2016年8月1日

Pokemon GOはゲームではなくエクササイズアプリ。


2016年の7月後半にリリースされたPokemon GO。スマホ用のゲームアプリなのだが、今ではエクササイズ用のアプリとして私は使っている。


どうやってサインインするか。


Pokemon GO専用のアカウントを作るか、それともGoogle アカウントを使うか。アプリをインストール後、この2つを選択できるようになっている。

他社アカウントを使ったサインインを私はあまり信頼していない。Googleアカウントを使うタイプだけでなく、Yahoo!アカウント、facebook、twitterなど、有名なサービスのアカウントを使ってサインインするウェブサービスをしばしば見かける。

サービスごとにアカウントを作成する必要がないので、便利ではあるのだけれども、アカウントのデータを送信する途中で、メールアドレスやID、パスワードを抜き取られる可能性があるのではないかと疑っているので、あまり好きな認証方法ではない。

もちろん、アカウントを利用するAPIを経由しているので、データの抜き取りは心配ないと考えている人もいるだろうが、ウェブサービスであれスマホアプリであれ、プログラムコードの書き方次第でデータを抜き取れるだろうから、他社のアカウントを使い回すのはどうも好きになれない。

Pokemon GOではGoogleアカウントを使ったが、よく使っているアカウントではなく、利用頻度の低いサブアカウントでサインインした。GoogleもNIANTICに出資しているから、変なことはしないだろうという妙な安心感もある。

アプリを再インストール、もしくはアップデート後にサインインする場合は、以前使っていたアカウントを使うこと。そうしないと、以前のデータが復旧できずに初期化されたのではないかと誤解するハメになる。


他人が買ったルアーモジュールに便乗する。


ルアーモジュールというのはアイテムのこと。ポケストップで使えるアイテムで、手に入れるには100円が必要。実際に使用すると、ポケストップでピンク色の花びらが舞う。

ルアーモジュールを使うとポケモンがその場所に集まってきて、歩いて探す手間を省ける。

ポケストップでピンクの花弁が舞っている場合、誰かがルアーモジュールを購入し、使ってくれたということ。まぁ、自分で購入して使用するのもアリだが、自分で使わなくても誰かがどこかで使っているので、あえて自分で買ってまで使う必要はない。

他の人が使ったルアーモジュールに便乗すれば、誰でもその効果を享受できるので、花びらが舞っている場所があったら近づいてポケモンを捕獲するといい。

ルアーモジュールが使われた状態のポケストップ。







ポケストップの配置基準は?


アイテムを手に入れたり、ルアーモジュールを使用したりと、Pokemon GOを遊ぶには避けて通れないポケストップだが、どういう基準で位置を決めているのかイマイチ不明。

テキトーに割り振っているのか、それとも何らかの基準があるのか。石像、公園の標識、公園の遊具、一般家庭の玄関先に置いている置物、飲食店など、まぁ多種多様な場所にポケストップが設定されている。

このポケストップは削除申請できるが、設置申請は今のところできないようになっている。ただ、このPokemon GOはIngressのデータを流用しているため、Ingressでポータル申請すると、Pokemon GOでポケストップとして表示されるとのこと。

しばらくすれば、Pokemon GOの側からポケストップを設置できるようになるだろうが、自分のお店やイベント会場にポケストップを作りたい人は、Ingressからポータル設置の操作をすれば早く対応できる。



ポケストップにどれぐらいまで近づけばOK?


アイテムを手に入れるにはポケストップに近づく必要があるが、近づくといっても程度が問題になる。

マップを見ていると、プレイヤーの周りに波紋が広がるようになっているが、この波紋はだいたい半径で10mぐらいのリーチがある(場合によっては、20mぐらい先のモンスターやポケストップをキャッチする場合もある)。

そのため、間近まで近づかなくても、おおよそ近くに行けば、到達判定が出るようになっている。

到達判定が出ているポケストップ。ここまで接近する必要はない。

プレイヤーから広がる波紋の範囲内にポケストップが入れば、到達判定が出るので、だいたい近づけばそれでいい。




ポケストップでアイテムを入手する方法


初めてプレイし始めて、初日だったか、ポケストップに到着して何をするのか分からなかった。アイテムが手に入るらしいが、どうやって手に入るのか分からず、「ポケストップって言ったって、何もないじゃないか」というアリサマだった。

