2016年2月7日

eo光電話とLaLa Callを一緒に使う合わせ技。


NTTのフレッツ光でもeo光でも、光回線でネットを使っている人の場合、ネット接続と一緒にひかり電話も使えるオプションがある。

http://eonet.jp/service/denwa/home/

NTTの固定電話と同じような番号が付番されるので、固定電話をひかり電話に切り替えている人もいるだろう。

電話サービスにはオプションが付き物で、eo光の電話サービスにもいくつかオプションがあるが、その中の1つに転送電話サービスというものがある。

http://eonet.jp/service/denwa/home/guide/option/service06.html

転送電話というのは、光電話の番号に着信すると、指定した番号に着信を転送してくれる機能のこと。例えば、eoの光電話に着信した電話を、ケータイに転送するとか、他の固定電話に転送するとか、そういった使い方ができる。

ケータイに着信するように転送設定すれば、固定電話である光電話をモバイル化できるので、なかなか便利になる。

そこで、ケイ・オプティコムのサービスであるLaLa Callとeo光電話の転送機能を組み合わせると、電話の転送がお得になるんじゃないかと考え、実際に使ってみることに。




スマホを子機として使うサービスがeo光にはあるが、このサービスだと、ルーターの電波が届く範囲でしか使えないのが欠点。

http://eonet.jp/isp/mf_router/
最近知ったのだが、「eo光多機能ルーター」というものがあり、光接続サービスの契約者向けにレンタルしている。据え置き型のルーターならばAmazonなどでも多種多様なものが販売されており、すでにルーターを持っている人はあえてレンタルしなくてもいいのだが、eo光多機能ルーターは一般向けに販売されているルーターとは少し違う。

無線接続機能があるのは当然だが、eo光多機能ルーターは光電話アダプターとしての機能も搭載されている。随分前にeo光を契約した人の場合、ネット用のルーターと光電話アダプターが別々の機器として分かれている(私の場合も同様)。しかし、新しいルーターであるeo光多機能ルーターだと、ネット用のルーターと光電話アダプターが合体しており、一台二役で使える。

eo光多機能ルーターを使い、さらに、AGEphone for eo というアプリをスマホにインストールすると、光電話の子機としてスマホを使えるわけだ。

スマホが子機に。
「スマホが子機になるの? わぁ、便利ね!」と反応してしまうところだが、ルーター経由でしか子機として使えないので、外出先から電話を受けるのは無理だ。あくまでルーターの電波が届く範囲でスマホが子機になる。


一方、eo光電話の転送機能とLaLa Callを組み合わせると、外出先でも電話を受けれる。

http://lalacall.jp/

単に転送機能のみを使うのも良いのだけれども、それだと転送された機器との間で通話料が必要になる。しかし、転送先の電話番号をLaLa Callの番号に設定すれば、eo光電話とLaLa Call間の通話になるので無料だ。

LalaCallならば、外出先でも転送電話を受け取れるので、eo光多機能ルーターのように室内に限ってスマホが子機になるだけでなく、外出先でもスマホを子機として使える。ただし、子機として使えるといっても、電話を受ける場合であって、電話をかける場合はeo光電話の番号では架電できない。

LaLa Callでeo光電話から電話がスマホに転送されると、画面に相手先の電話番号が表示される。しかも、追加オプション無しで。発信者番号表示サービスはオプション扱いだけれども、スマホに電話を転送すれば相手の電話番号が表示される。

「相手先 - eo光電話 - 転送先」という接続になるので、転送先に表示される番号はeo光電話の番号かと思っていたが、相手先の番号が表示される。これは実際に使ってみないと分からなかった。

月額200円でスマホが外線子機になるのだから、eo光電話とLaLa Callの組み合わせは、オススメできる。