2016年11月17日

教えたくない紅葉スポット。嵐山へ紅葉を見に行くならばココ。



今年、2016年も11月の中頃になり、紅葉を見に行く時期になった。夏が終わって、シンミリするのか、秋は好きじゃないという人もいるけれども、私は涼しく、寒くなると本気を出すタイプなので、秋は大歓迎。

紅葉といえば京都と言ってもいいぐらい京都は紅葉で有名で、毎年11月になるとこれでもかというほど人が集まってくる。

特に嵐山には紅葉シーズンだけで約100万人も来るらしいので、人気であることは間違いない。11月19日から27日まで交通規制が実施されるほどなので、夏の花火大会ぐらいの混雑になると思っておいたほうがいい。


嵐山にはもう7回ほど行っているので、それなりに勝手を知った場所になってきた。たかが7回といえば7回なのだが、7回も同じ場所に行くなんてなかなか無い。

渡月橋と嵐山の山肌を見るだけで終わってしまっては、何だかもったいない。雰囲気を味わうだけならば渡月橋の周辺をウロウロするだけでも良いけれども、「モミジを見たい!」と強く願って嵐山に来る人もいるだろうから、そういう人のために、今回は「教えたくない紅葉スポット」も含めて紹介しておこう。









嵐山と言えば渡月橋

まず知りたいのは、おそらくココだろう。一度でも嵐山に行ったことがある人ならば、100人中100人が渡月橋を見ているはず。嵐山に行って渡月橋を見ずに帰ってくるのは、寿司屋に行って寿司を見ずに帰るほど難易度が高い。それぐらい有名、いや超有名と言っていい場所。

奥の山が嵐山。手前の端が渡月橋。夕方でも人は多い。


写真を撮るには絶好の場所だし、雑誌やインターネットでも渡月橋と嵐山が一緒に写った写真が掲載されていることが多い。まぁ、ミーハーな人には良い場所とは言える。

しかし、橋の周辺は、「モミジを見に来たんじゃなくて、人を見に来たんじゃないの?」と思ってしまうほど人が多い。

道路は片道1車線。端の両側が歩道なのだが、車道に溢れるほどの人で、立ち止まって写真を撮る人もいるものだから、混雑に拍車が掛かる。

賑やかな場所が好きな人にはいいけれども、もっと静かに、ユックリと紅葉を見たい人には向かない場所。

お祭り気分を味わいたいならば渡月橋周辺。紅葉を静かに大人しく味わいたいならば、橋から離れた場所に行くといい。


川でボートに乗れる。確か90分で1,000円だったか。
見ているとボートを漕ぐのは簡単そうだけれども、実際にオールを持って漕いでみると想像しているよりも進まない。

初めての人は、力任せにオールを動かすのだけれども、まぁこれが全然ダメ。オールの先で水を捕らえないと、推進力を得られないようになっていて、競技としてボートを漕ぐのではなく、滑らかにボートを動かすならば力はさほど要らない。




初めて嵐山に来たならば、人が少なめな嵐山公園に


嵐山公園の中。渡月橋から近いが、人は少ない。
ここは渡月橋から歩いて5分ぐらいで行けるところで、人は少ない。モミジのボリュームは少なめだけれども、ホッと一息つける場所。ベンチもたくさんあり、晴れた日にお弁当をここで食べるのもいい。

公園全体が山になっていて、公園に入るには少し登らないといけない。広くて散策しやすいので、渡月橋のように満員電車のような状態にはならない。


山を登ると眺望スポットがあり、桂川の向こう側に大悲閣千光寺が見える。公園を歩いていると、頻繁にゴーン、ゴーンと鐘の音が聴こえるが、あれは千光寺の鐘を来客が鳴らしているから。

展望場所から見える千光寺。遠くに見える四角で白いのがお寺。


寺には小さめの鐘が釣ってあり、その鐘は鳴らし放題。お寺の鐘は和尚さんとか、そのお寺のお坊さんとか、そういう関係者しか鳴らしちゃダメなのが普通なのだけれども、千光寺は好きなだけゴーン、ゴーンしていい。

