2016年3月5日

ルスツのWi-Fiを快適に使う方法。無線LANルーターを持って行くとWi-Fi通信が快適に。


ルスツリゾートにはWi-Fiサービスが用意されており、確か2013年の1月から使えるようになっていた。2013年の1月末頃にルスツに行った時は、まだサービスを開始して間もない時期だったので、利用者が少なく、快適にネットワークを使えた。

ルスツで使える無料のWi-Fiがイイ感じだった。(過去記事)

ブログでルスツWi-Fiを紹介したのが2014年の1月11日。今現在は、2016年3月だから、もうサービスを開始して3年ほど経過している。


知らない人のために説明しておくと、ルスツリゾートには宿泊者用にWi-Fiサービスが開放されており、端末のWi-Fi機能をONにして、RUSUTSUSPOTというアクセスポイントに接続すると、Wi-Fiを使える。スマホやタブレット、PCでも利用可能。また、パスワードは不要。そのため、ルスツに到着して、すぐにネットワークに接続できる。

ただし、通信が暗号化されていないので、通信内容を他者に傍受される可能性があるため、VPNなどのセキュリティ対策を独自に講じておく必要がある。




話を戻すと、2015年の2月にルスツを再訪し、Wi-Fiを使ってみたところ、これが以前とは違い、混み合っているのか速度が遅い。まぁ、2年もあればサービスが認知されて利用者も増えるので仕方ないが、あの遅さは不満を抱くのも無理は無いと思えるほどのものだった。

客室内にも電波は届いており、Wi-Fiを使えるものの、やはり速度が遅い。「う〜ん、どうしたものか」と思いつつも、どうしようもないのでそのまま使っていた。

ウロウロしながら客室内の設備を見ていると、テーブルにLANケーブルを差し込むコネクターがあることに気づく。

2015年2月に撮影。コネクターの存在に気付く。


「ここにLANケーブルを挿せば、パソコンとかを接続できるのか、、、」と初めは考えていたが、「ん? これは、使えるんじゃないか?」と頭が動き出す。有線用のコネクターがあるならば、そこに無線LANルーターを接続すれば、アクセスポイントを作れるんじゃないか。そうすれば、快適にネット接続できるようになるんじゃないか。まぁ、こう考えたわけだ。

とはいえ、2015年の2月にルスツへ来た時は、無線LANルーターは持ってきていなかった。あれほどネット接続が遅くなったとは予想していなかったので、そんな道具を持ってくるはずもない。リゾートホテルに行くのに、固定用のルーターを持っていく人はそうそういない。モバイルW-Fiルーターを持ってくる人は多々いるだろうが、固定回線に接続するルーターを持ってくることはまず無い。

ホテルのフロントでもさすがに無線LANルーターは貸し出していないので、自分で持ち込むしかない。そこで、「よし、来年はルーターを持ってこよう」と決意し、その決意通り、今年2016年の2月はルーターを旅行カバンに入れて持ってきた。

今年、2016年2月に撮影。固定回線用の無線LANルーターを持参して接続する。ちなみに、2015年に宿泊した部屋とは違う部屋。

持って行ったルーターは、BUFFALO Wi-Fi Gamers 無線LANアクセスポイント WCA-G という無線LANルーター。



手のひらに乗るぐらいの大きさで、プラスティックを多用しているので軽い。


持って行く前に事前にルーターの設定を済ませておいたので、後はLANに接続し、電源につなぐだけ。

実際に使用した感想は、固定の光回線にルーターを接続し、そこからネットに繋いでいる場合とほぼ同じ。モタモタと読み込み待ちが発生することはない。

ルスツに無線LANルーターを持って行って正解、正解、大正解。固定回線を使えば、無線を他の人と取り合うこともないし、自分も快適にネット接続できる。

シツコイようだけれども、Wi-Fiルーターを経由してもセキュリティ対策は必要だ。スマホなどの端末からルーターまではWPAなどでセキュリティが施されているように見えているが、ルーターから先の回線がどのようなセキュリティ状況なのか不明なので、やはりVPN接続は必要だろう。

現地で撮影した写真やビデオデータをクラウドストレージにアップロードしていったが、ドンドンとアップロードできたので、7GBぐらいのデータをバックアップした。RUSUTSUSPOT(ルスツWi-FiのSSID)に接続していたらおそらくこれほど大容量のデータをネットに送るのは難しいだろうから、固定ルーターの快適さは侮れない。

ルスツのリゾートホテルに宿泊する予定の人は、固定回線用のルーターをカバンの中に入れて持っていくことをオススメする。