2016年10月21日から、ドコモではケータイ向けのカケホーダイライトプランを利用できるようになり、KDDIのauでも11月9日からケータイ向けのスーパーカケホが提供される。
月額1,200円で通話定額のライトプランが利用でき、ネット接続の基本料金が300円、ネット料金は使った分だけ課金される。
docomo
- カケホーダイライトプラン(ケータイ):1,200円。
- ネット基本料金(iモード、spモード):300円。
- ケータイパック(ネット利用料):300円 - 4,200円
au
- 4G LTE ケータイ向けスーパーカケホ:1,200円。
- ネット基本料金(LTEネット):300円。
- データ定額サービス(ネット利用料):0円 - 4,500円(データ定額0と表現してもいい)。
docomoの場合、最低料金は1,800円か。iモードなどを抜きにして、ケータイパックもなしで使えれば、月額1,200円だが、そういう契約が可能なのかどうか。
ドコモのサポートサービスへ電話をかけて確認してみたところ、カケホーダイライト(ケータイ)のみで利用することは可能とのこと。ただし、このプランを適用できるのは、新しく購入する機種に限られ、今使っている機種や古い機種を持ち込んでカケホーダイライト(ケータイ)を契約することはできない。
auは、月額1,500円を最安料金だと公式に案内しているが、LTEネット無しで使えるのかどうか。3Gケータイでは使えないのか。LTEネットの取り外しは昔も今も簡単にできるので、auでもドコモと同じように、4G LTE ケータイ向けスーパーカケホだけで契約することは可能だろう。
ちなみに、「ケータイ」というのは、いわゆる従来タイプの携帯電話で、「パカパカケータイ」とか「ガラケー」、「フィーチャーフォン」などと呼ばれるもの。まぁ、要するに普通のケータイのこと。
今では、猫も杓子もスマホと言っても過言ではないぐらいだが、普通のケータイをしぶとく使っているヒトたちも一定数存在する。
「電話とメールだけでいいんだ」、「電話しか使わないゼ」という人にはスマホなんて要らないから、普通のケータイでいいわけだ。
今回の新しい料金プランは、そういう普通のケータイ向けのもの。
この料金プランを見て、「スマホでもこのプランを利用できるのか?」、「カケホーダイライトだけを契約して使えるの?」、「ネット契約なしでもいいの?」、「FOMAケータイでも使える?」など、色々と考える点がある。
ライトプランだけで契約可能?
まず、最も興味がある点が、ライトプランだけで使えるのかどうかというところ。ドコモならば、カケホーダイライト(ケータイ)だけで使えるのか。auならば、スーパーカケホだけで使えるのか。
もし、ライトプランだけで契約可能であるならば、月額1,200円で、1回5分の定額通話を利用できるケータイを用意できるわけだ。電話専用のケータイならば、月額1,200円でも全然OKだ。しかも、使った分だけ料金が上がっていく従量制ではなく、1回5分までならば定額料金に含まれるのだから、昔の料金プランに比べれば天国みたいなもの。
「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と「ケータイパック」を新設
-LTE対応「ドコモ ケータイ」の発売を機に新料金プランを更に充実-
~使い方に合わせて選べる料金プランを 11 月 9 日より提供開始~
どちらのウェブサイトを読んでも、ネットの基本料金 + データ料金をライトプランにセットしないといけないかのように案内されているが、ライトプランだけで契約できるとハッキリ書いていない。
ドコモの場合、スマホなどの料金プランでは、カケホーダイ単独での契約は可能になっているものの、カケホーダイライトの場合は指定のパケットパックやシェアパックと一緒に契約しないといけないようになっている。
となると、カケホーダイライト(ケータイ)の場合も、新しく用意されたパケットパックである『ケータイパック』をセットにして契約しないといけない可能性が高い。ただ、iモードなりspモードは外せるので、カケホーダイライト(ケータイ)とケータイパックを組み合わせた場合の最低料金は1,500円になる。
実際はどうなのかと疑問だったので、ドコモのサポートに電話で確認してみたところ、カケホーダイライト(ケータイ)のみでの契約も可能とのことだったので、最低料金は月額1,200円でOK。
一方、auの場合は、LTEネットの契約を外せば、スーパーカケホのみの契約にできる。データサービスはスーパーカケホとセットになるが、0円から始まる従量プランなので、使わなければデータ通信部分の月額は0円だ。この点はauのカスタマーサポートに電話して確認した。
10月21日の段階では、まだサービスが発表された段階であって、実際に料金プランを利用できるのは11月9日からだから、その時点までに情報が追加されるだろう。
結論を書くと、ドコモもauも、月額1,200円のライトプランを契約し、通話のみという利用は可能だ。
FOMAケータイでも使えるの?