調べてみると、アイテムを出すには、ポケストップに接近して、丸い画像を指でクルンと回す。そうするとアイテムがポンポンと出てくる。後は、そのアイテムをタップすると入手できる。分かってしまえば何の事はないのだけれども、ガイドが無いと分からない人もいるんじゃないか。





集客手段として使えるポケモンGO。


ユーザーはモンスターを探してウロウロするので、ルアーモジュールを使ってモンスターをポケストップに集めれば、人も集まるということ。つまり、モンスターがいるところに人もいるわけだ。

ということは、ルアーモジュールは広告機能を持っていると言える。「あっ! あそこにモンスターがいる」と分かれば、Pokemon GOのユーザーは引き寄せられて集まる。

ルアーモジュールを集客手段として使い、お店に誘導する。このような活用法は面白い。ルアーモジュールは30分間有効なので、30分で100円とすると、仮に営業時間が10時間ある飲食店ならば、全時間でルアーモジュールを使っても1日2,000円だ。

飲食店といっても、時間帯でお客さんの入り数は変わる。例えば、ラーメン屋ならば、お昼のラッシュ時、さらに夕食のラッシュ時が書き入れ時になる。とすれば、お昼の12時から13時までルアーモジュールを使い、さらに夜の19時から21時にルアーモジュールを使うのがいい。合計で3時間なので、ルアーモジュールを購入する代金は600円で済む。

さらに、お店にポケストップを設置(Ingress経由でポータル設定する)しておけばなお良い。

飲食店以外にも、ショッピングセンター、コンビニ、イベント会場でルアーモジュールを使うのも良さそう。不特定多数の人を集めたい商売を営んでいるならば、ルアーモジュールは格安の集客道具として使えるだろう。特に、ゲームに馴染みがある子供がいる家族連れを集めたい企業やお店はルアーモジュールを積極的に活用するべき。

ファミリーレストラン、大阪だったらUSJ、海遊館もポケモンGOを活用する余地がある。

Pokemon GOをプレイしても残るものは無いが、商売に利用すれば収益を得られるので得るものがある。

法人にとっては1つ100円のアイテムは格安だ。広告宣伝費として経費になるし、1つで100円、8個まとめ買いすれば680円。

ただのゲームだと思わずに、お客さんを呼びたい時間に絞ってルアーモジュールをピンポイントで使い、商売に利用するのが賢明だろう。

ただし、ポケストップがなければルアーモジュールを使えないので、お店やアミューズメントパークにポケストップがない場合は、ポケストップの設置を申請するのが先になる。まずは、お店や敷地内にポケストップを設けてもらい、その後でルアーモジュールを使用するという流れになる。






花びらスポットに近づく危険。


モンスターが集まる花びらスポットだが、ちょっとした注意点もある。

花びらスポットは自然に発生するものではなく、誰かがルアーモジュールをポケストップで使った結果だ。つまり、花びらが舞っているということは、ルアーモジュールを使った本人はそれを知っているはずなので、そのポケストップの近くにルアーモジュールを購入して使った人がいる可能性が高い(自分で購入したものなので、その便益も受け取るはず)。

そうそう危険なことは起こらないが、深夜に外へ出て、花びらスポットに近づくときは気をつけたほうがいい。夜遅くにルアーモジュールを使っているポケストップは何だか危険な感じ。

危ないオトナの人が小学生ぐらいの子供を集めるためにルアーモジュールを使っている可能性があるし、集まってきたところを襲撃するとか、色々と犯罪の匂いがするようなイベントが発生しそうなので、良い子のみんなは夜に花びらスポットに近づくのは避けたほうがいい。

人を集める機能があると、集まった人に対して何か悪いことをしてやろうと画策する変な人がいても不思議じゃない。

強盗とか、ヘンタイとか、オヤジ狩りとか、まぁ色々と考えられるので、夜の花びらスポットには注意するように。




なぜ7月後半にサービスをオープンしたのか。


Pokemon GOがリリースされたのは2016年の7月、日本ではちょうど夏休みが始まる時期だ。

春ではなく、秋でもなく、冬でもない、あえて7月にした理由は、夏休みと時期を合わせるため。

このゲームのメインユーザーは、主に小学生の男子。後は、10代の人たち。少なくとも、社会人のオジサンやオバサンがメインターゲットになっていないのは確かだろう。

夏休みといえば、虫カゴと虫取り網を持ってセミやカブトムシを捕まえに行くのが小学生らしい感じだが、それと同じ感覚でポケモンを捕まえに行けるのもいい。すでに現実世界でUIが出来上がっているのだから、それを利用しているわけだ。

