2016年8月27日

Safariの便利機能。リーディングリストで「ちょっとキープ」。



気になるウェブサイトや気に入ったサイトを見つけたら、何らかの手段でそのコンテンツをキープするはず。

例えば、ブラウザーのブックマークを使えば、再訪が簡単になる。他にも、RSSリーダーを使えば、複数のサイトをひとまとめにして、更新された内容をチェックできる。

ブックマークとRSSリーダーは、ウェブサイトをクリップする方法として最もポピュラーなのだが、それ以外にも方法はある。

メールでリンクを送る方法、テキストエディタにリンクを貼っておく方法などもクリップする方法として使える。


けれども、ブックマークするほどじゃないし、RSS登録するほどでもない。しかしながら、クリップしてキープしておきたい。そういうウェブサイトに遭遇することは結構多い。

ブックマークは増えてくるとゴチャゴチャして整理するのが厄介だし、RSSも登録が増えると見にくくなる。

チョットだけキープしたい。そういう時に使えるのが、Safariの「リーディングリスト」という機能。

「あぁ、そういえば、そんなものがあったな」と思い出す人もいるだろうが、このリーディングリスト、使ってみると思いのほか便利。

ブックマークやRSSほど大掛かりな仕組みではないけれども、「ちょっとキープ」というときに活躍するので、紹介する。




メガネマークが目印。

iPhoneやiPad、あとはパソコンのSafariで、ブックマークメニューを開くと、このメガネマークを見たことがある人も多いはず。

お気に入り追加、ブックマーク追加と、色々とウェブサイトをキープする方法があるため、どうしても利用頻度が低くなりがち。

今見ているこのページを保存しておきたいときは、ブックマークやスクリーンショットもあるが、このリーディングリストも選択肢に入れておきたい。

後から見たいページを表示している状態で、このメガネアイコンをタップすると、リーディングリストのエリアにスタックされていく。


このようにキープされる。

このページをちょっとキープしておきたい。そういう時に使えるのがリーディングリスト。

これを使うまでは、ウェブサイトのリンクをメールで送っていたのだけれども、メールで送るとなると、メールアプリが立ち上がり、送信までしないといけないので、少し時間がかかる。

リーディングリストならば、ワンタップでキープできるので短時間で済む。

さらに、iOS端末とMacのSafariでリーディングリストは共有されるので、どの端末からでもリーディングリストを参照できるのが良いところ。

ウェブクリップと表現するか、クリップページと表現するか、まぁ色々あるが、ササッとウェブサイトの内容をキープするための機能として活躍している。

メールでウェブサイトをクリップしている人は、このリーディングリストを使ってみてはどうだろうか。快適なのでオススメ。