カケホーダイライトプラン(ケータイ)をXi(LTE)に対応していない昔のFOMAケータイでも使えるかというと、可能ではある。
というのは、Xi契約になっているカケホーダイ回線のSIMをFOMAケータイに入れて使ってみると、通話はできる。つまり、Xi契約であっても、FOMAケータイで通話することは可能なのだ。
となると、カケホーダイライトプラン(ケータイ)がXi対応であっても、FOMAケータイで使える可能性は高い(可能性というよりも、実際に可能だ)。
ただ、契約の手続きを進める段階で、FOMAケータイを使う場合はカケホーダイライトプラン(ケータイ)を選択できないように排除されることも想定される。「FOMAケータイの場合は、カケホーダイライト(ケータイ)ではなくカケホーダイなら選択できます」という感じで。
確実に言えることは、FOMAケータイはXi回線にも対応しており、通話に限れば、Xi契約のSIMをFOMAケータイに入れて使うことは可能(今でも使っており、実証済み)。
iモード対応の端末も今回のりょうの対象なので、FOMAケータイでも使えるのは確かだろう。
ドコモのデバイス判定について
利用しているデバイスに応じて料金プランが変わるのがドコモの特殊なところで、例えば、ルータープラン(月額1,200円)を契約して、その回線をスマホで使えば、スマホ用のデータプラン料金(月額1,700円)に変更されるようになっている。
これがドコモのデバイス判定だ。
ただ、このデバイス判定、料金が高くなる場合には機能するものの、料金が安くなる方向へは機能しないのがクセモノ。
例えば、Xi契約の回線で、カケホーダイ(スマホ)を契約すると、月額2,700円になるが、この回線のSIMをFOMAケータイに入れるとどうなるか。
「カケホーダイプラン(ケータイ)になるのだから、月額2,200円に変わるだろう」と思う人もいるだろうが、これが変わらないんだな。デバイス判定で自動的に料金が変わると思っているアナタ、違いまっせ。
単にSIMをFOMAケータイに入れ替えるだけだと、カケホーダイ(スマホ)として扱われ、月額は2,700円のままになる。使っているのはケータイだけれども、料金はスマホ版のカケホーダイになるわけ。
利用しているデバイスに基いて料金プランが決まるのか。それとも、契約している機種(契約に紐付いている機種情報)に基いて料金プランが決まるのか。ここが定かではないのがドコモのデバイス判定なのだ。つまり、判定方法が2つあるわけ。
上記の場合では、FOMAケータイを使っているにもかかわらず、月額2,200円のカケホーダイに自動的には変わらないので、おそらく契約している機種に基いて料金プランが決まっている。
ルータープランをスマホで使った場合のように、料金が高くなる場合は、利用しているデバイスに基いて料金プランが決まり、料金が高い方に是正される。しかし、デバイス判定して自動的に料金を変更すると料金が低くなる場合は、契約している機種に基いて料金プランを決めているんじゃないか。そう私は考えている。
「高くなるならば自動的に変えちゃお。安くなるならば、お客さんが手続きするまではそのままにしちゃお」という仕組みなのだな。
利用しているデバイスだけで料金プランを判定しているならば、上記の場合でも自動的に月額2,200円のカケホーダイ(ケータイ)に変更されるはずだが、実際はそうなっていない。
