2018年2月4日

無料Wi-Fiを使うときのセキュリティ対策とは?



駅やホテル、コンビニで使える無料Wi-Fi。

近頃は通信料金が下がって、あえてWi-Fiを使わず、
モバイル回線でネットに接続する方が多くなっている。

ただ、そうは言っても、外出先にWi-Fiがあれば便利なのは確かだ。

便利だが、セキュリティ対策は自分でやらないといけないのも無料サービス。

今回は、無料Wi-Fiを使うときに必要となる、「VPN接続」というものを紹介する。







無料だが、セキュリティ対策は自己責任。



ホテルや空港で使えるWi-Fiには、

「鍵マーク」が付いていなくて、

誰でも使えるようになっているものがほとんど。


自宅のWi-Fiだと、
パスワードを入力しないと接続できないが、
外出先のWi-Fiは使いやすさを優先しているためか、
パスワード無しで接続できてしまう


パスワード無しで使えるWi-Fiは、
自宅でWi-Fiを使うのとは違っていて、
通信内容が傍受されやすい


目では見えないWi-Fi電波だけれども、
悪い人がしかるべき道具を用いれば、
他の人がどんなウェブサイトを使っていて、
どういうデータをやり取りしているのかまで
見えてしまう。


無料でWi-Fiが使えるとなると、
無防備な人も多いんじゃないか。

「おっ! ここWi-Fi使えるぜ」
自分のスマホをとポーンと接続しちゃう。

気持ちは分かるけれども、何とも危なっかしい。




無料だからといって油断しない。



無料のWi-Fiをを使うときには、
「セキュリティは自己責任」だと
思っておかないといけない。

IDやパスワードが他人に知られて、
自分のSNSアカウントに不正アクセスされるとか、
ネットバンクのアカウントに入られてお金を送金されちゃったとか、

気軽に使えるからと言って、
ホイホイと接続していたら後から痛い目に遭う。


「じゃあ、どういう対策をすればいいの?」
と思うところ。




VPN接続は必ず必要。



無料Wi-Fiの安全性を上げるには、
VPN経由でネットにアクセスする必要がある

「これさえあれば安全」
と言うほどのシロモノではないけれども、
外出先のWi-Fiを使うならば、
最低でも「VPN接続」は知っておきたい。


今時のスマホやタブレットならば
「VPN接続機能」は搭載されている。

VPN接続というのは、
「トンネルを通ってネットに接続する」ようなもの。

車がトンネルを通ると、外からは見えないのと同じ。


一方、VPNを通さない場合は、
「周りから見える状態で道路を走っている」状態。


つまり、何のセキュリティ対策も講じずに、
無料Wi-Fiを使うと、周りから丸見えというわけ。

そこで、周りから見えないように、
トンネルを通ってネットに接続するために必要なのが
VPN接続だ。





VPN機能を使うにはサービスを利用する必要がある。



VPN機能をオンにするだけで使えるものではなく、
VPNサービスを提供している業者に申し込むと、
VPN機能を使えるようになる。


私が今使っているのは、
『ノートン WiFi プライバシー』
というVPN接続サービス。




  ノートンWiFiプライバシーVPN - Symantec


1年間、3台まで使えて、
料金は年間で3,769円。
1ヶ月あたりだと約300円。

1台あたりだと年間で1,200円。
1月あたりだと100円だ。

この「3台」には、iPhoneやiPad、
さらにAndroid端末も含まれる。
また、WindowsやMacも入れて使える。

スマホだけで3台というわけではないし、
パソコンだけで3台というわけでもない。

スマホ1台とパソコン2台というように
組み合わせてもOK。



2018年2月から、カスペルスキーもVPNサービスを
スマホ向けに開始しており、こちらもオススメ。

『カスペルスキー セキュアコネクション』
というサービス。



カスペルスキー セキュアコネクション ‐ VPNサービス - Kaspersky Lab UK Limited


こちらは、年間で2,900円。さらに、5台まで使える。

年間で2,900円はVPNサービスとしては格安。


1年で3,000円として、1台あたり年間で約600円
これを1月あたりに換算するとわずか50円。

これは安い。


ノートンのWiFi プライバシーは、
年間で3,769円。台数は3台だった。

それに比べれば、カスペルスキーの方がリーズナブルだ。

iPhoneやiPad、Android端末、
さらにMacやWindowsも5台の中にカウントできる。

ノートンは3台だが、カスペルスキーは5台まで保護できる。

5台分あれば、手持ちのデバイスを全部保護できるのでは?


無料でも1日300MBまでの通信を保護できる。※カスペルスキーのアカウントが必要。


フリーWi-Fiを安全に。

ネットを安全に使う。

無料だと1日300MBまで。サブスクリプションを購入すると、通信量は無制限に。
プライバシーを保護。



外出先のWi-Fiを使うならば、
ノートンやカスペルスキーのようなVPNサービスは必須。

何のセキュリティ対策も講じずに
無料Wi-Fiを使ってはいけない。

ホテルや空港にいると、安全なWi-Fi回線を雰囲気があるが、
あれもパスワードなしで使えるものなので、
セキュリティは自己責任だ。


僅かな保険代(VPNサービスを利用する料金)をケチって、
後からそれ以上の損害が出ないようにするのが賢明だ。