「関西人は一家に一台たこ焼き器があるの?」という広島から来た同学部の子の質問に対し「いやそんなこともないよ、うちにはあるけど」「うん、そんなことないと思うよ、うちにもあるけど」「多分そんなことないと思う、うちにはあるけど」と二人の友人と私(関西人)が答えた記憶がまだ新しいhttp://goo.gl/U9hoQj
twitterのリアルタイム検索から引用。
私も大阪出身だから、何だか「あぁ、ありそうな会話だなぁ、、」と思った。確かに、私の自宅にたこ焼き器はある。まさに、上記のオモシロパターンと同じだ。どこの家庭でもあるとは思わないけれども、ウチにはあるよというパターン。
大阪の人はたこ焼きが好きなのかというと、実はそれほど頻繁には食べないし、好きと言うほどの食べ物でもない。おそらく、あまりにも当たり前な食べ物になってしまっていて、あえて語るほどのものでもないと考えているので、たこ焼きについて好き嫌いを言わないのかもしれない。
たこ焼きに限らず、お好み焼きも同様。「大阪の人は3日に1回ぐらいの頻度でお好み焼きを食べているんだろう」と思っているならば、それは間違い。お好み焼きもたこ焼きと同様に、いつでも食べようと思えば食べれるから、あえて今、今日、この時に食べなくてもいいだろうと考え、結局、他のモノを食べてしまう。この流れが多い。
私がお好み焼きを食べたのは、おそらく1年ぐらい前じゃないかと思う。いや、もしかしたら、1年以内に1回ぐらいは食べたかもしれないが、それぐらい記憶に残らないほどの頻度でしかない。
自宅のたこ焼き器なんて、めったに使うことはなく、以前使ったのは、もう何年前かハッキリと答えられない。以前使ったのは、確か20年ぐらい前、いやもっと前、25年ぐらい前かもしれない。たこ焼き器でわざわざたこ焼きを作るなんて、関西人でもあまりやりたがらないはず。
実際に自宅でたこ焼きを作れば分かるが、あのメンドクサさは想像を超えている。まず、ベースとなるたこ焼き粉を水で溶いたものを用意して、さらにタコ、天カス、ネギ、紅しょうが、青のり、ソース、マヨネーズなど、準備するものが多い。
さらに、焼く作業も手間がかかり、焼けてきたら金属製のピックでひっくり返す。この作業を何回か繰り返し、お皿に取り分け、青のりやソース、マヨネーズで味を付ける。
文字で読むだけだと、「何だ。そんなに難しものじゃないだろう。カンタンだ」と思うだろうけれども、そう思うならば実際にやってみるといい。2回か3回、たこ焼きを焼いただけで「もう作りたくない」と思うはずだ。
たこ焼き器なんて、ホームベーカリー器と同じで、数回使ったらもう嫌になって使わなくなる。たこ焼き器が8,000円で販売されているとして、3回使って嫌になったら、1回のたこ焼きが約2,600円ぐらいの値段になるので、随分と高価なたこ焼きを食べるハメになる。
もし、たこ焼き器を買おうなんて思っているならば、断固としてヤメておくべき。もちろん、商売としてたこ焼き屋を営業するならば商売道具は必要だけれども、家庭にたこ焼き器は要らない。
どうしてもたこ焼きを食べたくなったら、たこ焼き屋なんて街をウロつけば何件でも見つかるので、そういうお店でたこ焼きを購入すればいい。自宅で作るたこ焼きよりも美味しいいだろうし、手間も時間もかからない。とはいえ、私の生活圏が大阪だからたこ焼き屋が多いという理由もあるけれども、たこ焼き屋をやりたがる人は多いので、ちょっと探せば小さいお店はあるんじゃないか。
さらに、スーパーに行き、冷凍食品コーナーで探せば、冷凍たこ焼きが売っていて、これも美味しくできているのでオススメ。近頃の冷凍食品は味が良くなっていて、冷凍たこ焼きも食べたことがあるが、店や自宅で焼いて食べるたこ焼きと遜色はないと言っていい。
たこ焼きを食べるならば、店で食べるか冷凍食品を買ってチンして食べるか、この2つが良いと思う。自宅で作ってもロクなことがないのでオススメはしない。
リアルタイム検索で調べものをするとtwitterの検索結果がたくさん出てくるが、twitterのRTについて一言。REと書かれた内容はRe Tweetの略で、他のアカウントが投稿した内容を自分のタイムラインでも表示する機能としてtwitterに標準搭載されている。
他の人のtweetを引用するには便利な機能だけれども、RTするだけで、コメントがないtweetがほとんどなのが気になる。せっかくRTするならば、何か一言でもあれば面白いのだけれども、単にコピペ的にRTするだけなのが物足りない。
私はtwitterを使わないので、アレコレとは言いにくいけれども、RTするだけでなく、一言コメントを付けてRTするともっと自分のアカウントが目立つんじゃないかと思う。