた商品を買うと、ココでもWAONポイントがガサッと貯まるよね。

じゃあ、このWAONポイント、WAON POINTカードのポイントと同じものなのかというと、ちょっと違う。

「同じものじゃないの?」と思うところだが、違うんだなこれが。声に出して読めば2つとも全く同じだから、違いが分かりにくいのは仕方ない。

おそらく、この両者の違いこそ、大多数の人が抱いている疑問のはず。


ここで混乱する人が出てくることは想定済み。「だって、同じポイントなのだから、一緒でしょ?」と思ってしまったのは私も同じ。まずは、「WAONポイント」と「WAON POINTカードのポイント」この2つの違いを理解するのが第一関門だ。

まず先に、WAON POINTカードのポイントから。

このポイントは、200円ごとに1ポイント貯まる。これはWAONの電子マネーでの決済でも同じだよね。

買い物をして、ポイントを貯めるところは、どちらも変わりない。しかし、使う段階になると変化がある。


違いは、ポイントを使う段階で現れる。


WAON POINTカードのポイントは、1ポイント単位で買い物に使える。例えば、37ポイント貯まっているとして、会計時のレジで「ポイントを使います」と伝えれば、37円分だけ割引される。

一方、WAONポイントの方は、買い物のときにダイレクトに使うことはできない。ポイントをWAON電子マネーに振り替えて、その後に電子マネーとして使える。これがWAONポイント。イオンで買い物をする機会が多い人ならばよく知っているはず。

さらに、ポイントの振り替えも、100ポイント単位で行うようになっていて、先ほどのような37ポイントだけでは支払いには使えないし、電子マネーに振り替えることもできない。


両者を比較すると、WAON POINTカードのポイントの方が小回りがきくわけ。さらに、振り替える手間もないのでラク。


要するに、

WAON POINTカードのポイントは貯まったらすぐに使える。
WAONポイントは、100ポイント単位で電子マネーに振り替えた後に使える。

という違いがある。



ポイントを二重にゲット

WAON POINTカードを使いつつ、さらにWAONで支払いを済ませれば、WAON POINTカードのポイントだけでなく、WAONポイントも加算される。つまり、1回の決済でポイントが2回付くわけ。ただし、この方法を使えるお店は限られる。

他にも、商品券やギフトカードで支払うときにもWAON POINTカードを出せばポイントが付くし、クレジットカードでの支払いでもWAON POINTカードのポイントが付く。

ただし、ポイントが加算されるクレジットカードはイオンカードとOMCカードのみなので誤解なく。「WAON POINTカード + イオンカード」もしくは「WAON POINTカード + OMCカード」という組み合わせで使うとポイントが加算される。


(2016年6月20日 追記)
WAON POINTカードとWAONカードを組み合わせて、先日、ダイエーで買い物をしたところ、商品ごとに設定されるWAONボーナスポイントが、こちらも2重についているような状態になっている。

WAONボーナスポイントというのは、通常の買い物合計額ごとに付与されるポイントとは違い、商品ごとに販売促進を目的に設定されるポイントで、例えば、100円の商品にボーナスポイントが30ポイント付く、というような形になっている。

このWAONボーナスポイントが付いた商品を購入し、WAON POINTカードを出して、さらにWAON電子マネーで支払ったところ、ボーナスポイントがそれぞれに30ポイント付いていた。レシートを後から見たところ、WAON POINTカードに特別加算で30ポイント。さらに、WAONカードの方にも特別ポイントで30ポイント付いていた。

レシートを見ると、ボーナスポイントが二重に付いているように思えるのだが、私の勘違いなのか、それとも事実なのか。もし本当にボーナスポイントが二重に付くならば、これは信じがたいほどお得ということになるが、実際のところはどうなのか。後日、ボーナスポイント付きの商品を購入し、再度チェックしてみることにする。



(2016年6月27日 追記)
waonのボーナスポイントがダブルで付く件について検証するために、再度、ボーナスポイント付きの商品を購入してみた。購入した商品は、20ポイントのボーナスポイントが付いたもの。

「WAON POINTカード + WAONカード」この組み合わせで支払いを済ませると、まずWAON POINTカードにボーナスポイント20pが付く。そしてさらに、WAONカードの方にもボーナスポイントの20pが付く。つまり、合計で40ポイント付いたということになる。

ボーナスポイントが二重に付くなんて信じがたいかもしれないが、購入後にレシートでキチンと確認したので間違いない。

この方法はイオンでは通用しないようになっている。WAON POINTカードを出した場合は、WAONで支払っても、片方にしかポイントは付かないようになっている。

しかし、ダイエーの場合は、WAON POINTカード と WAONカード を同時に使えるので、上記のようにボーナスポイントがダブルで付くわけだ。

この構造を知っている人がどれだけいるのかは分からないが、WAON POINTカードとWAONカードを一緒に使ってボーナスポイント付きの商品を買うと、ポイントがザクザクと貯まるのは間違いない。




(2016年9月8日 追記)

WAONで支払い、さらにWAONポイントカードを同時に使うと、ダブルでポイントが付くため、この組み合わせはお得だったが、9月13日以降は二重ポイントがなくなる(この二重ポイントはダイエー限定で、イオンでは二重にポイントは付かない)。

WAON支払いとWAONポイントカードを一緒に使うことは可能ではあるが、ポイントは片方にしか付かなくなる。そのため、WAONボーナスポイントも二重には付かなくなる。

