2014年5月15日

スマホをトイレで充電する?



ショッピング施設のトイレで「スマホ充電」 勝手にコンセントを使ったら「窃盗罪」?|弁護士ドットコムトピックスショッピング施設のトイレで「スマホ充電」 勝手にコンセントを使ったら「窃盗罪」?|弁護士ドットコムトピックス

 スマホを使っていると、充電切れになる心配があり、モバイルバッテリーやケータイショップの充電サービスを使っている人もいるのではないでしょうか。暇があればケータイを触っている人だとスマホのバッテリーの減りも早くて、「あぁ、バッテリーがぁぁ、、」なんてこともあるはず。



 ケータイショップ、ドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップなどに行くと、無料で充電できるサービスがあります。電気はタダではありませんから、無料で充電できることを知らない人もいるかもしれませんが、お店によってはサービスとして実施しているところもある。

 とはいえ、無料で充電できるといっても、充電は2,3分で終わるものではないので、本格的に充電するとなると30分とか1時間ほどお店に滞留するか、充電ボックスにロックをかけて買い物に行くとか、ある程度の時間が必要になる。例えば、ドコモショップの充電ボックスにはダイアルロックがあって、盗難を防止しつつ充電しておくことができるようになっていた。そのため、ジーっと自分のケータイを見張っておく必要はない。

 無料だから使っている人も多いのかと思うところだけれども、実際はほとんど使われていない。無料で充電できるといっても、何だか後ろめたいし、ケチくさいとお店の人に思われる感じもあって、私も使ったことがない。使うとすれば、緊急的に10分ほど充電するぐらいの使い方になると思う。充電だけを目的にお店に行くのはやっぱり心苦しいから、どうしても充電したいならばモバイルバッテリーを持ち歩くぐらいでいいと思う。

 中には変わった人がいて、トイレの電源を使ってスマホを充電する人もいるらしい。トイレといっても自宅のトイレじゃなくて、ボットン便所でもなくて、ショッピングセンターのトイレ。さらに、トイレはトイレでも、何の変哲もない駅のトイレのようなタイプではなくて、先進的な温水便座装置が付いたトイレでスマホを充電するらしい。

 ウォシュレット トイレというと分かりやすいかもしれないが、あの装置は電気で動いていて、便座からコードが出ているので、それを電源コンセントに差し込むと動くようになる。つまり、便器の近くに電源コンセントがあるので、それを使ってスマホを充電するという寸法。ウォシュレットの電源プラグを抜いて、自宅から持参したACアダプターとUSBケーブルを電源に接続し、スマホにコードを差し込み、電気をコッソリといただく。

 パッと自分の身の回りを見渡して、「おっ! 電源があるぞ」と気づけば、スマホを充電してやろうと考えるヒトがいても不思議じゃない。ちなみに、私は温水便座がキライで、ウォシュレットでおしりを洗うというのがどうも好きになれない。お湯がおしりに当たる感覚が気持ち悪くて、今まで2回ほど使ったことがあるけれども、それ以降は使っていない。

 ウォシュレットがないともう生活できない。そんな人もいるようだけれども、私にとってはそこまで必需品じゃないし、無くても全然差し支えない。トイレでおしりを洗わなくても、お風呂で洗えるのだから、あえて毎回洗う必要もないと思う。

 そんなタイプだから、温水便座の電源でスマホを充電してやろうなんて思いつかなかった。さらに、ACアダプターやUSBケーブルを持ち歩いていないので、どこでもサッと充電できるような状態にもなっていない。

 ショッピングセンターの電源を使って充電すると窃盗罪になるらしいし、トイレの他の利用者にも迷惑が掛かりそうなので、モバイルバッテリーを使うのが無難だと思う。近頃は、温水便座の電源を抜くと、アラームが鳴ったり、警備室に通知が行ったりなど、色々とメンドクサイ仕掛けもあるので、なおさら温水便座の電源を流用するのはヤメておいた方がいい。

 どうしても充電したければ、ケータイショップに行って、堂々と無料で充電してしまえばいい。コソコソと充電して盗人と言われるよりはマシだし、ケータイショップはあちこちにあるので、ちょっとウロウロすれば見つかるはず。スマホだと、共通のmicroUSBケーブルを使っているので、ソフトバンクのスマホをドコモショップで充電したり、ドコモのスマホをソフトバンクショップで充電したりもできそうなので、使い勝手は良いかもしれない。