2014年6月16日

スマホ代金の未払いで信用ブラックになるのを防ぐ方法。



信用「ブラック入り」増加 原因はスマホ代金 – すまほん!!信用「ブラック入り」増加 原因はスマホ代金 – すまほん!!


ケータイの主流が普通のケータイからスマホにシフトして、新機種が毎月のように発売され、新しいスマホを見るたびに欲しくなる。そんな人も少なくないかもしれない。

ただ、スマホという商品は普通に購入すると高価な商品で、ホイッと購入するには躊躇するほどの品物。そのため、携帯会社を乗り換えて格安で端末を手に入れたり、型落ちのスマホをリーズナブルに購入したり、他にはネットオークションで白ロムを購入するという方法でスマホを手に入れる人もいる。



とはいえ、皆が皆、賢くスマホを購入しているとは限らず、中にはケータイショップに行って、分割払いでスマホを購入する人もいる。この分割払いがクセモノで、ヘタに手を出すと、毎月の支払いが負担になり、中には信用情報が事故扱いになるケースもある。

端末代金が未払いになると、色々なところで影響が出てきて、新規にケータイを契約できないとか、ナンダカンダと都合がわるいことも起こる。そのため、できることならば、ケータイ関連で信用事故を起こすのは避けたいところ。


なぜスマホの分割払いで信用がブラック化するか、その原因は、実質0円と一括0円の違いを理解していない点にある。

おそらく、分割払いを滞らせる人は、「実質0円でこの人気スマホを持てますよ」という誘い文句に惑わされて、ケータイショップでスマホを契約してしまっている人が多いのではないか。

ケータイショップには特徴があって、通信会社の代理店、docomoショップ、auショップ、SoftBankショップなどは、スマホ本体を実質0円で販売するのが通常。0円といっても実質というところがミソで、実態は定価販売と考えるべき。つまり、「実質0円=定価販売」なのであって、0円だからさもオトクであるかのように思えるが、スマホ本体を定価で買っていることと同じ。

もちろん、通信会社の割り引き施策により、通信料金が毎月、割り引きされるので、必ずしも損とは言えない。しかし、割り引きの額とスマホ本体の分割代金がほぼ同額になり、さもタダでスマホをゲットしたかのように錯覚してしまうので、ここは注意が必要。


一方、実質0円ではなく、一括0円の場合は、これは正真正銘の0円と考えていい。分割払いは無いので、途中でケータイを解約しても分割代金が残ることはない。

機種変更の場合は、一括払いで0円だとか9,800円ぐらいのスマホはなかなか無いので、探しにくいけれども、型落ちのスマホだとたまに一括特価で販売しているので、そういう機種を選べば安心だろう。

MNPや新規契約だと、機種変更の場合よりも安く端末を購入できる場合があり、特にMNPの場合は一括0円のスマホも多々ある。信用ブラックを回避するには、MNPで通信会社を変えて、一括0円の機種を選べば、まず問題は起こらない。


実質0円と一括0円の違い。この点をキチンと理解していれば、ほぼ信用ブラックになることはなくなる。