https://www.mydocomo.com/onlineshop/campaign/campaign_detail.html?campaign_code=monthly
※1 2015年7月1日(水曜)以降、2014年9月以降に発売された機種を過去6か月以内に「機種購入手続きがなされている回線」、「XiからFOMAへの契約変更がなされている回線」で購入の場合、本割引の対象外です。
端末購入サポートを再開、新料金プランを開始と、ユーザーに負担がかかるような仕組みを導入しつつあるdocomoだが、2015年7月から新たに月々サポートへ条件を追加した。
端末を購入して、6ヶ月を経過するまでに新たに機種を変更すると、月々サポートが付かないようになった。例えば、3月1日にスマホを購入し、6月に機種変更すると、まだ6ヶ月は経過していないので、新たに購入した端末にはたとえ月々サポートの対象となる機種であっても月々サポートが付かない。
なぜこのような条件を追加したのか。どのような意図があるのか考えてみたい。
6ヶ月以内に機種変更する人というと、新しくスマホを買ったのに、数ヶ月でまた機種を変えてしまう人を想定している。そのため、ケータイを買った後、1年なり2年なり、長期で使う人には影響は無い。
短期間に機種変更を繰り返す人を排除する。それが条件変更の意図だ。
iPhone6には月々サポートが月に3,500円ほど付加されているので、月々サポートが終了した回線、もしくは端末購入サポートで購入したため月々サポートがほとんど無い回線からiPhone6に機種変更し、月々サポートを増やす方法を用いる。月々サポートが終了した人の場合は、契約から2年は経過しているので、これは上記の条件変更による影響を受けない。
問題は、端末購入サポートで購入したため月々サポートがほとんど無い回線からiPhone6に機種変更した人。格安の端末にMNPし、その直後にiPhone6へ機種変更する。こうすれば、月々サポートを増やせるし、使わない端末を売却して取引費用を回収できる。
2015年3月には上記のような方法でMNPからiPhone6へ機種変更していた人もいたようなので、docomoはこういう人を排除したいために、月々サポートに条件を付けたわけだ。
端末購入サポートも、今回の月々サポートを適用する条件変更も、長期で利用するように誘導するために設けられた施策なので、短期間でガサガサと契約を動かす人にはお得じゃない。