もし、2,200円のカケホーダイに変えたい場合は、いわゆる持ち込み機種変更という手続きで、XiスマホからFOMAケータイに登録されている機種情報を変えれば、スマホ版のカケホーダイからケータイ版のカケホーダイに切り替わる。
カケホーダイライトプラン(ケータイ)の回線をスマホで使えば、この場合は料金が高い方に是正されるので、利用しているデバイスで判定し、スマホ用のカケホーダイ、もしくはカケホーダイライトに自動的に変更されるはずだ。まぁ、変更されるというよりも、指定外デバイス利用料を加算して、本来のプランと同じ料金に是正するのが実際の手続きだが。
通話専用のケータイとして使いたい
今回の料金プランを見て多くの人が思うのは、「通話専用のケータイを持ちたい」という要望だ。
と書いているものの、もう先ほど書いたように、月額1,200円のライトプランだけを契約して通話専用のケータイとして使うことは可能だ。
ネットは使わないので、電話だけで月額1,200円ポッキリで。しかも1回5分まで定額通話。この条件でケータイを持てるならば、「使いたい」という人は結構いるだろう。
定額通話で1,200円ならば、昔の従量制による通話料金に比べれば格安だろう。月額3,000円とか5,000円を支払うと、無料通話枠があり、その枠を超えると使った分だけ料金が加算されるのが昔のケータイ料金だったが、その頃に比べれば今の料金なんて超格安と言ってもいいぐらい。
ネットは格安SIMのデータプランを使い、通話は大手通信会社の定額通話のライトプランを使う。こういう組み合わせもオススメだ。
auの場合は、月額1,500円でスーパーカケホを使えると公式に案内しているので、300円だけ高くなるが、ほぼスーパーカケホ単独で使っているのと変わりない状態になる(LTEネットを外せば、月額1,200円で使える)。ただ、auはドコモと違って、SIMカードの種類や回線が違うため、3G機種で今回の料金プランを選択するのは無理だろう。4G LTE対応とハッキリ案内されている機種でないと使えないはずだ。
ちなみに、2016年10月時点で、4G LTE対応のケータイは、auオンラインショップを見ると、4機種しかない。
4G対応ならば、スーパーカケホ ケータイ 月額1,200円の契約に紐ついたSIMをauのスマートフォンに入れれば使えるとも思えるが、どうだろうか。もし、それが可能であるならば、4機種どころか20ぐらいは機種があるはず。
料金プランだけ変えれるの?
月額1,200円でライトプランを利用できるとなると考えるのが、「じゃあ、今の料金プランを変更して、カケホーダイライト(ケータイ)にしちゃえばいいんじゃないか?」という点。
確かに、今だと、通話だけで使うならば月額2,700円のカケホーダイを選択しないといけないし、カケホーダイライトだとパケットパックやシェアパックと組み合わせて契約しないといけないのだから、料金プランだけカケホーダイライト(ケータイ)に変更できればお得だ。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/utilization/notice/document/new_charge_kihon_plan.pdf
-提供条件書「基本プラン」-
なぜかカケホーダイライトプラン(ケータイ)が月額2,200円になっているが、月額1,200円の間違いか?
