年間$59.99で、容量無制限にデータを保存できるAmazon Driveは魅力的だったが、終了するとのこと。
日本のAmazonだと年間13,000円ほどの料金だが、Amazon.comの方だと半額程度の料金でUnlimited Storageを利用できた。この料金差はどういう理由なのかは不明だったが、年間6000円程度でデータを保存し放題はありがたいものだった。
ポータブルHDDやSSDのデータをどんどんと放り込んでいって、今では217GBまでデータを入れた。
今年、2017年の2月に申し込んで、利用頻度が低いデータを退避させるために使っていたが、6月にUnlimitedプランが廃止されてしまったのだから残念だ。
217GBまで保存中。 |
「Plan ends Jul 25, 2017」と表示されているので、7月25日でUnlimitedプランは終わる。
ただ、容量無制限ではあるものの、アップロード速度は遅くて、1GBのデータでも5分ぐらいかかるようなときがあり、使いやすいかと聞かれたら、「まあまあ」という程度。
保存容量が無制限なのはセールスポイントだけれども、データを転送する速度が遅いのが欠点だった。「無制限なのだから、速度は我慢しろ」と暗に言われている感じで、快適なサービスとは言い難いものだった。
今後は従量制プランになるようで、100GBで年間$11.99。1TBで$59.99。最大容量の30TBだと年間で$1799.70なんていうプランまで用意されている。誰が契約するんだ、こんな大容量なプラン。
1TBで$59.99なので、Googleなどの他社サービスに比較すれば、まだ格安な状態だ。
2017年6月時点で、ポータブルHDDの1TBタイプが7000円ほどで販売されているので、HDDに保存するか、それともクラウドストレージに保存するか。悩むところ。
とはいえ、ほとんどのデータはアーカイブなので、クラウドストレージよりもHDDに保存しておく程度で足りるのが実情。
検索したり、取り出したりすることを考えれば、クラウドストレージの方が優れているけれども、まず取り出さないだろうというデータのためにお金を出し続けるのも勿体無い感じ。
年間$59.99で容量無制限だったからこそ、あえてクラウドストレージにアーカイブデータを入れていたので、もう無制限プランがないとなれば、またHDDやSSDに戻そうかと考えている。
2017年6月26日時点でAmazon.comのManage Strageページを見たところ、キャンセルボタンが表示されている。
「Do not renew」リンクが左下に表示されている。 |
キャンセル後、180日間はファイルをダウンロードできる。 |
さらに、180日を経過すると、新しいファイルから徐々に削除され、最終的には5GBまで減らされる。
Data Retention Policy
ローカルデータをポンポンと放り込んで保管しておくものとして契約したが、Unlimitedプランが終わってしまうとなれば、またHDDやSSDにデータを置いておくことになる。
残念だが、仕方ないか。