2016年4月23日

mineoでフリータンクを使うときの裏ワザ。


裏ワザと言っていいほどの手法かどうかは分からないが、mineoのフリータンクサービスを利用すると、ちょっとした良い効果を得られる。

http://mineo.jp/about/tank/#2

まずフリータンクについて簡単に説明しておく。

フリータンクはmineoユーザー向けのサービスで、通信容量が足りなくなったらフリータンクから1ヶ月1GBまで無料で取り出せるようになっている。



無料で1GBチャージ


他社だと、追加チャージで100MB 300円という感じで費用がかかるが、mineoユーザーだと1GBまでならば無料でチャージできるわけ。毎月、1GBまでは保険がかかっているような状態だ。


イメージとしては、パケットを放り込む大きなバケツがあって、そこからmineoユーザーが好きなようにパケット枠を取り出せるという感じ。もちろん、余ったデータ枠をフリータンクに入れて、タンクの容量を増やすのもmineoユーザー。

2016年4月23日時点の容量。mineoユーザーが出し入れして、これだけの容量がある。

無料で1GBまで使えるとなると、「タンクの中身がカラッポになっちゃうんじゃないの?」と思う人もいるだろうが、そこはケイ・オプティコムも対処法を考えている。



ちゃんと容量が増えていく仕組みがあるんです。

パケットを入れた人のランキング。ランキングシステムがあると人は競いたくなるもの。
24時間以内に10GBもぶっ込んでいるユーザーまでいて、「そんなに入れたら自分が使えないんじゃないの?」と私は思ってしまうが、後から取り出すんでしょうね。

1週間のランキング。

1週間で24GBも入れている人がいる。1ユーザーで24GBとなると、複数の回線を契約していて、そこからドンドコとパケットをフリータンクに入れているのか。ブログなどのリンクをプロフィールに付けられないので、そこからアクセスを誘導できるわけでもないが、単に競いたいという気持ちでパケットを入れているのだろうか。うーん、謎だ。

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さて本題

前置きが長くなったが、裏ワザというものについて説明する。

mineoでは使い切れなかったデータ枠を翌月まで繰り越せるものの、その先(翌々月)までは繰り越せない。

そこで、繰り越せず失効するデータ枠を一時的にフリータンクに退避させ、後からそのデータ枠を取り出す。例えば、700MBが今月に失効するならば、700MBをフリータンクに入れる。その後、700MBをフリータンクから取り出す。

そうすると、データ枠が失効する期間がリセットされ、取り出した月の翌月まで使えるようになる。これはフリータンクが持つロールオーバー効果と言える。

2016年4月時点では、フリータンクから取り出したパケット枠も翌月まで繰り越せるので、失効前にフリータンクに退避させて、利用期間を延長する手法が使える。

将来時点で、フリータンクから取り出したデータ枠については繰越できないという制約が課される可能性があるが、現時点ではそのような制限は無い。

私もmineoを使っているが、失効する前に全部使っちゃうので、ロールオーバーさせた経験はない。


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(2017年3月3日、追記)
パケットを取り出せるフリータンクのサービスで、タンク内のパケットが枯渇する可能性が高まっており、無料で貰えるというものではなく、あくまで「助け合い」という目的で運営されているとのこと(運営側の発表)。

確かに、パケットを引き出せるということは、誰かがパケットをタンクに入れたというわけなので、全体では常にゼロサムになる。

お互いにパケットを融通して、助け合う。これがフリータンクとのことなので、まぁ、そういう趣旨なり目的を理解してご利用ください。