2015年10月14日

レビューをメンドクサイと思うと、ご褒美はもらえない。


ネット経由で買い物をするウェブサイトにはレビュー機能を用意しているところがある。有名なところではAmazonや楽天、他には電子書籍サイト、旅行を販売するサイトなど、何らかの売り買いを成立させるところではレビューを投稿できる場合が多い。

このレビューだが、熱心に書く人がいれば、そうでない人もいる。買い物がメインなので、レビューなんて興味はないと思うかもしれないが、コツコツとレビューを書いていると、ご褒美がある。

書くだけ時間の無駄。何のメリットもない。そう思われているフシがあるが、レビューはただの感想文ではない。

何事もそうだが、他の人がやっていないこと、ここまではやらないだろうというところまで達すると、見える世界が変わる。



ネットで買い物をするときにはレビューが読まれる。レビューの評価が良いと買いたくなるし、そうでないならば買うのを控えたりする。つまり、レビュー次第で売れ行きが変わるため、販売者としては感想文と思ってレビューを扱ってはいない。

レビュワーとして評価が高まると、レビューの依頼が来るようになり、製品のサンプルを提供してもらえる。製品を実際に使ってもらい、レビューを書いてもらう。これだけなのだが、製品は無料(もしくは割引)で提供されるところがミソ。

ただ、レビューのオファーを受け取るには、連絡用の窓口が必要になる。楽天のレビューシステムでは、レビュワーにコンタクトするための手段が楽天ブログに限られる(他にも連絡手段はあるのかもしれないが)。ブログとなると、そのブログにメールアドレスなどを記載しておく必要がある。それがオファーを受け取るための窓口になる。

Amazonの場合は、プロフィールにメールアドレスとURLをそれぞれ1つ設定できるので、ダイレクトにメールでレビューオファーを受け取れる。2015年10月14日時点で、Amazonでの私のレビュワーランキングは93位になり、レビューのオファーも毎日7件から10件ぐらいは届くようになった。

製品の単価は1つあたり1,000円から4,000円ぐらいの間で、それをサンプルとして提供してもらい、レビューを書く。ちなみに、Amazonのレビューガイドラインでは報酬を受け取ってレビューを書いてはいけないので、報酬はゼロ。報酬は無いが、2,000円ぐらいの製品をポンポンと受け取れるのは悪くない。

製品を提供してもらいレビューを書けるのはAmazon VINEのメンバーだけと思っている人もいるかもしれないが、それは勘違い。VINEメンバーになればAmazonから製品のカタログが送られてきて、そこからレビューする商品を選択するのだが、このメンバーにならなくても対応しきれないほどレビューのオファーは届くようになる。

楽天でレビューを書いてもおそらくオファーは来にくいと思う。なぜならば、レビュワーに連絡するための動線が乏しい(楽天ブログ)ため、サンプルを送りたいと販売者が思ってもコンタクトを取れない。

Amazonならば、メールアドレスとURLを表示できるので、販売者も連絡を取りやすい。連絡までの動線がシンプルだし、ネットショッピングと言えばAmazonというぐらい認知されているため、Amazonでのレビューの価値は高い。

「レビューなんてメンドクサイ」、「そんなもん書いても意味ないやろ」と思わずに、誰かの役に立つことをしていると、ご褒美があるので、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

1つ2,000円の製品を10個受け取れば10,000円分になるので、実質的にその分だけ所得が増えたのと同じ効果がある。お金を受け取ることはできないが、物々交換でレビューを売っていると考えればいい。