2014年8月24日

docomoの旧プランでは月々サポートは付かなくなるが、今の月々サポートはそのまま。

ドコモが既存ユーザーにもカケホーダイ加入を強要へ、旧プランの月々サポート打ち切り
http://buzzap.jp/news/20140820-docomo-force-new-plan/

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月々サポート | 料金・割引 | NTTドコモ月々サポート | 料金・割引 | NTTドコモ


短期解約を防ぐために「本体価格9万5760円・月々サポート総額9万5760円(16GBモデルの場合)」という価格設定だったiPhone 5sのケースを考えても、月々サポート無しというのは現実的ではなく、事実上旧プラン契約の既存ユーザーに対しても、機種変更に合わせて新プランの契約を強要しているとしか受け取れません。 
最も安価な2GBプラン契約でも月額6500円(従来は7GB利用できて6780円)という、通話定額を必要としない層にとっては割高と言わざるを得ない新プラン。 
既存プラン契約者をこうまでして新プランに移行させたい背景には、ユーザーの大半が通話定額プランに加入しないと、採算が取りづらいという側面もあると思われます。 
しかしそれでは「通話をほとんどしない人の通話定額料を原資に、ガンガン通話する人の通話定額を支える」という不健全な状況が新たに生まれることになるわけですが、本当にこれでいいのでしょうか……。

2014年の6月から始まった新料金プランは、9月1日から一本化され、旧プランは新規での受付が終わる。この点については、随分前から告知されていたし、9月以降は旧プランを選択できないというのも分かっていた。



8月末で旧プランの受付を終えると決まっているのだから、月々サポートも旧プランの場合は対象外になるのが自然。ゆえに、「強要」という表現はあたらない。避けるための時間は十分にあったのだから、新プランを好まないならば、8月末までに機種変更するか、他のキャリアへ乗り換えるかすればいい。


2014年9月以降は、新規契約の場合は必然的に新料金プランを選択するので、今回の話は機種変更する利用者が対象となる。旧プランの利用者が機種変更する場合、機種を変えると同時に新料金プランへ切り替える場合もあるが、料金プランはそのままで機種だけを変えるパターンもあるので、後者の場合には月々サポートが対象外になるよ、というのが今回の変更点。

「旧プランの月々サポート打ち切り」といっても、すでに適用されている月々サポートが打ち切られるわけではなく、機種購入を伴う機種変更を行った場合に限られる。だから、すでに月々サポートが付いた回線を使っている人は、その月々サポートの期間が終了するまではサポートが適用されるので、9月以降に月々サポートが途中で終わってしまうことにはならない。

「旧プランの月々サポート打ち切り」と書かれてしまうと、「えっ? 今使っている回線の月々サポートも打ち切られるの?」と誤解する人はいるだろうから、誤解を招かないようにしておく。

2014年9月以降に、機種購入を伴う機種変更をした場合に、旧プランをそのまま継続すると、たとえパケ・ホーダイフラットなど指定プランを選択していても月々サポートの対象外になる。まぁ、分かってしまえば簡単なこと。


おそらく、よく通話する人の費用をあまり通話しない人が負担するような形になるのは間違いない。これはデータ通信でパケ放題が登場した頃と同じ。

仕事で使っているケータイ、電話メインでケータイを使っている人、法人契約のケータイなどはカケホーダイでグッと料金が下がる。電話だけで毎月5,000円とか7,000円ぐらいの料金だったのが3,000円弱で足りるようになるので、ざっと半額でケータイを使えるようになる計算になる。

法人契約で導入した業務用のケータイだと今回のカケホーダイは大歓迎で、個人所有のケータイだと通話よりもLINEなどのアプリで済ませてしまうのであまりお得ではない。通話が多い人には嬉しい料金プランであることは間違いない。