KDDIから夏モデルのケータイが発表された。一言でまとめると、売るべき端末は全部揃えたという感じ。docomoよりもKDDIが先にGALAXYの新機種を発表したのは初めて。XPERIAの新機種があり、さらにはXPERIA Z2 Tabletまである。
LGのisaiやASUSのMeMO Padがあるのは意外だったが、他はいつものauらしいラインナップだった。MeMO PadはLTE版なのだろうけれども、Wi-Fi版は去年の2013年12月に発売されているので、新機種というわけではない。isai FLは、旧モデルのisaiがMNP特価で投げ売りされていたにもかかわらず、新機種としてまた登場した。
夏はGALAXYで、秋はiPhone、XPERIAは春夏秋冬で新機種を発売するのが定例になってきた感がある。そろそろスマホも、手を替え品を替えという段階に達してきて、新機種をすぐにでも欲しいというほどでもなくなってきた。半年もすれば随分と価格が安くなるのがスマホの特徴で、MNP契約を前提にすれば、半年で一括0円も普通にあり得る。
今回最も気になったのは、WiMAX 2+に対応したという点。夏モデルの一部を除いてWiMAX 2+に対応したようで、「もしかして通信制限なしのWiMAXも使えるのか?」と思ったが、auのウェブサイトを見ると、LTEとWiMAX 2+は自動で切り替える仕組みで、旧規格のWiMAXには接続できないように読める。混雑していない回線を自動で選択し、LTEかWiMAX 2+のいずれかに接続するのが今回の夏モデル機種とのこと。
そのため、7GBの通信枠をLTEとWiMAX 2+で分け合うような形になるのだと思う。
久しぶりのWiMAX対応機種なので、WiMAX 2+だけでなくWiMAXも使えれば、旧機種(HTC JやGALAXY S2 WiMAXなど)からの買い替えも促せたかもしれない。