厄介な油性ペンを油で消せるのか。自分で実験してみました。
油性ペンは取れにくい
油性のマジックやペン、マーカーなどを使っていて、何らかの拍子に手にシャッとインクが付いちゃう。こういうこと、ありますよね。
なるべく手につかないように作業するんだけれども、やむを得ず付いてしまうことはあります。
なるべく手につかないように作業するんだけれども、やむを得ず付いてしまうことはあります。
手に付いたインクを何日もお風呂でゴシゴシするけれども、アレはなかなかしつこくて、1日じゃ全然取れなくて、3日目にはほぼ消えて、4日目にはなくなる。これぐらいガンコに残る。それが油性のマジックやペン。
サッと取り除きたい
何日もかかるといっても、ジーっと取れるまで待つのもイヤでしょう。
できることならばすぐにでも取り除きたい。そう思いますよね。お風呂でマジックを取るために、タオルでこするのもメンドクサイですから、やっぱりマジックが手に付いたらすぐに取れたほうがいいでしょう。
じゃあ、どうやって油性のマジックやペンを取り除くか。ここが今回のポイントです。
油性だから油で取れるよ。本当?
「油性マジック 落とす」、「油性マジック 取る」、「油性ペン 除去」というキーワードで検索すれば、色々と対策法が出てきます。
ネットの情報を見ていると、「油性マジックだから油で取れる」という情報がありました。どうも油性のペンは油で取れるようなのです。
私は半信半疑で、「油なんかであの油性ペンのガンコなインクを取り除けるのか?」と思っていた。けれども、「ん〜、でも実際に油性ペンを油で取ってみないと分からないな」と考え、「じゃあ、実験してみようか」と思い、実際に自分で調べてみることにしました。
用意したのは、油性のマーカーと理研のキャノーラ油。これを使って私自らで「油性マジックだから油で取れる」という情報を検証してみました。
実験結果:取れました。
さて、実験してみた結果、油性のマーカーは油で取り除けました。
いや〜、ホントによかった。取れなかったら困っていたけれども、チャンと取れたよ。
油性のペンは油を使うと、塗料が浮いて取り除けるようです。左手の甲に油性ペンで落書きして、キャノーラ油を指でつけながらこすると、実際に塗料が浮いて、油性マーカーを取り除けました。油だったら何でも使えそうですが、今回実験したのはキャノーラ油だけです。
実験のために手の甲に油性マーカーで落書き。 |
キャノーラ油を付けて実験開始。 |
油を付けてヌルヌルとこすっていると、こんな感じで取れる。 |
実験後の左手。写真で見たらもうマーカーの痕は分からないでしょ? |
今回は手で実験したけれども、木のテーブルに油性マーカーで字を書いて油を付けてみたら、完全にキレイには取れなかったので、対象によって効果が変わるかもしれません。
もし、手ではなく衣類についたら、さすがに油だけでは無理かもしれません。その場合はクリーニングで対処するべきでしょうね。
手に油性のマジックやペン、マーカーが付いたら、油を付けてこすると、お風呂でゴシゴシしなくても取れます。そういう場面になったら、油を使ってみてください。