千光寺に行くには桂川沿いの道を長々と歩いていかないといけない。渡月橋からだと、おそらく片道15分から20分はかかる。

川の南側を歩いて行く。
道幅は軽トラックが1台通れるぐらいの幅で、レンタルサイクルに乗っていればササッと行ける。

途中の看板。
絶景アピール。英語でも2度目アピール。


細めの道が続く。


私も千光寺には1度行ったことがあるが、白い犬がいたのが記憶に残っている。お堂は木道で、中にはいって歩くとギシギシと音が鳴り、強い台風が来たら壊れるんじゃないかと心配になるほど。

木造のお堂、小さな釣鐘、そして白い犬。千光寺にあるのはこの3つ。「たったその程度?」と思うなかれ。それが京都なのだよ。

千光寺から見た嵐山公園。

確かに絶景。



嵐山公園の中を進んでいくと、トロッコの駅が見えてくるので、運が良ければトロッコの「ポーッ!」という汽笛を聴ける。トロッコといっても、大きな石を運ぶ運搬具ではなくて、人が乗れるトロッコ列車。私は乗ったことはないが、いつも人が多いので、乗ろうと思いつつ未だに乗ってない。

公園の中に入るには参拝料などの費用は必要なく、好きに出入りできる。嵐山周辺の施設に入るには拝観料なり参拝料なり入場料が必要なところが多いが、嵐山公園は無料。

公園の中。

座る場所もある。
人は少ない。

お弁当を広げて食べるには良い場所なので、ここでお昼にするのもいい。ただ、紅葉時期は寒いので服装は温かいもので来るように。

余計な話だが、ちょっとでも雨が降る可能性があるならば、折りたたみ傘を持っていくことをオススメする。過去7回ほど嵐山に来たが、そのうち4回ほど雨が降ったので、完全に快晴ならば別として、晴れのち曇りとか、曇なんていう天気ならば、折りたたみ傘をリュックサックに入れておくといい。



私が使っている傘はコレ

折りたたみ傘というと、手で開いて、手で閉じる必要があるのだけれども、この折りたたみ傘はボタンを押すとバサッと開いて、もう一度ボタンを押すと閉じる仕掛けになっている。

ボタンを押して開くだけならばよくある傘なのだけれども、閉じるところまでできるのが私のお気に入り。

2016年11月時点では在庫切れだが、他にも同じような折りたたみ傘が販売されているので、こういう便利な傘をカバンなりリュックサックに入れておくといい。




教えたくない場所は、直指庵。

「教えたくないのに何で教えるんだ?」と思うところだが、教えたとしても行く人はほとんどいないだろうと思っているので、教えても大丈夫。

入口

阪急嵐山駅から直指庵まで歩いて行くとなると、片道30分弱はかかるはず。大半の人は渡月橋周辺でウロウロして終わりなので、あえて辺鄙な北の方にある紅葉スポットまで行くことはない。

真っ赤なモミジがいっぱい。

中はモミジの嵐。

直指庵に行ったのは2014年の11月末。桂駅(阪急嵐山駅よりも遠い)からレンタルサイクルに乗って嵐山に行った時に最初に訪れたのがこの直指庵。嵐山エリアで最も北の方にあるスポットで、ハイシーズンの昼頃でも来客数は7人程度。

私が訪問した時に、NHKのスタッフらしき人が大きなビデオカメラを固定して、モミジの風景をず~っと(優に1時間以上は)撮影していたが、何かの番組で使うのだろうか。


拝観料は500円だが、あの静かさ、圧倒的なモミジ、落ち着ける雰囲気、静かに紅葉を見たいならば直指庵に勝る場所はないんじゃないかと思えるほどお気に入りだ。

駅から歩いて行ってみるのもいいが、おそらく歩いてあそこまで行く人は100人中2人ぐらいだろうと思う。レンタルサイクルで行くか、もしくはタクシー。バスを使うならば、大覚寺までバス亭があるので、そこから10分ほど歩くのもいい。

11月の後半、もしくは12月の初めとなると、もう初冬の寒さなので、体を温めるために30分歩くのもいい。健康にも貢献するだろうから、歩ける人は歩いてみてはいかが?