夏休みが始まれば、時間がタップリあるから、外に出てポケモンを集めに行ける。セミを捕まえて、ポケモンも捕まえる。一石二鳥だ。

鉛筆を使えるならば、シャープペンシルも使えるだろう。虫取りに興味があるならば、ポケモン取りにも興味があるはず。

10代の人たちの行動にマッチしたゲームなので、すんなりと受け入れられ、人気が出ている。




課金要素が少ないので好印象。


このゲームは、小学生の男の子が最もハマるはず。ポケモンは随分と昔からあるキャラクターで、妖怪ウォッチよりも「芸歴」が長い。

他のスマホゲーム同様、課金アイテムは用意されているものの、必ずしも使う必要は無い。

どこまで無課金で遊べるか。小学生( + その他10代の人たち)がメインターゲットだとすれば、無料である程度まで遊べないといけない。

私は普段スマホのゲームはやらないタチで、時間がムダでもあるし、何より不毛な感じがするので、ケータイでゲームはやらないようにしている。

ドラクエ1が無料で配信された時はプレイしたが、あれは例外。今までドラクエ1をプレイしたことが無かったので、初めての経験だったし、ドラクエはシリーズ3以降は熱心にプレイしていたものの、それよりも古いシリーズは未経験だった。

モンスターボール、お香、ルアーモジュールなど、これらのアイテムを購入できるものの、ポケストップで手に入るし、レベルアップ時にもいくつか手に入る。時間をショートカットしたい人はアイテムを積極的に使って遊ぶのもアリだし、一切おカネを使わずにプレイするのもアリ。

アイテムが安い。



10代の人だと、課金アイテムは簡単に買えない場合もある。そもそも自分のスマホを持っていない小学生も多いし、課金となるとクレジットカードやiTunesカードなどが必要で、ちょっとハードルが上がる。プリペイドカードならば小学生や中学生でも買えるし、値段もお小遣い程度だ。

とはいえ、ゲームは進行すればするほど、楽しみが減っていくものだから、ユックリ、タラタラと進めるほうが良いように思う。

アイテムの売り方も上手で、特に「お香」と「ルアーモジュール」はよく売れているはず。

お香は、自分がいる場所にモンスターを呼び寄せるアイテムで、歩き回る代わりにモンスターの方から近づいてもらうことができる。もちろん、お香を使っている間はジッとしている必要はなくて、歩きながらお香を使うのもOK。

一方、ルアーモジュールは、ポケストップで使えるアイテム。先ほど説明したが、ポケストップでルアーモジュールを使うと、花びらが舞い、モンスターが出現する頻度が上がる。

1つ100円(100ポケコイン)。


お香は自分だけに効果が及ぶが、ルアーモジュールはポケストップの回りにいる人全員に効果が及ぶ。そのため、花びらスポットに近づけば、いわゆる「フリーライダー」として便益を享受できる。

お香は個人ユーザーに売れて、ルアーモジュールは業者が主に買っている。販売実績は非公開なので分からないが、ルアーモジュールは店舗やイベントの集客手段として使えるので、商売を営んでいる人は積極的に使うべき。

アイテムを買わなくても遊べるし、それを買って時間を節約しながらプレイするのもOK。遊び方を選ばせる余地を残しているのが良いところ。途中から課金アイテムを買わないと先に進めないというイジワルな設定にはなっていない。





ガチャ無し。これは好印象。


ガチャ機能の有無はスマホゲームを選別する有力なポイントだ。端的に言って、ガチャ機能があれば、そのスマホゲームはダメ。逆に、ガチャが無ければ、そのスマホゲームをプレイしてもいい。

ちなみに、Pokemon GOはガチャ機能なしで遊べる。この点ではOKだ。

課金アイテムの販売は、程度次第。ポケモンGOのアイテムは良心的で、それを使わなくても十分に遊べる。買うとしてもお香とルアーモジュールぐらいだから、金額も僅か。価格も1個100円程度で、これぐらいの課金レベルならば十分に受け入れられる。何よりも賭博的なガチャが無いのが良い。

