2015年3月3日
新千歳空港が混雑したらどこで休むか。
2015年2月の中旬、新千歳空港から飛行機に乗って移動しようと空港に行くと、飛行機が雪で欠航になった。2月の13日は朝から雪が降っていて、確かに風はそれなりに吹いていたし、雪もまあまあ降っていた。しかし、飛行機が飛べないほどの風や雪かというとそんな感じではなかった。
午前中の飛行機に乗って新千歳空港から伊丹空港まで行けると予定に織り込んでいたものの、空港に到着して、2階の国内線フロアに行くと人がイッパイ。この時点で、「あぁ、飛行機が飛んでないのか、遅れているのか、どっちかだな」と分かった。ここで、「まぁ、自分が乗る飛行機は飛ぶだろう」と何の根拠もなく思うのが人間のオロカなところ。
飛行機の出発状況を示す電光掲示板を見ると、私が乗る飛行機はどうかと調べると、赤い文字で欠航と表示されていた。まぁ、こんなもんだよ。世の中というものは。「欠航か、、結構、結構」とどうでもいいことに脳ミソを使いながら、この後のことを考えていた。
振り替えの便を航空会社のカウンターで手続きするところまではいいとして、飛行機に乗るまで時間があると、どこで休むかが悩むところ。
欠航や遅れが発生すると、キャンセル待ちなどの理由で2階の国内線フロアで待っている人が多いが、飛行機に乗れない人が2階に滞留して、ドンドンと混雑する。まぁ、キャンセル待ちするのは自由だけれども、飛行機が欠航すると、後の便に欠航便に乗るはずだった人が後ズレしてくるので、よほど運が良くない限りキャンセル待ちで座席を得られる可能性は無い。
飛行機を利用する人によってグレードが違っていて、グレードの高い人は優先的にキャンセル待ちの座席が割り当てられ、グレードが低い人は後に回される。キャンセル待ちの手続き後に、キャンセル待ち専用のチケットのようなものが渡され、そこにアルファベットや数字が書かれていたように記憶しているので、何かを識別するためのものだろうが、何かと利用者をグレード分けしている航空会社なので、キャンセル待ちでもグレード別に対応していても不思議じゃない。
新千歳空港の2階で待っていると、人がワンサカといて、それだけで疲れる。そんなときはどうするか。新千歳空港は4階まであるので、2階以外に行くとなると、3階はお店のフロア、4階はゲームセンターや温泉のフロア、1階は到着フロア、この3つから選ぶことになる。
「時間があるから、買い物でもするか」、「ちょっとラーメンでも食べるか」、「展望フロアで飛行機を見よう」など、まぁ色々とアイデアが浮かぶ。買い物をしたいならばすればいいし、ラーメンを食べたいならばズルズルと食べればいい。飛行機を見たいならば、、、当日は風と雪で荒れていたので飛行機はあまり見えなかったが、見る人は見ていた。
私が最もオススメするのは、1階の到着フロアで休憩する方法。「これから飛行機に乗るのに、なんで到着フロアに行くんだ?」と思うかもしれないが、飛行機に乗るからといって到着フロアに行っちゃいけないわけでもない。
考えてくれたまえ。欠航や遅延で出発フロアが混みあうのはごく普通なことだろう。じゃあ、到着フロアが混みあうのはどんな時だと思うかい。自分が空港に到着したら、荷物を受け取って、サッサと電車なりバスなり、タクシーなりに乗って空港を後にするんじゃないかい。ということは、到着フロアは人が滞留しにくくなっているはず。
2階の国内線の出発フロアが人でごった返している一方で、1階の到着フロアはガラガラ。2階は人が溢れている。3階はショッピングで人が多い。4階はゲームセンターがウルサイ。ゆえに、ゆっくり休憩できるのは1階なのだ。
これから出発するけれども、あえて到着フロアに行く。なかなか考えつかないかもしれないが、新千歳空港が混雑したときは1階に移動して待つもの良いと思う。