京都市バスの乗り放題券カードで嵐山をスイスイ移動。

嵐山では歩いている人が多いが、移動手段は徒歩以外にもある。

乗り放題バスのカード。テレホンカードと同じようなもの。
京都の市バスと京都バス(似ているがこの2つは違うらしい)、を1日間、何度でも乗り降りできるカードが500円で販売されているので、去年、2015年の12月にはコレで嵐山を縦横無尽に移動した。

500円を高いと感じるか、安いと感じるか。
阪急嵐山駅を出るとレンタルサイクル屋があるので、自転車を借りて移動するのもいいし、乗り放題カードを使ってバスに乗るのもいい。さらには、タクシーという手段もある。

ちなみに、レンタルサイクルは1日で900円。自分で好きな場所に移動できるのが自転車のいいところだが、自分で漕がないといけない。一方、バスならば、自分で運転しなくていいし、車内は温かい。さらに料金も500円でレンタルサイクルよりも安い。けれども、指定のバス停しか止まれない。

どっちにするか悩むところだが、私ならばバスを選ぶことをオススメする。温かくて(11月後半の嵐山は寒い)自動で目的地まで運んでくれるのはありがたい。

交通規制が実施されていても、バスだけは特例的に通過させてくれることもあり、移動の足としては悪くない。嵐山公園、天龍寺、清涼寺、あとは大河内山荘ぐらいまでならば徒歩でも平気だが、これよりも遠い場所となると魔法のじゅうたん的なものが欲しい。

大覚寺や化野念仏寺、清滝、直指庵などまで歩くのは相当にシンドイはずで、離れた場所で静かに紅葉を楽しみたいならばバスに乗ってちょっと遠くまで行くのがいい。


嵐山駅から渡月橋、清涼寺、大覚寺、その先は化野念仏寺、清滝とバス停が設置されているので、嵐山周辺の主な場所はバスで行ける。レンタルサイクルの小回りを取るか、バスのラクチンさを取るか。ここは好みで分かれるところ。

北西の辺鄙な場所に清滝という場所があり、バスでも行けるため、2015年の12月に行ってみたが、人がほとんどおらず、当日に現地で見かけた人も10人ぐらいだった。渡月橋周辺のあの賑やかさとは正反対で、寒いし人はいないし、かといって紅葉がタップリというほどでもないので、11月や12月に行くのはオススメしない。

清滝に行くまでにはトンネルがあって、このトンネル珍しいことに一方通行。しかも、信号があって、こちら側の信号が青になれば通行でき、赤になっているときは向こう側から通行できる。つまり、一方通行なのだけれども、信号を付けることで、交互に通行できる珍しい一方通行なのだ。



桂駅から嵐山まで自転車で移動した思い出


2014年の11月末頃には、あえて嵐山駅まで行かずに、阪急桂駅で降り、レンタルサイクルを借りて嵐山まで行った。

歩いて散策すると時間がかかるから、「よし、桂駅から自転車で行ってやろう」と考え、それを実行したわけ。

「阪急嵐山駅にもレンタルサイクルがあるんじゃないの?」と思うかもしれないが、確かに自転車に乗るだけならば嵐山駅で借りればいいだけなのだけれども、あえて桂駅から景色を見ながら行ってみたかったというのが理由。

地図で見れば、桂から嵐山まで目視だとせいぜい5kmぐらいで、自転車だとすぐと思えるが、実際に走ってみると30分ぐらいはかかった。

電動自転車で行く嵐山の紅葉。大覚寺から直指庵までスイスイのスウィー。

電動アシスト自転車を1日借りて420円。電動アシストだし、距離もさほどじゃないし、自転車に乗るまでは余裕綽々だった。しかし、いざ自転車に乗ってみると、以外とラクじゃない。