私はガチャを組み込んだゲームをプレイしたことがないが、聞くところによると、1回3,000円という料金だったような記憶がある。

1回3,000円なんて、小学生の男の子がメインターゲットだから、おカネを使うことを前提にされたら遊べない。


ポケモンGOが登場したことをキッカケに、ガチャに依存したスマホゲーム業界を浄化して欲しい。スマホゲームはカネ次第のような風潮に歯止めをかけて欲しいと思う。

ゲームを楽しませるために作られたのではなく、集金するために作られたようなスマホゲームばかり。とにかく、課金、課金、課金。ガチャ、ガチャ、ガチャ。

もちろん、収益を得ることは良いことだし、いくらでも稼いで良いのだけれども、ゲームの目的は「遊ぶ人を楽しませること」であって、「遊ぶ人から集金すること」ではない。楽しませて、楽しませて、ゆる~く課金要素(お香やルアーモジュールのようなもの)を用意すれば、自ずとおカネが流れてくる。

小学生の男の子がゲームのメインユーザーであり、この人達に受け入れられるかどうか。ここがイケてるゲームかどうかの分岐点になる。

Pokemon GOは、任天堂本体が作ったゲームアプリではないが、任天堂らしい基本スタイルを貫いている。ファミコン、ゲームボーイ、スーパーファミコンなど、任天堂の黄金期のゲーム機はいつも小学生が主役だった。今回のPokemon GOも小学生の男の子を想定して作られたゲームだと私は思う。




常にスマホの画面を見なくていい。


ポケモンを探して、ずっと地図を見続ける必要はない。見ていないとモンスターを見逃すと思うところだが、通知してくれる機能があるので、それを使えばモンスターがプレイヤーの認識範囲内に出現したらスマホが通知する。

iPadなどのタブレットでもPokemon GOをプレイできるが、iPadにはバイブ機能が無いのでどうも使いにくい。iPhoneならばバイブ機能があるため、スマホを手に持って、もしくはポケットに入れて歩いていれば、必要なときにブルっと揺れて知らせてくれる。

ただし、ポケモンの出現を知らせるには、設定で通知をオンにして、アプリをアクティブ状態にしておく必要がある。画面にPokemon GOのマップをずっと表示して、そのまま歩くので、バッテリーの減りが速くなる。

データ通信量は多くないようだが、アプリをアクティブ状態で使っていると、バッテリーの消費はグッと増える。この点、モバイルバッテリーを持ち歩けば安心だ。

それでもなお、ジーっと画面を見ながら歩く人もいて、「通知が来た時だけ画面を見ればいいのに、何もない地図を見ても仕方ないだろう」と思うのだが、まぁ好きなようにすればいいか。




運動とゲームを組み合わせるアプリ。


ヘルスケアアプリは多種多様なものが登場しているものの、何だか「う〜ん」という感じになる。

歩数とか歩いた距離とか、心拍数とか、睡眠時間とか、まぁ確かに興味はあるけれども、積極的に動こうとか運動しようという気持ちにさせるアプリなりガジェットは無かった。そのようなものがなくても運動はできるので、今までは何も使わずに運動してきた。

ポケモンGOならば、手に持ちながら歩いても遊べる。画面を見ながら歩くのは危ないが、設定で振動をオンにして、通知が来た時だけ立ち止まって画面を見れば「ながらスマホ」で危ない目に遭わなくて済む。

散歩アプリとしてポケモンGOをプレイするとか、犬の散歩をする時にポケモンGOもアクティブにしておくとか、あとは運動のためのウォーキングと一緒にプレイするとか、健康的な使い方ができる。

ゲームというと、何だか閉じこもって遊ぶオタクなイメージが付きまとうが、「運動用に使うアプリだ」と説明すれば、何だか急に健康的なイメージに変わる。

暫くプレイを続けて、使い始めはゲームという感覚を持っていたが、今ではウォーキング用アプリと考えてプレイしている。モクモクと歩き続けるのも悪いものではないが、ポケモンGOというきっかけがあれば、ウォーキングに対しても積極的になれる。

運動にゲームを持ち込むのは良い方法で、ストイックにトレーニングするのもアリだけれども、ポケモンGOをきっかけに積極的に運動する人が出てくれば、それは良いことだ。





複数の端末で1つのアカウントを動かす。


同じアカウントを使えば、複数のスマホでデータを共通化できる。そのため、ポケモン専用の端末を用意し、料金が安いデータSIMを入れて使うのもいい。

アプリを削除しても、データはサーバーに残っているので、アカウントの復旧は簡単だ。

ただし、復旧するには、以前使っていたアカウントで再度サインインする必要がある。違うメールアドレスを使ってサインインしてしまうと、初期化されたような状態になるので注意すること。



