2013年12月23日

45分しか集中力は保てない。





人間の集中力は1クールで45分ぐらいまで持続するらしく、それを超えると集中力が低下するとのこと。

確かに、何かに継続して集中できるのは、せいぜい45分というのは間違っていないと思う。

思い出せば、小学校や中学校では、45分で1コマの授業だった。45分の授業があって、その後に10分の休憩がある。その繰り返しで授業が進んでいく。

おそらく、これは人間の集中力の限度を想定して設定されていたのではないか。人間がシッカリと集中できるのは45分までだから、授業も45分区切りにすれば、合理的だろうという判断で、1時限分の授業が45分単位になったのかもしれない。





ところが、大学になると、なぜか90分で1コマになる。90分休憩なしで授業が続くものだから、頭がボンヤリしてきて、後半は頭に入ってこないなんてこともある。自分好みの授業ならば、90分でも集中し続けることができるけれども、残念ながら大学ではそんな授業ばかりがあるわけではない。

大学でも、45分授業にして、45分×2回 + 10分休憩にして、100分単位で授業を切り分ければいいんじゃないか。休憩時間の10分が増えるだけだから、大改革のようなものは必要ないはず。とはいえ、大学の運営にも色々と事情があって、そんなことはできないのかもしれないけれども、やはり人間は45分単位でないと気持ちを維持できないのではないかと思う。

高等教育よりも、小学校や中学校の方が生物学的に合理的なのは不思議な感じがする。