敷地内でのテザリングを禁止したい米ホテル業界に、GoogleやMicrosoftが反論
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141225_681827.html
ホテルがテザリングを禁止するのは、怪しいWi-Fiスポットに接続してアカウント情報などが抜き取られないようにするためらしいが、カギがかかっていないSSIDに接続してネットを使う人がいるのがそもそもの原因だろう。
海外では無料のWi-Fiスポットが普及しているようで、あまり警戒しないで鍵なしのスポットに接続する人がいるのかもしれない。
日本だと鍵付きのSSIDが殆どで、オカネを支払って利用しているか、キャリア経由でパケット定額契約をしている人がオプションでWi-Fiスポットを使っているか、この2つが大半だ。そのため、怪しくて妙なWi-Fiスポットを使う必要はない。
「おっ! カギがかかっていないSSIDがあるぞ。接続しちゃえ」という他人の回線にタダ乗りする人もいるだろうけれども、情報を抜き取られてアカウントを乗っ取られるとか、自分のネットバンキング アカウントから不正に送金されるなどのリスクがある。タダでネットを使えるというのは甘い誘惑だけれども、そういうSSIDに接続するのはヤメておくべき。
無料でWi-Fiを開放しているサービスは少なくて、よく知られているのはセブン-イレブンのWi-Fiサービスだと思う。このサービスは、無料でアカウントを作ると、1日に3回まで接続できるサービスで、使っている人もいるんじゃないか。ただ、セブン-イレブンのSSIDも鍵なしなので、使うときはVPNなどを使って自己防衛しておくように。
中には手続き無しで自由に接続できるWi-Fiスポットもあって、ルスツのWi-Fiはその典型。北海道のリゾート施設で、外国人旅行者が多いため、ルスツのWi-Fiは手続き無しでSSIDに接続すればすぐに使えるようになっている。
無料でWi-Fiを使うときは、VPNなどの防御策を講じた上で接続することをオススメする。
私はF-SecureのFreedomeが良いと思うが、他にもVPN関連のサービスはあるので、気に入ったものがあれば使ってみるといい。
ジャミングで個人利用のWi-Fiを邪魔するというのは理由は分かるとしても、何だかイヤラシイ感じ。「有料のWi-Fiサービスへ誘導するためにジャミングしているんじゃないか?」と思われかねないし、個人所有のスマホやルーターでテザリングするならば何も危険なことはないので、そういう人達にまで不便を強いているならば、あまりいい感じはしない。