対応しているスマホは?


iPhone、iPad、両方に対応しており、iPhoneならばiPhone5以降の機種は利用可能なので、iPhoneユーザーには敷居が低いので嬉しいところ。iPhone5なんて、2012年に発売されたものだから、今は2016年なので、もう4年ほど経過したスマホだが、未だに使えるところが良い。

一方、Android OSだと、バージョン4.4以上が要求される。iOSと違って、Androidには結構厳しい。私の場合、手持ちの端末は全滅だ。OSバージョンは4.1.2で、4.4には届かずにアップデート対象から外れたので、Pokemon GOをプレイできない。なお、iOS端末の方は何の問題もなく使えている。

Android端末は早々とアップデートの対象から外されるので、アプリを利用する際に残念な結果になることがある。なるべくならば、iPhoneでポケモンGOをプレイする方がいいと私は思う。

iPhone5や5cならば随分と価格も安くなっていて、ネットオークションでも手に入りやすい。外に出て使うアプリなので、モバイルデータ通信を使える機種で価格も安い、さらに格安SIMも使える機種となると、docomo版のiPhone 5cが狙い目か。



自転車にスマホを固定して、ズルをする。


スマホホルダーで自転車に固定し、ユックリとペダルを漕ぐ。本来は歩いてプレイするのが基本スタイルなのだが、ちょっとズルい方法として、自転車に乗ってポケモンを集めるのもアリだ。

私も自転車にスマホを固定するホルダーを使っている。


このスマホホルダーは、手で回せるネジで自転車のハンドルに固定して使う。さらに、スマホ本体を四隅から囲うように固定して、ゴムバンドでさらに固定するようになっており、自転車が揺れても落下しないように工夫されている。

スマホホルダーを使う時に最も気にするのは、そのホールド力だ。高価な通信機器を固定するのだから、落下してもらっては困る。このホルダーならば、自転車で悪路を走っても外れないし、自転車だけでなくバイクのハンドルバーにも固定できるから、バイクに乗っている人にもオススメできる。


自転車にスマホを固定してモンスターを捕獲する時には、ARモードをオフにしておくことを忘れないように(捕獲画面の右上にARスイッチが表示されるので、そこをオフに)。ARモードがオフになっていれば、スマホを上下に動かさなくていいので、スマホホルダーにスマホを固定したままモンスターボールを投げられる。

コツとしては、歩く速度ぐらいで自転車を漕ぐのがポイント。人間が歩く速度は時速5km/h程度なので、自転車だと随分とノロノロ運転になるが、あまり早く走るとポケモンを見つけてもスルーしてしまう。





ポケモンGO専用のSIMが発売される。


スマホはゲームだけでなく、電話やメール、さらにSNSなど、多種多様な用途があるので、「子供にスマホを持たせるのはダメだ」と考えている人は少なくない。

そこで、b-mobileからポケモンGO専用のデータSIMが8月10日に「b-mobile ゲームSIM」という名称で発売される。

どういうSIMなのかというと、このSIMをスマホに入れると、Pokemon GOの通信だけを通すようになり、ゲーム専用機のようにスマホを使えるようになる。

怪しいサイトにアクセスすることはできないし、LINEなどのSNSを使うこともできない。もちろん、メールや電話も不可。

ポケモン専用にスマホを使うので、親としては安心だ。例えるならば、「ゲームソフトが1つだけ入ったゲーム機」を子どもが使うようなもの。余計なことはできないので、フィルタリング機能などという馴染みの薄いものを使わなくてよく、SIMを入れれば自動的にPokemon GO以外の通信は排除されるので、自動でフィルタリング機能が付くSIMと言える。

日本通信、ポケモンGO専用SIMを新発売




VPN経由でもプレイ可能。


F-SecureのFreedomeというVPNアプリを普段から使っているが、VPNをオンにすると、アプリなりサービスによっては利用できない場合がある。例えば、ビデオオンデマンドサービス経由でビデオを視聴する場合、VPNをオンにしていると再生そのものがされない場合、再生されるが音声が出ない場合(TVerアプリ)がある。

Pokemon GOは、VPNをオンにしたままでも使える。しかし、VPN経由だと通信が遅くなる傾向があり、その場合は、一時的にVPNをオフにしてプレイすることをオススメする。特に夜間はサーバーが混み合っているのか、アプリの動作が重いので、VPNをオフにして使う方が快適。