ドコモが新料金プランを導入して、もう2年ほど経つが、通話定額とパケットパックを組み合わせるスタイルに変わって、シンプルになった感もあるが、「やっぱりケータイの料金は難しい」と感じる人もいるはず。
そこで、今回は、利用者に応じたオススメの料金プランを紹介してみよう。
1人で使うなら、この2パターン。
まず、1人でドコモのスマホを使っている人ならどのような料金プランがいいか。
ズバリ、以下の2つから選ぶのが私のオススメ。
- カケホーダイ + データSパック
- カケホーダイライト + データMパック
電話とネットを一緒に使う場合、上記の2つから選ぶのがベター。
データSパックは2GBまで、データMパックは5GBまで使えるので、ここは好みで。「カケホーダイライト + データSパック」という組み合わせを望む人もいるだろうが、この組み合わせはできない。カケホーダイライトの料金が安いので、パケットパックはM以上の料金が高いものを選ばないといけないようになっている。まぁ、業者側の都合だな。
ちなみに、カケホーダイライトだけの契約もできない。「5分通話のプランだけで使いたいなぁ」と思っても、それはできない。カケホーダイライトはパケットパックとセットで契約しないといけないプランなので、単独契約はできない。
カケホーダイの方は料金が高いので、こちらは安いデータSパックを組み合わせてもOK。
コチラのカケホーダイならば、単独契約もOK。カケホーダイ契約のみのケータイを用意して、通話専用で使うのもいい。
1人でスマホを使うなら、まずは上記2つのプランがオススメになる。さらに、2台目(スマホでもタブレットでもいい)を追加するときは、2台目プラスで料金を抑える。
複数台を連結する場合はシェアパックを使わないといけないのがドコモの料金プランなのだけれども、2台目まではデータパックでもシェアオプションで連結できる。
5GB以上使うなら、格安SIMに。
データパックにはLパックもあるが、月に8GBまで使うならば、もうSIMをチェンジしたほうがお得。
通話付きで8GBまで使えるSIMとなると、例えばイオンモバイルだと、8GBで月額2,680円(335円/GB)になる。
格安スマホのSIM一覧
3台以上連結して使うなら、シェアパック5。
ここで、「シェアパック5はどうだ?」という考えもある。シェアパックは家族なり複数人で使うことを想定したプランだけれども、1人でももちろん使える。
1人で3回線以上契約しているならば、料金が安いのでシェアパック5も選択肢に入るのだけれども、このプランには欠点があるので注意が必要。
シェアパック5が月額料金が6,500円と、シェアパックメニューの中では最安なのが良いところなのだが、月々サポート(毎月の割引のこと)が減額されたり、各種キャンペーンから適用対象外にされたりする。例えば、家族まとめて割は、シェアパック5を契約した場合、割引が適用されない。
月額料金だけで判断せず、月々サポートと各種キャンペーンも織り込んで、総合的かつ長期的にお得なのかどうかを考えよう。
差し支えなければ、シェアパックを選ぶときはシェアパック10を選ぶのが妥当なところ。
1人でドコモのスマホを使うならば、最初に示した、
- カケホーダイ + データSパック
- カケホーダイライト + データMパック
この2つをまず検討すべき。
追加でもう1台、スマホやタブレットを使うならば、2台目プラスを利用する。
さらに、3台以上のスマホなりタブレットを使うならば、シェアパック10、もしくは格安SIMに切り替える。