2014年12月24日

充電できたゼ。ダイソーの108円 Lightningアダプター



iPhoneを充電する専用のケーブルは高価なため、非純正のケーブルが雨後の竹の子のごとく販売されている。Amazonでも楽天でも、『lightningケーブル』で検索すると認証済みのケーブルから200円ぐらいの格安のものまで多種多様なLightningケーブルが販売されている。

Lightning - Micro USBアダプタ タイプのもの。

100円均一ショップで有名なダイソーで、Lightningケーブルが売られているとの情報があったので、実際にお店で実物を見てみようと思い、お店に行ってみた。

ケータイ用品売場でケーブルを探したものの、どうもケーブルは無くて、アダプターが売られていた。てっきりLightningケーブルが売られているものだと思っていたので、探すのに時間がかかった。



ダイソーのLightningアダプターは2種類あり、Lightning - Micro USBアダプタ、Lightning - 30ピンアダプタ、この2つが販売されている。どちらも価格は108円。


iPhone5、5s、5cに対応。iPadなどもOK。

今後のアップデートで使えなくなる可能性があると書かれている(黄色の部分)ので、使えなくなるリスクがある。


ちなみに、純正品だと、前者は1,900円、後者は2,900円なので、価格の差は明らか。

Lightning - Micro USBアダプタ

Apple Store Onlineより。


Lightning - 30ピンアダプタ

Apple Store Onlineより。


私が購入して使ったのは、Lightning - Micro USBアダプタ。Micro USBケーブルはなんだかんだでたくさんあり、余ったケーブルを利用できるのでこちらのアダプターを選んだ。スマホやモバイルルーターなどにはMicro USBケーブルが付属していることが多く、このケーブルは増えやすいので、アダプターで用途が広がればありがたい。

古いApple製品を持っている人は、30ピンタイプのケーブルを持っているだろうから、Lightning - 30ピンアダプタを使ってもいい。


ジップロックのような梱包袋。



チャンと使えるの?


一番気になるのはこの点だろう。「108円のアダプターなんてチャンと使えるの?」と反射的に思ってしまうが、結論から書くと、確かに充電できる。

iPhone5S、iOS8.1.2の条件で使ってみたが、充電はできた。このアダプターは充電専用のアダプターなので、データーの同期はできない。iTunesと接続して、アレコレと操作することはできない。

この商品の特徴だが、リバーシブルアダプターではないので、UPSIDEと書かれている部分を画面側にして挿す必要がある。

こちらが上になるように接続する。



特許を回避して、プラスチックで作られている。


リバーシブル仕様はAppleの特許なので、その特許を回避するべくこのアダプターは挿入する向きが指定されている。

接続部分はグレーのプラスチック製で、電気的に接触する部分だけ金属が使われている。本体は軽く、プラモデルの部品のような軽さ。

裏側。

Micro USBを挿入する部分。

純正ケーブルと比較。表側には端子がない。
裏には端子がある。端子が一部欠けているが、これで正常らしい。



アップデートで使えなくなる可能性もある。


パッケージに使えなくなる可能性があると書かれているので、「もし使えなくなっても責任を負いませんよ」という意味なのでしょう。108円ですし、非純正ですし、まぁ6ヶ月ぐらい充電で使えれば十分にモトは取れる。

特許を回避するように作られたアダプターなので、いかにもAppleが嫌がりそうな製品だ。

ケーブルと接続。


せめて純正ケーブルが1,000円で販売されていれば、非純正のアイテムを使うこともないのだけれども、あの価格だからねぇ、、。

本体に接続。
アダプターで充電できている。

Micro USBケーブルが余っていて、Lightningケーブルの予備が欲しい人は、ダイソーのアダプターを使ってみてはいかがでしょうか。