宅内向けWi-Fiルーター「WiMAX HOME 01」12月7日発売
au か UQ WiMAX で契約して使うホームルーターですけれども、解約した後、ルーター本体をどうするかが悩むところ。据え置きで使っているとキレイな状態でしょうから、なにか使い途がないか考えちゃう。 そこで、povo2.0と au WiMAX HOME 01(nas31)を組み合わせて使えるんじゃないかと。KDDIの回線だから使用するには何も支障はないだろうと考え試してみることに。
まず、povo2.0の回線は、Amazonで販売されているpovo2.0のエントリーコードを購入して新規契約で回線を作った。 au WiMAX HOME 01は物理SIM対応なのでeSIMではなく通常のSIMを選択。
本体の後ろ側にSIMカードを入れるところがあり、SIMカードを入れ替えると、他社の回線でも使える。
auとの契約が終了して使わなくなっていた au WiMAX HOME 01があるので、povo2.0を契約して、このルーターで使えるのではないか試してみたかった。ルーターを再利用できるし、povo2.0のプランはトッピング形式で選択できるので良い組み合わせ。
しかし、ここでちょっと問題があって、povo2.0はネットワークに接続する時、パスワードなしで 最低限のAPN情報を入力するだけで足りる。
・入力いただくAPN設定項目[名前]povo2.0[APN]povo.jp[APNプロトコル]IPv4/IPv6※その他の項目は入力不要です。たった3つだけ。
ただし、これは標準的な設定の場合。
au WiMAX HOME 01の接続設定では、パスワードは必須入力となっており、空欄のままでは接続できない。
一方で、povo2.0はパスワードなしでAPN設定するのだから、このままだと接続設定を完了できない。
au WiMAX HOME 01の接続設定の画面でパスワードの欄を空欄にしたままだと設定を完了できないので、povoのウェブサイトを調べてみると、povoのページに追加のAPN情報がある。
※一部機種において、「入力データに誤りまたは不足しています」と表示される場合があります。その場合は、追加でユーザーID:user@povo.jp、パスワード:povo、認証タイプ:CHAPと入力してください。
APNの情報が足りない場合は追加でパスワードなどを入力するように案内されている。
このページで案内されているパスワードを入力して au WiMAX HOME 01の接続設定を済ませると、povo2.0の回線で au WiMAX HOME 01を使えるようになる。
実際に使ってみた感想としては、スマートフォンでpovoを使ったり、auの本家回線を使ったときと同じで快適に使える。
ただしauやUQ WiMAXで契約したときのように通信量上限なしで使えるものではない。
定額料金ではなく、トッピングを選んで使えるのがpovo2.0なので、使いたいときだけトッピングを購入して au WiMAX HOME 01を使っていけるわけだ。
使わずにしまっているau WiMAX HOME 01を再利用したい方の参考になるかと。
追記:
LINEMOの回線でも使えるかどうか試してみた
LINE MobileのLINEMO回線をau WiMAX HOME 01のルーターに入れて使えるかどうかやってみたところ、接続できなかった。
ルーター本体にSIMカードを入れて手動でAPN情報を入力して、本体を再起動し、アンテナをつかむかどうかまで確認したけれども、アンテナが立つことなくネットには接続できなかった。
検索したところ、ソフトバンクの回線で使えたとの情報があったように記憶しているけれども、ソフトバンクの回線では使えたかどうかは不明だが、LINEMO回線ではこのルーターを使えなかったとの結論になった。
やはりKDDI系のau、UQ mobile、povoで利用するのが良いね。