Internet watch（http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141024_672971.html?ref=rss）で紹介されていた内容で知ったのだけれども、まぁ、最初はウソじゃないかと思った。だって、月額で約4,000円のサービスが月額399円で売られていたら疑うでしょ？
10月24日から31日までの間の限定キャンペーンなので、期間は８日間。なんでこんな料金でWiMAXを使えるのかと疑いっぱなしで、画面の前で「ええっ？」と声を出してしまったほど。
もしかして新手のフィッシングサイトかと思い、URLをチェックして、GMO とくとくBBも調べて、サイトの内容もよく読んで、考えてみたが、どうも本物らしい。じゃあ、エイプリルフールかと思いカレンダーを見たが、今現在は2014年の10月なので、４月１日じゃない。
業界最安値をうたうRaCouponでもWiMAXは月額1,900円程度のサービスだし、月額399円なんで何がなんだか分からない感じ。
２年ほどまでにWiMAXを使っていた時期があり、大阪ではWiMAXを快適に使えたので、WiMAXに対する印象は良い。その時に使っていたルーターはMobile Cubeという端末でなかなか良いルーターだった。コンパクトで、バッテリーも確か私の使い方でも６時間程度は使えたので、バッテリー切れで使えなくなることはほとんどなかった。とはいえ、欠点もあって、たまに電源をオフにできない状況になり、電源ボタンを長押しても本体の電源をオフにできず、困ることが３回ほどあった。その時は初期化ボタンを押したり、電源ボタンを更に長押しして難を逃れたが、それを除けば良いルーターだった。
WiMAXの電波は建物の中に入ると減衰し、地下やビルの中に入ると、急に電波が切れることもあった。とはいえ、その点についてはあらかじめ分かっていたし、建物によってはチャンと電波をキャッチできるところもあり、必ずしも電波が届かないというわけでもなかった。
なによりWiMAXには通信量の制限がなく、月間３GBだとか月間７GBだとか、意識しながらチマチマと使わないといけないサービスとは違い、使いたいだけ使えるのがとても良いところ。動画を観れるし、ソフトウェアアップデートも問題なし。他にもDropboxでのファイル同期は通信量が多いが、これも心配ない。
今回のWiMAXへの申し込みで選んだのはMobile Slimという端末。Mobile Cubeを作っていた会社と同じなので私の印象は良いのだけれども、ネットのレビューでは何だか悪評も多い。ただ、悪評といっても、端末が悪いというよりも、利用者の通信環境が悪く、WiMAXの電波が届かないところだったり、サポートの対応が遅いとか、予想していたよりも通信速度が遅いとか。そんな感じ。
Try WiMAXというお試しサービスがあるので、自分の利用環境を事前にチェックして、WiMAXを使えるかどうかを確認しておけば、後から「何だこれは！繋がらないぞ！」というブチギレを回避できる。
通信速度は、WiMAXシングルの場合、40Mbpsと書かれているが、実際に私が使っていたときは、3.74Mbpsとか2.41Mbps程度だった。1/10程度の速度だからダメだと思う人もいるかもしれないが、実際に使っていると、この程度の速度でも十分に速い。40と3.74、40と2.41だと、さもダメダメな感じがするが、支障がある速度ではなかった。
なぜ月額399円でキャンペーンが実施されたのかと考えてみたが、理由は２つある。１つは、WiMAX 2+が普及してきて、WiMAXシングルの回線が空いてきたという理由。もう１つは、低料金のMVNO回線メニューが充実してきて、WiMAXからMVNO回線に切り替える人が増えてきたという理由。これらの理由で、WiMAXシングルの利用者が減りつつあり、おそらく回線業者のUQコミュニケーションズがWiMAXシングルの回線使用料をディスカウントしたのかもしれない。さらには、MVNOサービスの充実で、そちらに利用者が流れているので、WiMAXへ利用者を誘導する目的もあるのかもしれない。
2014年10月25日時点では、申し込みが多く受付を停止しているようで、27日に再開するとのこと。限定数に達したら終了と書かれているのだけれども、限定数がどれぐらいか分からないし、申し込みが殺到しているならば、限定数にはすでに達しているように思えるけれども、まだ在庫があるのか、それとも追加で用意するのか。この点は不明。
メイン回線とは別に、このキャンペーンでWiMAXをサブ回線として使ってみるのもいいかもしれない。
GMOとくとくBB WiMAX2+を申し込むとNexus7が無料でもらえる！
