2015年9月17日

カケホーダイライト、使い方次第では良いプランかもしれない。


昨日、1回5分の音声プランをdocomoが発表することに関してブログで書いたが、プラン名を予測してカケホーダイライトとタイトルに設定したが、その通りになった。

月額1,700円のカケホーダイライトは必要ない。
http://blog.ymsro.com/2015/09/1700.html

auやSoftBankと同じプランで、また横並びになったが、昨日は中途半端なプランよりもレギュラープランのカケホーダイをキャンペーンで割り引いて対応する方が良いと提案した。しかし、考えてみると、カケホーダイライトは使いようによっては悪くないプランになる。

カケホーダイライトの利点は主に2つある。




1,データプランと同じ月額1,700円で通話ができる。


docomoのデータプランは月額1,700円で、カケホーダイライトも同じ料金に設定されている。人によってはカケホーダイからデータプランに変更して、通話なしでネットを利用し、月額1,000円分を節約しているはず。カケホーダイは月額2,700円なので、データプランに変更すれば月額1,700円に変わる。

データプランは何の役にも立たないプラン(未だに月額1,700円の意味が分からない)だが、カケホーダイライトならば短時間だが通話でも使える。この点で、データプランよりもカケホーダイライトの方が良い。


2,継続利用期間をリセットせずに済む。


2点目の利点は、音声からデータに変更せず、音声契約のまま使えるという点。音声契約からデータ契約に変更すると、2年プランの継続利用期間がリセットされる。そのため、契約日によっては更新月が変わってしまうという問題があった。また、MNPのために、データ契約から音声契約に戻す場合も同様にリセットされる。

しかし、カケホーダイライトを利用すれば、最初から最後まで音声契約で継続できる。データ契約に変更して、後日、また音声契約に変更する手間が無いし、継続利用期間もリセットされない。

カケホーダイライトはいらないと書いたが、上記2つの利点を考慮すれば、必ずしも悪い選択ではなさそうだ。

じゃあ、何も欠点がないのかというとそうでもない。カケホーダイライトを選択すると、パケットプランは5GB以上のプランが必須になる。

データMパック以上、シェアパック15以上が必須に。
音声収入が減るので、その代わりにデータ収入を増やすように仕掛けているわけだ。データMパック以上、シェアパック15以上を条件にするならば、カケホーダイライトプランを作らずに、キャンペーンでカケホーダイを割り引く方が利用者は満足度が高そうなのだが、色々と事情があるのかもしれない。

カケホーダイライトのみ契約し、短時間通話専用の回線として使うならば、随分とお得に思える。他には、シェアパックを組み合わせて、子回線として使うのもいい。

カケホーダイライトのみを利用できるかと思いきや、パケットパックと一緒に利用しないといけないので、単独でカケホーダイライトを契約するのは無理のようだ。

パケットパックとセットで使う。