二重にボーナスポイントが付くと、実質的に商品を半額近く(品物によっては60%引き、70%引きも)で買えてしまうこともあって、実にお得な状態だったが、それも終わり。今までが異常な状態だったので、いつまでも続けるわけにはいかない。

ハートポイントカードからWAONポイントカードへの切り替えが浸透するまでのボーナス期間だと思えば、約3ヶ月ほどポイントラッシュモードが続いたのだから十分に満足している。

二重ポイントはなくなったが、現金払い以外、他社のクレジットカード(イオンカードやOMCカード以外でもOK)でもWAONポイントカードにポイントが付くようになるのが変更点として加わる。今までだと現金もしくはイオンカードでないとWAONポイントカードにポイントは付かなかったが、9月14日以降は、他社のクレジットカードでもポイントが加算されるようになる。








WAON POINTカードをイオンで使う方法もある


大半のイオンで使えないWAON POINTカードだけれども、イオンで使う方法もあるにはある。

イオンのレジでダイレクトにWAON POINTカードを使うことはできないのは変わりないが、WAON POINTカードのポイントをWAONポイントに交換し、そこからさらにWAON電子マネーに振り替えれば、イオンのレジでも使えるようになる。

何だかメンドクサイ手続きだが、変換手続きを2回行えば、イオンで使えるというわけ。直接に使えるのではなく、間接的に使えるということ。


WAON POINTカードのポイント

WAONポイント

WAON電子マネー

イオンで使う。

途中でWAON電子マネーのカードが必要になるので、これは別途用意する必要がある。

なお、この変換なり振替の手続きはイオン銀行ATMでできる。



(2016年12月17日 追記)
2016年12月時点では、イオンでもWAON POINTカードを利用できる。

さらに、WAON支払いやイオンカード支払いだけでなく、他社のクレジットカードで支払った場合でも、買い物ポイントとWAONボーナスポイント(商品ごとに15ポイントとか50ポイントと固定で付くもの)も付くようになった。




電子マネー機能はあるの?


WAON POINTカードには、WAON電子マネーの機能は無い。いかにもWAON機能が付いているように思ってしまうが、このカードは純粋なポイントカードであって、電子マネーカードとは違う。

WAONマークが付いていれば電子マネーも使えるだろうと考えがちだが、WAON POINTカードはあくまでポイントカードなのだ。


ワオンマークはあるが、電子マネー機能は無い。





ポイント合算ができるようになった。

カードが別々だと、ポイントも別管理になって、カード単位でしかポイントを使えない。これがポイントカードでは当たり前だったが、WAON POINTカードは複数のカードに貯まったポイントを1枚のカードに合算できる。

家族、友達とポイントをシェア。
ナンでも共有、カンでもシェア。これが今の流行りなので、ポイントのシェア機能があっても不思議じゃない。

アプリを使ってポイントを送る。
QRコードで渡す。

例えば、カード1に400ポイント、カード2に300ポイント、カード3に1,400ポイントあるとする。もし、合算する機能がなければ、それぞれ400ポイント、300ポイント、1,400ポイントを単独で使うことになる。しかし、1つのカードに集約すると、合計で2,100ポイントあるので、1回の買い物で使えるポイントが増える。

家族全員でカードをそれぞれ持っておき、ポイントはパパかママのカードに集約しておく。全員で貯めて、まとめて使う。そんなことができるようになる。

この機能は2016年6月末から開始される予定とのこと。





複数のカードを1つのアカウントに集約できる。

smart WAONのウェブサイトでは、複数のカードを登録できる。WAON POINTカードを1枚だけしか登録できないというものではなく、WAONの電子マネーカード、クレジットカードのイオンカードも1つのアカウントに登録できる。

3種類のカードを登録できる。


私はイオンバンクカードのWAON機能を使っているので、これを登録しようと手続きしたが、なぜか登録できず。何か手順に問題があるのか、バンクカードは受け付けないのかわからないが。そもそもイオンバンクカードはWAONカードじゃないと判定されている可能性もありそう。WAON番号はチャンとあるけどねぇ、、。

6月2日時点では、イオンバンクカードのWAONをsmart WAONに登録することはできない。「エラー613」というアラートが出て手続きを完了できないので、今のところは保留しておく。

イオンスクエアのアカウントでもログインできる。
smart WAONのIDを作成してもいいけれども、私はすでにイオンスクエアIDというものを作成していたので、これを使うことに。

同じイオンのサービスだから、アカウントは一本化してくれる方がありがたい。

他にもfacebookとYahoo!JAPANのアカウントでもログインできるようになっている。





歩くとポイントが貯まる。


歩くとポイントが貯まるサービスも開始する予定。これは6月上旬から開始する予定だが、すでにスマホ用アプリはある(インストールもできる)。RenoBodyというアプリで、App Storeで検索すれば出てくる。Android版もあるので、そちらはGoogle Playで検索。


1日に8,000歩、歩くと1ポイント付与される。ただし、1日に1ポイントまでなので、頑張って16,000歩とか80,000歩も歩いても、付くのは1ポイントだけなのでコーフンしないように。

まぁ、1日歩いて1ポイントなので、スマホを持って歩いていると、毎月21ポイントとか27ポイント貯まるわけだ。

現代人だと、歩く歩数は1日に8,000歩ぐらいだから、基準値としては妥当なところ。




(2016年6月19日 追記)
先日、イオングループの山陽マルナカで買い物をしたとき、WAON POINTカードを使えるようになっていた。

https://www.smartwaon.com/pc/#/member-store
WAON POINTがたまる・つかえるお店

徐々に利用可能な店舗が増えているので、マメに上記のウェブサイトで確認しておくといい。