2014年8月20日

docomo新料金プラン 代表回線に請求が集中しないオプションができた。


報道発表資料 : 「シェアパック」および「ビジネスシェアパック」に新たなご請求方法を追加 | お知らせ | NTTドコモ報道発表資料 : 「シェアパック」および「ビジネスシェアパック」に新たなご請求方法を追加 | お知らせ | NTTドコモ

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえるTM」の「シェアパックTM」および「ビジネスシェアパックTM」に関連するご利用料金注意1 について、シェアグループの契約回線数に応じて、均等に分割できる新たなご請求方法を、2014年10月ご請求分(9月ご利用分)より追加いたします。 
ドコモは、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」において、パケット通信のデータ通信料を家族間や同一法人間等で分け合える「シェアパック」および「ビジネスシェアパック」を提供しておりますが、関連するご利用料金をシェアグループの契約回線数に応じて分割したいというお客様のご要望が多いことから、代表回線に一括してご請求する方法に加えて、シェアグループの契約回線数に応じて均等に分割してご請求する方法を新たに追加いたします。 
なお、関連するご利用料金をシェアグループの契約回線数に応じて分割できる新たなご請求方法については、2014年9月1日(月曜)に受付を開始し、10月ご請求分(9月ご利用分)より適用いたします。



通話が定額料金で可能になる docomo の新料金プランが2014年6月から始まり、申し込みもそれなりに多いようで、実際に利用している人も増えているはず。

8月19日に、新料金プランのデータ通信料金の請求方法が追加され、複数の回線で通信枠をシェアしている場合は、回線数に応じて均等に請求できるオプションが用意されるとのこと。なお、実際にこのオプションを利用できるのは、2014年9月1日から。

今までの請求方法だと、代表回線に請求が集中してしまい、代表回線の名義人が他の人から料金を回収する手間があった。代表回線以外はシェアオプションの月額500円だけなので、料金の大部分は代表回線の名義人が負担する形になっていて、利用量と料金のバランスが歪な状態だった。




息子「月額500円でデータ通信できるのはいいよな。オカネを払うのはオトーサンだもんな」
娘「今月もパケットは500円かー。オトーサン支払いヨロシクね」
オトーサン「あ、、、あぁ。でも、何か変だよな〜」

こんな感じのやりとりがどこかの家でされていると想像するのは難しくない。


代表回線の請求が月額9,500円(シェアパック10)で、他の回線はシェアオプションを使うと月額500円なので、代表回線とその他の回線で請求額に差が出てしまっていた。「家族同士で使っているならば、誰に請求してもいいんじゃないか?」と思うかもしれないが、ケータイの料金は家族であっても別々で支払っている人も少なくないだろうから、代表回線に請求が集中すると不便。

この点は新料金プランが発表された当時から指摘されていて、新料金プランの開始から3ヶ月で修正されるという流れ。docomoの中の人は、「シェア関係にある人ならば誰に請求しても問題ないだろう」と想定していたのかもしれないが、家族であってもケータイ料金は別というのは特別な状況ではない。


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『シェアパック分割請求オプション』という名称で受け付けるとのこと。確かに、離れて住んでいる家族がいると、それぞれが負担する料金を回収するのが面倒だ。銀行振込で送り送ってもらうのは手間がかかるから、請求段階で均等分割してもらっていれば、後から清算する手間を省けるので便利だと思う。

今までだと、オトーサンは9,500円、息子は500円、娘は500円だった。しかし、シェアパック分割請求オプションを利用すると、総額が10,500円で、それを3人で分割するので、10,500円/3人 = 3,500円/人となる。ちなみに、シェアパックだけでなく、シェアオプション定額料も分割請求の対象なので、月額500円の2人分の料金も分割対象に入る。

このオプションを使えば、息子も娘もタワケタことを言わなくなるので、オトーサンも満足だろう。