普段から自転車には乗っているものの、電動アシスト自転車は初めて。町中でオネーサン(オバサンではない)方が乗っているのを見ていて、さぞラクなんだろうと思っていたけれども、実際に乗ってみると、何だか想像していたものと違う。

漕ぎ始めはアシストしてくれるのだけれども、スピードが出てくると、アシスト機能が弱まり、自分の足の力だけで漕ぐ状態になる。つまり、出発時だけはサポートするけれども、後は自分でね、というのが電動アシスト自転車の正体。

傍から見ていると、すごく楽そうに思えるが、実際に乗るとそうでもない。漕ぎ始めをアシストするのが主な機能なので、あまり大きな期待をしないように。


モーターだのバッテリーだの、普通の自転車よりも重量が重いので、普通の自転車に乗るよりもパワーがいる。アシストモード中はラクになるけれども、アシストがOFFになると普通の自転車よりもシンドイ。

嵐山に行くまでに、バッテリーを半分ほど使ってしまい、「こりゃあ、帰りのバッテリーがなくなりそうだ」と考え、早めにアシスト機能をオフにして自転車に乗っていたものだから、ペダルが重い重い。

自転車で嵐山まで行った顛末については過去のエントリーで詳しく書いたので、そちらを読んでいただきたい。




路線バスに1時間以上乗って、気持ち悪くなった


せっかく乗り放題カードがあるのだから、たくさん乗らなくちゃモッタイナイと考えて欲を出したのが運の尽き。

嵐山周辺を移動するだけにとどめておけばよいものを、乗り放題なんだから京都市内まで行っちゃえと考え、嵐山から三条京阪駅までバスに乗って移動した。

結構な距離だけれども、「一気にそんなところまで行けるの?」と思うところだが、阪急嵐山駅の近くにあるバス停から三条京阪駅までのバスが出ている。

三条京阪駅まで30分強で到着できるはずなのだが、京都市内は慢性的に渋滞が発生していて、実際には倍の1時間ほどかかる。

路線バスに1時間も乗りっぱなしで移動する人も稀だろうから、あれほど渋滞していても気になりにくいけれども、実際にその時間乗ってみると、これがキツイ。

渋滞だから、止まって、走って、止まっての繰り返し。しかも、一番後ろの席に座ったものだから、揺れが大きくて気分が悪くなる。


近距離をチョコチョコと移動するには路線バスが適しているけれども、長時間乗るには適していないのだな思い知らされた経験だった。

どーしても、もっと1日カードを活用したいならば、京福電気鉄道に乗って、四条河原町まで出て、そこから京都の中心部でウロウロするためにバスに乗るという方法もある。とはいえ、嵐山を回って、京都市内の中心部まで行くとなると、時間が足りなくなり、空が暗くなってしまう。

欲張って中心部まで行かず、嵐山周辺をバスに乗ってアチラコチラに行くほうが充実した時間を過ごせると思う。





鹿王院も人が少なめ。

雑誌にも掲載されている場所なのだけれども、鹿王院は想像していたよりも静かな場所。観光客は来るものの、12月初めのハイシーズン中の昼間、しかも週末で、拝観者は3人ほど。

住宅街の中にポツンとあるお寺で、早足で歩いていると見逃してしまいそうになるぐらい。

ここに来たのが2010年の12月だから、もう6年前になる。拝観料は300円で、お寺の中で三脚は使用禁止。三脚は使えないけれども、写真の撮影は自由なので、ここはお好きに。

お寺そのものが大きくないし、敷地面積も広くはないので、紅葉のボリューム感を感じるには物足りないと思えるが、静かに京都の秋を感じるには絶好の場所。

直指庵の雰囲気もいいが、鹿王院の雰囲気も負けていない。

距離も直指庵よりは近いので、渡月橋から歩いても15分ぐらい。



クルマで行くならば駐車場が必要

マイカーで嵐山まで行くならば、駐車場が必要だが、嵐山周辺に限定して駐車場を探せるサービス(akippa)がある。

数が少ないので早めにキープしよう。
クルマを1日停めて、料金は600円から1,400円。時間貸しの駐車場もあるけれども、akippaで登録されている駐車場には一般民家の駐車場もある。