それとも、フィーチャーフォン向けに特別な割引が適用され、2,200円が1,200円になると解釈するのが正しいのか。
条件書を読むと、
※12 「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」のお申込みには、直近にドコモ販売店にて購入手続きされた機種(ドコモに登録されている最新購入機種)が下記対象機種であることが必須となります。
【対象機種】ドコモケータイ(i モード/sp モード)、らくらくホン(らくらくスマートフォン除く)、キッズケータイ
と書かれている。
つまり、カケホーダイライト(ケータイ)を選択するには、対象の機種を購入して、その機種が契約情報として登録されていないといけないと解釈できる。となると、「料金プランだけ変えちゃお」というわけにはいかないようだ。
例えば、Xi対応のスマートフォンを購入(料金プランは月額2,700円のカケホーダイ)し、SIMカードをFOMAケータイ(3G対応機種)に入れ替えて使っている場合。契約情報に登録されている機種はXiスマートフォンなのだけれども、利用機種はFOMAケータイという状態になる。
この場合に、使っているのはFOMAケータイなので、カケホーダイライト(ケータイ)にプラン変更したいと思いドコモショップに行っても、そのオーダーは受け付けてはもらえないわけだ。
かといって、月額2,200円のカケホーダイ(ケータイ)に自動的に変更されるわけでもない(料金が安くなる方向へはデバイス判定されない)。
「ドコモショップで料金プランを変更すれば、月額2,200円のカケホーダイに変えられるんじゃないか?」とも思えるが、購入時の機種がXiスマートフォンだと、そのままスンナリとは変えられないだろう。トリッキーな方法としては、持ち込み機種変更という手続きで、Xi契約からFOMA契約に変更すれば、FOMAケータイとして契約情報も変わり、月額2,200円のカケホーダイに変更できるはず。
スマホを使っているわけじゃないのに、月額2,700円のカケホーダイを契約し続けないといけないという状態になってしまう。電話をバンバンと使えば2,700円でも安いが。
利用機種に応じて料金プランを変えられるはずなのだが、購入時の機種によってはプラン変更を制限される。
ところで、「ドコモケータイ」と書くと、普通のケータイ電話をイメージして、私ならば昔の3G対応のFOMAケータイがドコモケータイなのだろうと思ってしまうが、今はXi対応のドコモケータイというものもある。
つまり、Xi対応のドコモケータイとFOMA対応のドコモケータイ、この2種類があるため、少し混乱する。
今回のカケホーダイライト(ケータイ)も、Xiプランとしては用意されているものの、FOMAプランとしては通常のカケホーダイプラン(ライトプランはFOMAプランの中に表記されていない)しか提供条件書には表記されていないのが気になる。
まだ出来上がったばかりのプランだから、ドキュメントの更新も追いついていないようで、もう少しすれば落ち着いてくるんじゃないか。
iモード対応のドコモケータイもカケホーダイライト(ケータイ)の対象機種に含まれているので、FOMA機種でもカケホーダイライト(ケータイ)を選択できる可能性は高い。iモードに対応しているということはFOMA機種であろうし、spモードに対応しているということはXi機種だろうと推測できる。
機種購入して、カケホーダイライト(ケータイ)を契約するのか。それとも、素直にカケホーダイのみの契約で利用するのか。
カケホーダイライト(ケータイ)ならば月額1,200円だけれども、機種を購入しないといけないのが面倒。
カケホーダイプランならば、機種を購入する必要はなく、手持ちのドコモのケータイやスマートフォン、SIMフリーのスマートフォンでも契約できる。さらに、回数と時間に制約を受けないレギュラータイプのカケホーダイなのも良いところ。ただし、月額料金は2,200円か2,700円になる。
電話を積極的に使うならば、面倒くさくないカケホーダイがいい。料金プランを目的に機種を購入するとなると、何だか手段と目的が入れ替わっているような気がするし、機種購入の手続きにかかる時間もダルい。
持ち込み機種変更はできる?
