184を相手の電話番号の前につけると、相手にこちらの電話番号を通知せずに電話をかけられる。これは昔から知られた架電方法で、知らない人は少ないはず。
「おっ! 電話がかかってきた」と思い、ケータイを見ると、番号非通知という文字が画面に表示されている。この電話に出るべきか。それとも無視するべきか。なかなか悩ましい。
非通知で電話をかけてくるとなると、何だか怪しい、「何かやましいことでもあるのか?」と勘ぐってしまい、電話に出にくい。できることならば非通知で電話がかかってこないようにしたい。
ケータイ会社には、非通知コールを排除するサービスが用意されており、それを利用すると、非通知で電話がかかってこなくなる。
docomoとauは無料で設定できるので、まだ設定していない人は使ってみてはどうだろうか。
非通知はお断り。 |
申し込み無し、利用料無しで使えるサービスなので嬉しい。ただし、申し込みは不要だけれども、設定は必要。
148に電話して設定する。 |
サービスを解除。 |
auもdocomoと同様に、申し込み、使用料ともに不要。
開始は1481に電話。停止は1480に電話。 |
気になるのは、通知サービスを設定してしまうと、SkypeやGoogle ハングアウトからの着信ができなくなるんじゃないかという点。
そこで、実際にdocomoの番号通知お願いサービスを設定して試してみた。
設定後、Google ハングアウトからdocomoのケータイ(非通知拒否設定済み)に架電したところ、画面には「通知不可能」と表示されるものの着信できる。
また、Skypeでも同様に、架電してみたが、「通知不可能」と表示されるものの着信できることを確認した。
サービスの仕組みとして番号を通知できない場合は、着信を受け付けるようになっている。一方で、意図的に184を付けて非通知にした場合は着信しないようになっている。この場合分けは嬉しい配慮だ。