もう痛くない。スノボーブーツの紐の結び方。
冬のスポーツといえば、スキーやスノーボード。
早いところだと、ゲレンデは11月にはオープンして、滑れるようになる。とはいっても、11月の段階では、ゲレンデがオープンしてもコースが少なくて、物足りない感じがするけれども、12月になれば、一気に行きが降って、フルオープンになる。
私はスキーもスノボーも経験したことがありますけれども、スノボーの方が好きです。
スノーボードを始めたのは、大学1年のときで、「いつかスノボーをやってみたい」と思っていたので、その頃は嬉しかったですね。やっとスノボーにチャレンジできると思い、ウキウキしていました。
その時に行ったゲレンデは、北海道のルスツ。北海道に行くのは初めてだったし、スノーボードも初めてで、あの頃のことは忘れません。羽田空港から飛行機に乗って、新千歳空港まで行き、バスに乗って、1時間20分ほどかけてルスツリゾートまで行く。
ルスツがどんなものかは以前のブログで書いていますので、興味があるかたはリンクからどうぞ。とはいっても、大学1年の頃の内容じゃなくて、2013年1月にルスツへ行ったときの内容です。
初めてのスノボーのときは、ウェアだけ自分で購入して、ボードとブーツはレンタルしていたのですが、スノボーのスクールを担当した人が「ブーツはいいものを履いた方がいい」と言っていたので、大学2年の頃にはブーツもボードも買って、レンタルではなく自分仕様で滑るようになりました。
レンタルすると買うよりも費用は安くなるのですけれども、自分に合わなかったり、ブーツが濡れていることもあります。私がレンタルしたときは、ブーツがまだ濡れている状態で渡されて、すんごい湿った状態のブーツを履いたのを覚えています。
しかも、ブーツの質感もグニャグニャしていて、履き心地も良くなかったですね。やはり、レンタルは他人のモノだからという意識なのか、色々な人がラフに使っているため、コンディションが良くない。
大学2年からは自分のブーツを履き始めたのですけれども、スノーボードのブーツは足を締め付けるので、履いているとドンドン足が痛くなるんですね。
午前中から昼までぐらいならば何とか大丈夫なのですけれども、夕方からナイターになると、もう足が痛くて滑ることに集中できなくなるぐらいです。
「この痛さを何とかできないのかなぁ」とずーっと思っていたのですが、去年、2012年の秋ごろに、スノボーブーツの紐の締め方について調べていると、新しい発見がありました。
その発見とは、「紐の締め方を工夫すると、足が痛くなりにくくなる」のです。
紐の締め方について何も知らないと、スニーカーの紐を締める感覚で、均等に紐を締めていきますよね。つま先からくるぶし、足首に至るまで、同じ強さで均等に締めていく。
普段履く靴ならばそのような締め方でも良いのですけれども、スノーボードのブーツをスニーカー感覚で紐を締めてしまうと、私のように足が痛くなります。
じゃあ、どうやってスノボーブーツの紐を締めればいいのか。
それは、「紐を結ぶ強さに強弱を付ける」のです。
方法は難しくありません。
スノボーのブーツは、つま先、くるぶし、スネ、この3箇所に紐が通っています。この箇所ごとに紐を結ぶ強さを変えれば良いのです。
コツは、つま先をユルく結ぶ。くるぶしはガッチリ結ぶ。スネの部分は程々の強さで結ぶ。これだけです。
最も重要な点は、「つま先をユルく結ぶ」という点です。
スノボーのブーツを履いていて足が痛くなる時は、おそらくつま先周辺ではないかと思います。足の先の部分が、ブーツ、紐、そしてスノボーのビンディングに締め付けられて、痛くなっていく。これが典型的なパターンでしょう。
だから、ブーツのつま先に通っている紐はユルくしておくのがいいのです。
私は紐の結び方を変えてからは、足の痛みが軽減して、滑ることに集中できるようになりました。以前は、朝から滑り始めてナイターになると、15分ごとにブーツを脱いで休憩しないといけないほどだったのですが、今では、休憩なしでもナイターをぶっ通しで滑れるようになりました。
もし、スノボーで滑っていて足が痛くなる方がいらっしゃったら、紐の結び方をちょっと変えてみてはいかがでしょうか。