先に結論を書くと、auの場合は、持ち込み機種変更で4G LTE向けのスーパーカケホを契約できる。これもauのカスタマーサポートに電話して確認した。ただ、確認したのが10月25日なので、サービスが開始される11月になれば対応が変わる可能性もあるが、今のところ持ち込み機種変更は可能。
ドコモの場合は、機種を購入しないといけないので、持ち込み機種変更ではカケホーダイライト(ケータイ)を選択できない。
ただ、持ち込み機種変更となると、4G LTE対応のケータイを準備しないといけないので、ネットオークションで買うなり、中古ショップで買うなりという手間が必要になる。
さらに、SIMカードを抜き差しできるので、1台で複数の回線を持ち込み機種変更できるかという点も気になるが、コレばかりは実際にやってみないと分からない。どういうことかというと、4G LTE対応のケータイを1台用意して、例えば3回線分の契約を全て4G LTEケータイ向けのスーパーカケホに変更するのは可能なのかどうか。同じ端末をauショップに持っていって手続きするわけだが、果たして可能かどうか。
いわゆる「3G化(Eシンプルなどの安いプランに変えて、LTEフラットなどのデータ定額プランを外す)」という料金プランの変更方法があるのだが、持ち込み機種変更ができるならば、スーパーカケホの方が1回5分で定額通話ができるので、Eシンプルよりは使い勝手が良い。
中には、「持ち込み機種変更なんてメンドクサイから、料金プランだけ4G LTEケータイ向けのスーパーカケホに変えたい」なんて横着なことを考える人も出てくるだろうが、スマホのままで料金プランを4G LTEケータイ向けのスーパーカケホに変えたいというオーダーを受け付ける可能性は低いな。機種と料金プランは合っていないといけないので、やはり4G LTEケータイの端末を見せて機種変更しないと料金プランを変えられないだろう。
スマホでもカケホーダイライトだけで使えるんじゃないか?(裏技的な)
カケホーダイライト(ケータイ)を契約しているSIMをXiスマホなどで使うと、指定外デバイス利用料が500円かかるが、1,200円に500円をプラスして1,700円となるのか、それとも2,200円に500円をプラスして2,700円となるのか判断が分かれるところ。指定外デバイス利用料については提供条件書に書かれている。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/utilization/notice/document/new_charge_kihon_plan.pdf
-提供条件書「基本プラン」-
カケホーダイライト(ケータイ)を指定外のデバイス、例えばXiスマートフォンで使うと、500円が追加で発生するわけだが、どの料金にプラス500円なのかが不明。
今回、新しく設けられた1,200円のプランに500円をプラスするのか、それとも、提供条件書に書かれている2,200円にプラス500円となるのか。
もし、カケホーダイライト(ケータイ)をXiスマホで利用できるとなると、追加で500円支払って、1,700円でカケホーダイライトのみを契約できることになってしまう。カケホーダイライトをスマホで利用する場合は、パケットパックもしくはシェアパックと組み合わせるのが必須なので、単独でカケホーダイライトを使えるとなると、一種のバグになる。
となると、指定外デバイス利用料の500円は、2,200円にプラスされ、合計で2,700円になり、強制的にスマホ版のカケホーダイ料金に変更されると解釈する方が自然だ。
頭で考えていても答えを1つに絞れないので、ドコモのサポートサービスに電話して聞いてみたところ、カケホーダイライト(ケータイ)を契約しているSIMをスマートフォンに装着して使うと、指定外デバイス利用料500円がプラスされた月額1,700円で利用できるとのこと。
「スマホでもカケホーダイライトのみで契約できるのか?」と思えるのだが、指定外デバイス利用料が発生するものの、可能だ。
SIMを入れ替えるだけならば利用者側でできることだし、ドコモショップに行かなくても済む。そのため、パケットパックやシェアパックを契約する必要がない。
スマホでカケホーダイライトを使う場合は、パケットパックなりシェアパックをセットにしないといけないが、ドコモケータイを購入した後、料金プランをカケホーダイライト(ケータイ)のみにしておき、SIMをスマートフォンに入れれば、カケホーダイライトのみを契約した状態で使えるようになる。
ただ、新しく購入する機種が今回の料金プランの対象となるので、機種変更なり新規契約で機種を調達する必要がある。おそらく、この点が最も厄介な点だろうと思う。手持ちの機種を使えない(物理的には使えるのだが)のが少し負担だ。
月額1,700円だけでカケホーダイライトのみを使えるならば、通話専用の携帯電話としては悪くない。IP電話ではなく通常のケータイと同じ番号が使えるし、ドコモのネットワークだし、1回5分までは定額通話だし、ファミリー割引もある。