2014年11月2日

GMO WiMAX 究極割のレビュー




2014年10月24日に申し込んだWiMAXの端末が届いた。GMOとくとくBBのキャンペーンで販売されたWiMAX究極割に申し込んだMobile Slim。価格.comのサイトでは悪評もチラホラあったが、以前Mobile Cubeを使っていた経験者としては、同じ会社が作ったMobile Slimには期待していた。

GMOとくとくBB WiMAXが1年間月額399円(税抜)の究極割!超お得なGMOインターネットのプロバイダーサービスです。GMOとくとくBB WiMAXが1年間月額399円(税抜)の究極割!超お得なGMOインターネットのプロバイダーサービスです。

10月25日には受付停止になるほどの人気キャンペーンだったが、UQコミュニケーションズがWiMAX 2+へ通信資源を重点的に配分すると発表し、WiMAXの通信速度が1/3まで低下することになったが、申し込んだ端末はキャンセルせずに使うことにした。



選んだのはMobile Slimのブラック。選んだと言っても、もうそれしか無かったので、他に選択肢は無かった。とはいえ、使いたかったのはMobile Slimなので、1つしか選択肢がなくても私はそれで一向に構わなかった。

佐川急便で端末が到着。10月24日に申し込んで31日に端末が到着したので、予想よりは早かった。申し込みが殺到していたようなので、もう少し遅れるかと思ったら、ほぼ最速で送ってきた。もう1日遅ければ11月だったので、初月の利用料金が無料になるサービスだから、1日に到着すればちょっとだけお得だったが、まぁこの程度は誤差の範囲。

モバイルルーターは今まで3つ使ったことがあり、docomoのルーターが2つ、WiMAXのルーターが1つ。そのため、ルーターの設定でゴタゴタすることはない。ルーターに貼られたシールに記載されているSSIDとパスワードでMobile Slimに接続。この時点ですでにネット接続は可能なのだけれども、初期設定のSSIDとパスワードで使うのは何なので、ルーター本体に接続して設定を変更する。

Wi-Fi接続ができている状態で、http://192.168.1.1 に接続すると、Mobile Slim本体に接続できるので、ここで各種の設定を変更する。SSIDを変更して、さらにパスワードも変更。SSIDステルス機能はないので、SSIDが見えてしまうが、パスワードを変更しているので、まぁこの点は仕方ない。

電波状態が弱い状態(端末のランプが赤ランプの状態)で速度を計測してみると、確か0.497Mbpsだった。電波が弱いとWiMAXでもこの程度の速度になる。場所を変えて、電波の状態が良い(本来のランプが緑ランプになった状態)場所で速度を測ると、7Mbpsをちょっと超える程度の速度だった。これならばもう十分に速い速度で、何の不自由もない。以前使っていたWiMAXと同等程度の速度が出ている。

WiMAXシングルの帯域削減は徐々に進めていくようなので、まだ削減されていないエリアだったのかもしれないが、上記程度の速度が出ていれば、私としては何の不満も無い。7Mbpsだとちょっと良すぎるぐらいで、2Mbpsとか3Mbps程度でも構わないぐらい。

1GBや3GBの通信枠で制限されている回線だと、PC経由のテザリングを使うとどんどんと通信量が増えるので、1ヶ月では通信枠が足りなくなる。7GBあればさすがに足りるけれども1GBや3GBではちょっと少ない。そのため、テザリングを利用するときはWiMAXを使えば、ちょうどいい感じで通信枠を節約できる。

WiMAXの通信速度が下がってくるのは2015年の春から順次らしいので、2014年中はまだ速度が遅くなることはないのかもしれないが、どれぐらい実感で速度が低下してくるのか興味深い。そう考えると、今の段階でWiMAZ究極割のレビューをするのは時期尚早かもしれない。



ところで、いつまで1GBとか5GBとか、限られた通信枠を与えられてセコセコと使っていくのか。電波の資源は限られているとはいえ、どれだけ使っているかを意識して使うのはもうイヤだ。LTE通信が普通になり、通信もスムーズになったのだから、もっとのびのびとネットを使わせて欲しいものだ。月額3,000円弱で通信量無制限のMVNOサービスも登場しているので、もっと無制限のサービスが定着すれば気分よくネットを使えるようになるはず。


【GMOとくとくBB】WiMAX2+キャッシュバックキャンペーン