2014年2月12日

山登りの入山料。一部を遭難保険に充当したらどうか。




富士山入山料、1000円で決定 今夏から 

静岡、山梨両県などは22日、今夏から本格実施する富士山の入山料(保全協力金)を千円とすることを正式に決めた。任意で支払いを求め、トイレの新設・改修、救護所の拡充などに使う方針。
 徴収期間は夏の登山シーズン(山梨側が7月1日~9月14日、静岡側が7月10日~9月10日)。5合目から山頂を目指す登山者を対象に24時間徴収する。原則として人員を配置して支払いを求めるが、夜間の徴収コストを抑えるため、インターネットやコンビニでも支払えるようにする。
 両県は将来的には強制徴収も視野に入れ、条例制定を含めて検討する。

2014年の夏から富士山に登るときは入山料が1,000円必要になる。去年、2013年には任意で入山料を集めていたのだけれども、2014年からは必要経費になるようです。

さて、この入山料、単に徴収するよりも、もっと良い方法があるんじゃないかと思いついたので紹介します。




入山料で遭難保険に加入すれば?


山登りでのトラブルといえば遭難や滑落による怪我がよくある事例。その際には、山岳救助隊などが捜索に出るのだけれども、その際の救助費用がアレコレと話題になる。

タダで救助ができるわけではないので、色々な費用がかかっているのだろうから、当然にその財源も必要になる。

そこで、入山料を徴収して、そこから遭難時の保険に加入する保険料を出せば、半ば自動的に保険に加入できるんじゃないだろうか。

例えば、富士山の例だと、入山料は1,000円だから、そこから300円を保険の費用として出すようにすれば、登山する人を包括的に保険でフォローできるし、救助費用も捻出しやすくなるのではないか。

個人で遭難の保険に加入して登山する人ばかりとは限らないし、入山時に保険に入れるのは便利だと思う。

登る人からしても、単に入山料を徴収されるよりも、保険料込みの入山料だと登山者本人にもメリットがあるので入山料の徴収も受け入れられやすくなるだろうね。