大阪の企業の46%は「いまだにXPを使っている」──大阪信金調査
Windows XPのサポート終了が4月9日に迫る中、3月上旬の時点で大阪の企業の多くはいまだにXPを使っている──大阪信用金庫の調査でそんな結果が出た。
調査は3月上旬、同信金の取引先1277社(大阪府内、兵庫県尼崎市内)に対して実施した。XPの利用企業は全体の46.0%(537社)におよび、そのうち53.5%は「今後もこのままXPを使う」と回答したという。
XPを使い続ける理由のトップは「XPで不自由しない」(64.4%)で、以下「XP対応ソフトを使っている」(19.3%)、「買い替える資金がない」(13.3%)と続いた。
Windows XPを初めて使ったのは、大学生の頃、2001年か2002年だったと思う。大学のコンピュータールームに設置されているPCにWindows XPが導入されて、それを使っていた。
大学生の頃は、自分のPCを持っていなくて、大学に設置されているPCをずっと使っていた。学生には1人づつ個別のネットアカウントが付与されて、それを使うとネット接続も自由にできるようになっていて、さらに無料で使えたので重宝した。
2014年3月の時点では、Windows XPは古いOSとして扱われているけれども、2001年とか2002年の初め頃は最新のOSだった。オシャレなデザインで、アイコンも丸みを帯びてツルンとした感じになり、いかにも新しい感じが溢れていた。
ネットの閲覧、レジュメのダウンロード、レポートの作成、卒論の作成など、大学時代はずっとWindows XPのお世話になった。起動の遅さは気に入らなかったけれども、自分用のPCを持っていないし、PCを持っていないから当然のごとくADSLなどのISP契約もしていなかったので、他に選択肢は無かった。
とはいえ、無料で使えるし、印刷も年間で確か1,000枚まで可能だったので、悪い条件ではなかった。