2014年3月8日

AppleCare+ for iPhoneを選ぶか、ケータイ補償サービス for iPhoneを選ぶか。悩むねぇ。


doocmoでiPhone 5Sを購入すると、2つの補償サービスを選べるのだけれども、どちらのサービスを選ぶべきか悩む人もいるんじゃないだろうか。

選べるサービスは2つあり、Apple Care+とケータイ補償サービス for iPhoneの2つ。

Apple Care+
https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/support/care/index.html
ケータイ補償サービス for iPhone
https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/support/delivery/index.html

docomoの販売店では、ケータイ補償サービス for iPhoneを指定オプションとして加入させてくるので、おそらく多くの人はケータイ補償サービス for iPhoneに加入するんじゃないだろうか。



AppleCare+ は加入プションとして指定してこないので、契約時に加入せず、ケータイ補償サービス for iPhoneだけ加入して契約手続きを終えるはず。

私の場合も、家電量販店でdocomoのiPhone 5Sを契約したところ、補償サービスとしてケータイ補償サービス for iPhoneを案内され、契約時の加入プションとして加入した。


サイトで内容を調べると、Apple Care+とケータイ補償サービス for iPhone、どちらのサービスも似たような内容で、ぱっと見ると月額料金が違うだけなんじゃないかと思えるが、細かいところで違いがある。


料金の比較


月額の料金は、Apple Care+が約400円。一方、docomoのケータイ補償サービス for iPhoneは630円。ちなみに、ケータイ補償サービス for iPhoneは、契約日から31日間は無料という特典がある。

料金だけを比較すると、docomoの補償サービスの方が高いけれども、その他の点を考慮すると、docomoのサービスも悪くない。


加入する時期


補償サービスは、端末に対する保険なので、契約時に加入するのが原則だけれども、購入後、一定の期間までは加入できるようになっている。

AppleCare+ は、月額払いで加入する場合は、契約時に加入する必要がある。もし、契約時に加入しなかった場合(docomoでiPhoneを契約した場合は多いはず)は、購入日から30日以内までAppleStoreで一括払いで加入できる。

一方、ケータイ補償サービス for iPhoneは、契約時に加入することがほとんどだと思うけれども、契約時に加入しなかった場合は購入日から14日以内は加入できる。

doocmoの補償サービスは、後から加入しても月額払いにできる点が良い。おそらく、補償サービスは契約時に半ば強引に加入させられるので、後から加入する人は稀だと思う。



トラブル時の手続き


AppleCare+の場合は、AppleStoreで手続きするため、お店に行く必要がある。ただ、Appleにはピックアップ&デリバリー修理という選択肢もあるので、手続きを調べられる人には特に不都合はなさそう。

ケータイ補償サービス for iPhoneの場合は、docomoショップやインフォメーションセンターで修理対応してもらえるので、いつものケータイと同じようにiPhoneを取り扱うことができる。馴染みのないAppleStoreと直接にコンタクトする必要がないので、docomoを長年使っている人にはこちらのサービスの方が良いかもしれない。

「困ったときはdocomoショップ」という人は、ケータイ補償サービス for iPhoneに加入しておけば安心だろうね。

「Apple製品ならば今までも使っているので良く知っている」という人は、AppleCare+でもいいかもしれない。


ベストな選択は?


似たような補償サービスが2つあると、どちらを選ぶか、それとも両方に加入するのか。悩むところ。

両方に加入したとしても、同時にサービスを受けることはできないので、どちらか片方を選ぶことになる。

(AppleCare+を希望する人)
この人は、契約時には、AppleCare+とケータイ補償サービス for iPhoneの両方に加入して、31日の間にケータイ補償サービス for iPhoneを解約し、AppleCare+だけ残す。こうすれば、ケータイ補償サービス for iPhoneの費用は不要で、AppleCare+を月額払いで利用できる。

(ケータイ補償サービス for iPhoneを希望する人)
この人は、普通にiPhoneを契約するだけで十分。契約時に補償サービスは付けるだろうから、そのまま使い続けるだけでいい。この場合は、ケータイ補償サービス for iPhoneだけに加入して、AppleCare+には最初から加入しない。

選択肢は、上記のどちらかになる。


注意点は、AppleCare+は契約時に案内される可能性が低く、ケータイ補償サービス for iPhoneに加入するように案内される可能性が高いという点。おそらく、ケータイ補償サービス for iPhoneの方が販売インセンティブが多くなっていて、販売店はこちらの補償サービスを案内するようになっているのではないか。

そのため、AppleCare+に月額払いで加入したい人は、契約時に「AppleCare+にも加入します」と申し出る必要がある。「補償サービスが二重になりますがよろしいですか?」と聞かれるかもしれないが、月額払いでAppleCare+に加入するには最初は二重加入する必要があるので仕方ない。