自宅の駐車スペースを貸し出せるようにしているのがakippaの特徴で、個人貸しならば1日停めても600円程度。

クルマでウロウロできるほど道幅は広くないし、紅葉シーズンには渡月橋周辺は交通規制されるので駐車場にクルマを停めて歩いて散策するのが良い。




大覚寺と祇王寺はセットで600円

北の方に行くと大覚寺という大きなお寺があり、ここも紅葉を見れる場所。バスでも来れるし、時間はかかるが歩いても来れる。

11月は嵯峨菊を毎年展示していて、背の高い見た目が特徴の菊を見れる。11月後半になると時期が過ぎたのかシンナリして弱々しい感じになるので、できれば11月の前半に見に行く方がいい。

この大覚寺と、離れた場所にある祇王寺は経営が同じであるためか、共同拝観券というものが販売されている。

大覚寺だけの拝観券は500円。大覚寺と祇王寺に拝観できる共同券だと600円。

共通参拝券。

「じゃあ、両方の寺はお互いに近い場所にあるの?」と思うところなのだが、これがまた結構離れている。歩いて移動すれば、片道15分から20分はかかるんじゃないだろうか。

よくあるパターンだと、お寺と庭園がセットになっていて、共同拝観券を買うと、お寺を見て回った後に、その隣りにある庭園にも入れるようになっている。場所的に接近しているので、お客さんにとっては都合がいいわけだ。

しかし、大覚寺と祇王寺は隣同士どころか、歩いて20分ほどはかかる距離があって、「これで共同拝観券を販売されても、ちょっと、、」という感じ。

でも、そこは人間で、「600円で両方に拝観できるならば、そっちにしよう」と思っちゃう。共同拝観券を買った人には、拝観券と一緒にマップも貰えて、大覚寺と祇王寺を行き来する道順が記されている。

大覚寺と祇王寺を移動するためのマップ。
歩いて約25分。


さて、肝心の中はというと、大覚寺はは渡月橋から離れているし、人も多くなく、落ち着いた場所。とはいえ、バス停があって、大きなバスも停車しているので、大勢の観光客を連れてきているはずで、渡月橋ほどの人はいないけれども、それなりの人数が来ている。

主に廊下を歩いて参拝するスタイルで、どこかの部屋に入って一息という場所ではない。木造の廊下をギシギシと音をたてながら、庭にあるモミジを見る。

たかがモミジを見るためにわざわざお寺に入ってと思えるけれども、まぁそれが京都のお寺なり雰囲気なり楽しみ方なのだから、いいじゃないか。


祇王寺はトロッコ嵐山の駅を抜けて歩いていくと着く場所にあるので、人は多い。さらに言うと、人が多い割には敷地面積が狭い。嘘ではなく本当に狭いので秋のシーズンは混み合う。あんなに混んでいるお寺は珍しいんじゃないかと思えるほどの混み具合で、落ち着いた雰囲気を感じるのは難しい。




紅葉を静かに見るならば、直指庵か鹿王院へ

初めて嵐山に行くと、どうしても渡月橋周辺をウロウロしてしまいがちだが、ゆっくりとした雰囲気を味わうならば、もっと北の方(大覚寺や直指庵がある方面)に行けば、人が少なくなるので落ち着いた雰囲気でモミジを見れる。とはいえ、清滝まで行ってしまうと、人もモミジも少なくなるので、あそこまで行かなくてもいい。

いい場所はちょっと離れた場所にあるので、バスの一日券を買って移動するか、レンタルサイクルに乗って移動するか。このどちらかを選んで利用すれば便利だ。

私がオススメするのは直指庵だけれども、あそこまで行けるならば行ってみろと言いたいほど距離があるので、「そこまで言うならば」と思った人だけ行ってみて欲しい。あのモミジのボリュームには圧倒されるはずだ。

他には、鹿王院も穴場としてオススメ。ここは規模は大きくないけれども、秋の京都を感じるには一番いい場所だと思う。