フレッツ光とXiのセット割引が登場するのか。
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総務省は、NTTグループに対して、携帯と固定通信サービスの「セット割引」を認める方向で検討を始める。総務省は、携帯電話と固定通信サービスの「セット料金」を、NTTの市場独占につながるとして、KDDIやソフトバンクにのみ認めてきた。しかし、NTTドコモの携帯電話の国内シェアが、2013年、40.9%と大幅に低下したことなどを受け、総務省は、「セット料金」をNTTグループにも認める方向で検討を開始する。総務省では、情報通信審議会で検討し、2014年11月に取りまとめを行う予定。
とうとう来たか、という感じ。
スマートバリューに対抗
KDDIのスマートバリューに対抗する割引施策が今までなかったので、プラスXi割という割引施策でなんとかゴマカかしてきたけれども、やっと固定回線のフレッツ光とドコモのスマホがセットで使えるようになる。
今までのプラスxi割はちょっと強引な割引プランだったから、
プラスXi割だと、どうしても2台持ちが必要で、普通にケータイを使っている人は1台だけで済ませちゃうから、一般ユーザーはブラスXi割をあまり認知していないはず。月々サポートの額、MNP契約の優遇、これらを考慮できる人にはプラスXi割は良い割引だけれども、2台持ちを嫌がる人は思いのほか多いんじゃないか。
だから、NTTのフレッツ光とdocomoのXiスマホなどをセットで使えば割り引きになる施策はありがたいと感じる人も多いはず。
フレッツ光のシェア
光ネット通信サービスでは、フレッツ光のシェアは確か70%-80%ぐらいだったように思うので、フレッツ光を使っている人も結構多いんじゃないか。そういう人たちがdocomoのスマホやタブレット、ルーターを使うとなると、今後はお得になる。
今までは自宅のフレッツ光、外出先ではdocomoのスマホなどを使っていると、それぞれ別々に料金を支払っていたので、どうしても割高感があった。その状態が解消されるので、フレッツユーザーには朗報。
プラスXi割は終わる
2台持ちすれば割り引きが適用されたブラスXi割は、今回の固定+ケータイの割引施策が登場すれば、新規受付を終了するはず。2014年2月時点では終了時期は未定になっているけれども、固定回線との施策が決まれば、新規受付の終了時期が示されるはず。
固定回線とのコラボができないために、苦肉の策として登場したのがブラスXi割だから、固定回線のフレッツとのセットが可能になれば、ブラスXi割はお役御免となる。
割引プランの名称は、『フレッツ光 with Xi割』みたいな感じになるのかもしれない。フレッツ光の知名度は高いので、その名称は含めてくるだろうから、こんな感じのプラン名になりそうな予感がする。
+Xi割の名称を引き継ぐならば、『フレッツ +Xi割』という名称も良さそう。コチラのほうがサッパリしていて、『フレッツ光 with Xi割』よりも良いかもしれない。
今後は、ドコモのケータイ売り場で、「フレッツ光どうですか。早いですよ。ドコモのスマホと一緒に利用するとお得ですよ」みたいな案内がされるのだと思う。
ただ、フレッツ光とXiがセットになれば、起死回生の一手になるかというと、そうでもないと思う。KDDIのスマートバリューはお得なイメージが定着したし、2年ほど先行しているから、一気にdocomoの固定回線とのセット割引が広がるとも考えにくい。
auのスマホ回線の状況も悪くないようだし、KDDIが苦境に陥る状況にはならないと思います。